ダイビング愛好家にとってダイビングバックは欠かせないものです。
長年ダイビングを行っている人やこれからダイビングを始める人へ、重い器材を運ぶ為に最適なバックを紹介します!
「スキューバプロ」や「ガル」などのメーカーから多く出ているダイビングバックですが、何を基準に選べばいいのでしょう。
自分のダイビングシーンにあったバックの選び方は必見です。
ダイビングバックの選び方
ダイビングバックはどんな事を注意して選ぶのでしょう?まずは基本となる選び方を見ていきます。
ダイビングバックは一般的にデザイン性というよりも機能性を重視したものが多いといわれていますが、最近ではカラバリが豊富なダイビングバックも数多く発売されていますね。
持ち運びやすさ
ダイビング器材というと、ダイブコンピューターやウエットスーツ、マスク、フィンそして重器材となるBCDとレギュレーターなどで、これだけでもかなりの重量になります。
その他にもダイビングベルやダイビングホーン、カメラや着替えなどダイビングに荷物は付き物です。
「ダイビング魂」とも呼ばれる重器材の持ち運びですが、出来るだけスムーズに楽に行えるようなダイビングバックを選びましょう。
基本的には小さな力で持ち運びの出来るキャスター付きや肩掛けのできるものがおすすめです。そのほかにもメッシュ素材でバック自体の重さを軽減したものなどもあります。
メッシュタイプは通気性が高く、ダイビング後の水気を落としてくれるのでカビや匂いの心配も少なくなります。
ダイビング機材の保護力の高さ
重機材が多いダイビング機材ですが、マスクやシュノーケリングなど壊れやすいものもありますね。
特に飛行機での移動や、船での移動など長時間の移動をする際はバックの保護力にも注意したいものです。
耐久性が高く、出来れば錆びにくいものがいいでしょう。海への持ち込みが多いと潮風でさびやすくなるもの、長く愛用するためにも錆びにくい加工がしてあるものがおすすめです。
ハードケースとして耐久性の強い通常の旅行ケースを選択する人もいるようです。その際も錆びにくいものを探すことをおすすめします。
収納力の高さ
収納力の高さは最も重要といえるかもしれません。
上記したようにダイビングにはとにかく荷物が多いものです。上級者ほど荷物が増えるといわれており、器材にこだわりだすとドンドン荷物は増えていきます。
必要なもののみを持参して、現地でレンタルをする方法もありますね。
どちらにしろ、ダイビングバックには高い収納力が求められます。
自分のダイビング器材が全て入る容量の物を選ぶようにしましょう。ダイビングへ行く際に、小さなバックをいくつもぶら下げていくのは大変ですね。
シーン別!ダイビングバックの選び方
ダイビングバックはどこに何を運ぶのか……軽器材のみか重器材もはこぶのかで、求められる大きさや機能性が変ってきます。
自分のダイビングスタイルに合った最適なダイビングバックを探しましょう。
島や海外へのダイビングはキャスター付きハードケース
飛行機を利用する機会が多いダイバーは断然丈夫なハードケースがおすすめです。
その際に気を付けたいのが各飛行機会社の無料預け入れサイズ。エコノミークラスの場合一般的に20㎏までの荷物は無料となっています。
また縦×横×高さの合計は160cm弱という航空会社が多いようです。バックの個数も1個~2個という規定があるので利用する航空会社を事前に確認しておくといいでしょう。
超過料金は重さや飛距離によっては高額になる事もあるので気を付けましょう。
重器材を持っての移動にはキャスター付き軽量バック
BCDやウエットスーツなどひと揃え持っての移動にはキャスター付きのダイビングバックがいいでしょう。
肩にかけての移動はかなりの負担になり、長い移動はダイビング時に疲れが残ってしまう事もあります。
キャリーカートタイプに重さを感じるという人は、メッシュ生地などの軽量のバック+キャリーカートなどを用意するのが一般的です。
キャリーカートを別に購入する際はダイビング後の水を吸った器材にも耐えられるように、耐荷重の大きいものを選ぶようにしましょう。
軽機材のみなら防水バック
ダイビングをもっと手軽に楽しみたい、シュノーケルマスクやフィン以外はレンタルで済ませるという人は防水性の高いダイビングバックがおすすめです。
密封性が高く砂などが入りにくいタイプのバックが近年人気を集めています。また小型のバックはカラバリが豊富で遊び心をくすぐるデザインが多いのも特徴です。