トレーニングジムでワークアウトしている人やランニング中の人が音楽を聴きながら運動している姿をよく見かけます。
勉強中や仕事中に音が流れていると集中できないという人もいますが、運動中に音楽を聴くとパフォーマンスが向上するなどのさまざまな効果があるといわれています。
今回は筋トレ効果が急上昇するおすすめ人気ソング12選をご紹介します。洋楽・邦楽・EDMのカテゴリーから、筋トレ中のモチベーションを高める曲が勢揃いです。筋トレにふさわしい曲の選び方も一緒に解説していきます。
- 1 ワークアウトで曲を聴く効果
- 2 筋トレパフォーマンスを向上させる音楽とは?
- 3 筋トレ効果を上昇させる曲の選び方
- 4 筋トレ向けおすすめ人気ソング:12位〜4位
- 4.1 12位:Lose Yourself – Single (Eminem Tribute)
- 4.2 11位:Sparks – Steerner
- 4.3 10位:On Our Way – The Royal Concept
- 4.4 9位:Bounce Generation (Original Mix) – TJR & VINAI
- 4.5 8位:Out Of Control – Man With A Mission × Zebrahead
- 4.6 7位:Club Can’t Handle Me (Flo Rida Tribute Version)
- 4.7 6位:タマシイレボリューション – Superfly
- 4.8 5位:Viva La Vida – Coldplay
- 4.9 4位:Won’t Stop Rocking – R3HAB & Headhunterz
ワークアウトで曲を聴く効果
音楽はリラックスや快眠のため、また仕事中などさまざまな場面で集中力を高めたり心や身体を落ち着かせたりするために使用されています。それではワークアウト中に曲を聴くとどのような効果が期待できるのでしょうか。
モチベーションと集中力を高める
ワークアウト中に音楽を聴く一番の効果がモチベーションを高めるということです。ただ黙々とワークアウトをするよりは、行うワークアウトに適した音楽を聴くことで高いモチベーションを維持することができます。
途中できつくなっても音楽のテンポにのって最後までやり遂げようという心持ちができます。音楽が頭の中に流れていることでトレーニング中に余計な考え事などをせず集中することもできます。
時間の管理ができる
ワークアウト中に何度も時計を見て、経つ時間の遅さにげんなりする体験は誰でもしているでしょう。ワークアウトの始めから終わりまで静かな状況でトレーニングをすると、時間が経つのが遅いと感じてしまいます。
アップテンポなリズムに合わせて行うワークアウトは、時間が経つのを忘れてしまいます。曲が進むにつれて、あともう少しだから頑張ろうというような意気込みが湧いてくるはずです。
また、自分で編集したプレイリストを聴きながら行えば、ワークアウト中に時計を使わなくてもインターバルの時間を管理することができます。
パフォーマンスの向上
音楽は小脳を活性化させるといわれています。小脳は行動を記憶しコントロールする部分です。繰り返し行うトレーニングを小脳が記憶し、その積み重ねでトレーニングの成果が表れてきます。
音楽は耳から直接小脳へと入っていくので、大脳で何かを考えることを省くことができ集中力が高まります。そのため音楽を聴きながらトレーニングをすると小脳が刺激されパフォーマンスの向上につながります。
さらに、動きのリズムに合った音楽を聴きながらトレーニングすると、小脳がその動きとリズムをセットで憶え身体の動きがよくなるともいわれています。
筋トレパフォーマンスを向上させる音楽とは?
