旅先などでサイクリングを楽しめる折りたたみ自転車は、特に交通の便が良くない所では大活躍します。
また収納スペースが限られた場所でも使用できるので、現在注目を集めています。
Panasonic(パナソニック)やBRIDGESTONE(ブリジストン)など人気メーカーも様々な折りたたみ自転車を販売しています。
通常の自転車との違いを確認しながら折りたたみ自転車の選び方をマスターしましょう。着目点は速さと軽量さです。
折りたたみ自転車の選び方
室内保管が可能な折りたたみ自転車は盗難防止などの対策にも優れています。しかし走行に関しての機能面は通常の自転車に比べ少々劣ります。
そんな利点や欠点のある折りたたみ自転車ですが、購入の際はどんな点に注目すべきかをしっかり確認していきましょう。
信頼性があるか否か
自転車を選ぶ際に信頼できるメーカーなのかどうかが気になる点です。信頼できるメーカーは部品などにもこだわり安全性も高く作られています。
ホイールやバルブなど細かい点を自分で確認出来る上級者ならともかく、自転車にあまり詳しくないという人は大手メーカーの自転車を選ぶといいでしょう。
折りたたみしやすいものを選ぶ
折りたたみ自転車の最大の特徴といえるのが「折りたたみ可能」という点です。現在は下記の3タイプの折りたたみ方が主流です。
- 後輪を反転させて3つ折りにするタイプ
- 真ん中からフレームを2つ折りにするタイプ
- 縦にたたみ縦長になるタイプ
自分の好みにもよりますが、なるべく簡単に、そしてスムーズに折りたためるものがいいでしょう。
一般的にコンパクトにしたいなら3つ折り、簡単なのは2つ折り、スムーズさを優先するなら縦折りです。
またコンパクトさを考えるならタイヤのサイズが直結してきます。18インチ以下ならかなりコンパクトに収納可能です。しかし大きな段差などに弱いので走行の際は段差に注意が必要になります。
基本は軽量さ重視
折りたたみ自転車はその構造上意外と重さがあります。
フレーム素材などによって大きく差が出てきますが、収納場所まで手で持って行く事を考えると10kg~20kgが妥当ではないでしょうか。
また山や峠などをサイクリングするなら、ギアなどのスペックが高く、かつ軽量のものがおすすめです。
毎日使用するなら耐久性のあるものを選ぶ
通勤などで毎日使用し、毎日折りたたみをするのなら耐久性は最も重要です。
いうまでもなく毎日の使用は負荷も大きくかかります。部品やフレームに耐久性がないと安全面でも不安が出ますね。
耐久性が高くなるほど材質や部品が高級になるものです。極端に低価格な商品は耐久性も低めといえるでしょう。
ポタリングするなら荷物が積めるタイプを選ぶ
折りたたみ自転車はバスケットが付いているものとそうでないものがあります。そのためポタリングなどをする場合、バスケットが付いているタイプか輸行バッグなどを取り付け可能なタイプだと便利です。
しかし全ての折りたたみ自転車に付けられる訳ではありません。
ポタリングにはバスケット・バッグやライトなどのアクセサリが付いている、もしくは付けられる事が出来るタイプがおすすめです。
長距離を乗るならサスペンション付きのもの
旅先や通勤・通学で比較的長い距離を走るのであれば、路面からの衝撃を和らげるサスペンション付きの折りたたみ自転車がおすすめです。
重量的には少々重さが出てきますが、疲れにくいという点を優先する人にはサスペンションが一押しです。
サスペンションにはフロントやリアなどつく場所に種類がありますが、特にリアサスペンションはお尻を中心に体全体の衝撃を和らげてくれます。
オフロードではハンドルがとられにくいフロントサスペンションがおすすめですが、街中での使用には必要性が低いです。
基本は軽量だがスピード感を重視するという手もある
折りたたみ自転車はその特徴ともいえる持ち運び可能な点を考えると、より軽量である事が利点になります。
しかし実際に耐久性などを考えると、極端に軽量な自転車は素材などに問題があり安全性に欠けるといえます。多少重さがあっても、スピード感を重視するというのも良いかもしれません。
ロングライドを考えているのならホイールのサイズは20インチ以上は欲しいもの。20インチ以上の方が走行性が高くスピードも出しやすくなります。
スポーツバイクとして乗るならギアは7段以上
どこへでも持ち運べる折りたたみ自転車をスポーツバイクとして乗る人も多いのではないでしょうか。
その場合はロードバイクの使用と少々違った着眼点が必要になり、ギア数がポイントになります。通勤や通学仕様の場合は6段ギアで十分に対応可能です。
ギア数はスピードにつながるのもので、内装・外装とタイプは分かれますがスポーツバイクとして使用するなら7段以上のギアが向いています。
折りたたみ自転車おすすめ人気ランキング10位~7位
10位圏内の折りたたみ自転車は安全性が高く、機能性のあるものが選ばれています。
最も選ばれている20インチのタイヤがコンパクトと走行性を併せ持った人気サイズといえそうです。
10位:LUCK store 折りたたみ自転車 20インチ
20インチのバスケット付きで、折りたたみレバーを使用すればわずか5秒で折りたたむ事が可能です。
折りたたみ状態のサイズは長さ・高さ・幅が830×760×360mmあり、重さは16.6kgで、世界レベルのシマノ製6段ギアを装備しています。
LEDライトやワイヤーロックなどもついており、サスペンションも装備しているので長く乗っていても疲れにくいと定評があります。
9位:BTM 折りたたみ自転車
20インチのバスケット付きで、シマノ製の6段ギアを使用しています。
折りたたみ状態のサイズは長さ・高さ・幅が790×750×370mmあり、重さは15.5kgで、ハンドル部分は滑り止め設計がされており前輪にはVブレーキを使用しています。