ボルダリングはシューズがあれば気軽に始めることが出来るため、非常に人気が高まっているスポーツです。シューズは登りやすさに直結しているため、より使いやすいものを選びましょう。
初心者から中級者の人のためのボルダリングシューズの選び方をサイズや種類などに注目してご紹介します。独自に厳選したおすすめのボルダリングシューズもランキングにしましたのでチェックしてみてください。
ボルダリングシューズのサイズは小さめを選ぶ!
ボルダリングシューズは「小さめのサイズを選ぶと良い」といわれています。ボルダリングシューズのサイズ感について詳しく見ていきましょう。
小さなホールドをしっかり踏むため小さいものを選ぶ
ボルダリングシューズは手でホールドをつかむだけでなく、足でホールドを踏むことでバランスを取ります。さらに上のホールドに移動する際にはホールドに足をかけて体を持ち上げます。
手だけではなく足でもホールドをつかむイメージで踏むため、ピッタリしたサイズの靴を履きます。
プロは驚くほど小さいものを選ぶ
プロのクライマーの中には普段履いている靴よりも4〜5cmも小さいサイズのボルダリングシューズを選ぶという人もいます。プロの場合にはホールドもより小さくなるため、しっかり踏むためにこのくらいキツめのサイズを選びます。
初心者なら普段履く靴より1cm小さめが目安
初心者が登るコースはホールドも握りこぶしくらいのものなので、プロが使うものほど極端に小さくなくても大丈夫です。普段履いている靴よりも1cm程度小さいものを目安に選びましょう。靴の中で足の指を丸めた(握った)ような形になります。
靴下を履くか?履かないか?
ボルダリングシューズは基本的に靴下を履かずに素足のまま履く様に出来ています。ですが蒸れ防止などのため、薄手の靴下を履く人も多いです。
マイシューズであればフィット感やホールドを踏んだときの感覚を活かせるように靴下を履かない方がおすすめですし、サイズも選びやすくなります。
我慢できる基準は「1〜2分」
ボルダリングシューズを履いたとき、痛くて耐えられないというサイズではボルダリングを楽しむことが出来ません。ボルダリングシューズは登り終えたらすぐに脱いでしまうため、登っている時間の目安である1〜2分程度我慢できれば問題ないでしょう。
つま先立ちをしてチェック
ボルダリングではホールドを踏むときにつま先に力を入れるという場面が非常に多いです。シューズを履いてつま先立ちが出来るかというのもサイズを確認する手段です。5分ほどつま先立ちが出来れば大丈夫です。
ボルダリングシューズの種類による選び方
ボルダリングシューズは締め方と靴底によって種類が分かれます。どの種類のシューズが良いのか、メリットやデメリットをチェックしましょう。
靴の締め方による選び方
ボルダリングシューズには、ベルクロタイプ、靴紐タイプ、スリッポンタイプの3種類があります。
ベルクロは着脱がしやすく、きつさの調節も可能なので便利です。
靴紐タイプは着脱はしにくいですがベルクロタイプよりも細かく調節が出来るのが大きなメリットです。
スリッポンタイプは着脱が最も楽なシューズで柔らかく作られているので足に馴染みやすいですが、長期間使用していると伸びてしまうという恐れがあります。
靴底やつま先の形による選び方
ボルダリングシューズには靴底やつま先にもいくつかの種類があります。つま先が下をむいている「ダウントゥ」はつま先立ちがしやすくなっています。つま先が親指側にカーブしている「ターンイン」は親指に力を入れやすくなっています。