きつくて苦しい筋トレの効果を上げるには、ただ音楽を流せばいいわけではありません。まず自分の好きな曲だからといって筋トレに集中できない曲を聴くのはやめましょう。
筋トレ最中に感情移入してしまうような歌詞が入った曲も向いていません。筋トレは鍛えている筋肉を意識して行うことが重要なので、筋トレより歌詞が頭に入ってくるようでは筋肉への意識が薄れてしまいます。
しかし、歌詞の中でも苦しい筋トレを乗り越えられるメッセージ性のある曲はやる気を奮い立たせてくれます。ところどころで勇気を与えてくれるような言葉が入っていれば、最後までやり遂げようと思えるはずです。
歌詞はなくてもトレーニングのリズムに合ったテンポのよい音楽を使うと小脳が活性化されトレーニング中のパフォーマンスがアップします。また、きついトレーニングだからといって癒し系やリラックス系の音楽を聴くことは、意識を集中させる筋トレ最中には向いていません。
筋トレ効果を上昇させる曲の選び方
音楽を聴きながら運動するとさまざま効果があることが分かりました。それでは筋トレの効果を上昇させるにはどのような曲を選べばいいのでしょうか。
筋トレを始めるまで
筋トレを行うトレーニングジムに行くまでや筋トレ前のウォーミングアップ、準備運動時には気分が高まる曲を選びましょう。自分の好きなアーティストや普段から聞いているお気に入りの曲でもかまいません。
この曲を聴くと前向きになれるというような歌詞が入っているものいいでしょう。トレーニングのリズムに合っているテンポのよい曲を選ぶと清々しい気持ちで筋トレを始めることができます。
筋トレ前半
トレーニングの始まりはアップテンポでテンションのあがる曲が向いています。邦楽であれば応援ソングのような、スポーツ大会やオリンピックのテーマ曲になったものもいいでしょう。
また、トレーニング中のパフォーマンスを上げるためには脳内に酸素を増やし筋肉内の血流をアップさせるアドレナリンが必要です。このアドレナリンはトレーニング序盤から高めていかなければなりません。
アドレナリンを出すには洋楽のロックのようにノリがよく激しいテンポの曲が適しています。
筋トレ中盤から後半
筋トレの中盤から後半にかけてはトレーニングのペースアップに合ったテンポのよい曲を選びましょう。テンポのよい曲は筋肉をリラックスさせる効果があるといわれています。
筋トレが苦しくなり筋肉の疲労が溜まってくる中盤から後半にかけては、筋肉の緊張をほぐすEDMのようなリズム感のある曲が適しています。肉体にかかったストレスを発散させリラックスした気分で筋トレを終了させるようにしましょう。
筋トレ終了後
厳しい筋トレが終了したら身体全体の疲れを和らげ気持ちを落ち着かせることが大切です。特に、長時間かけて筋トレを行うとコルチゾールというストレスによって分泌されるホルモンが増えてしまいます。
コルチゾールは筋肉を分解し破壊するといわれています。筋トレ中に出る精神的ストレス、肉体的ストレスをいち早く取り除くためにも、テンポのゆっくりした音楽で身体と心を休めることが大切です。
自分の好きなバラードや心地よいスローテンポのクラシック音楽を聞いて緊張をほぐしていきましょう。
筋トレ向けおすすめ人気ソング:12位〜4位
ここからは筋トレに適したおすすめ人気ソングをご紹介していきます。洋楽・邦楽・EDMの中から筋トレ中に聴けば効果が急上昇する12曲を厳選しています。
12位:Lose Yourself – Single (Eminem Tribute)
Eminem(エミネム)の代表作ともいえるヒップホップです。同じリズムとテンポを繰り返す曲なので、余計なことを考えることなく筋肉だけに意識をもっていくことができます。
エミネムの独特でかっこいい世界観が筋トレ中の集中力を高めてくれるでしょう。
11位:Sparks – Steerner
DJ steerner(スターナー)が手がけるEDMの一曲です。スウェーデン出身のスターナー独特の爽やかできれいな曲の流れが筋トレ効果をアップしてくれます。苦しい筋トレを前向きに明るくしてくれるEDMです。
10位:On Our Way – The Royal Concept
こちらもスウェーデン出身のロックバンドThe Royal Concept(ロイヤル・コンセプト)の一曲です。北欧を想像させるような澄んだメロディは筋トレ中のきつい時間も忘れさせてくれるでしょう。
「信じて進もう」という前向きな歌詞が筋トレにぴったりでモチベーションも上がります。
9位:Bounce Generation (Original Mix) – TJR & VINAI
イタリア出身のユニットVINAI(ヴィナイ)がDJのTJR(ティー・ジェイ・アール)とコラボしたEDMです。速いテンポで繰り返し続くリズムは筋トレ中盤からのテンポアップにベストです。筋肉だけに意識を移し集中力を高める一曲です。
8位:Out Of Control – Man With A Mission × Zebrahead
激しいテンポの曲を筋トレ前半に聴くとアドレナリンがどんどん分泌します。アメリカ西海岸のZebrahead(ゼブラヘッド)と日本のMan With A Mission(マン・ウィズ・ア・ミッション)がコラボしたノリが激しいロックです。
アグレッシブですが爽快感のあるこの曲を筋トレ中に聴けばモチベーションアップは間違いありません。
7位:Club Can’t Handle Me (Flo Rida Tribute Version)
アメリカ人ラッパー FLo Rida(フロー・ライダー)が手がけたアップテンポなナンバーです。ノリがとてもよく筋トレの厳しい時間を忘れるほど気分を上げてくれます。
トレーニング中盤から筋トレのテンポアップに聴くとモチベーションが上がって苦しい時間を乗り越えられます。
6位:タマシイレボリューション – Superfly
力強い声で背中を押してくれるのはSuperfly(スーパーフライ)の「タマシイレボリューション」です。2010年に行われたサッカーワールドカップの応援ソングとして誰でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
応援ソングからはつらい筋トレ中に元気をもらうことができます。元気で澄んだ歌声を聴いてモチベーションを上げていきましょう。
5位:Viva La Vida – Coldplay
Coldplay(コールドプレイ)の爽やかな歌声とリズムは筋トレ中のやる気を奮い立たせてくれます。
心地よいテンポで流れるようなリズムなので、筋トレの中盤から後半にかけて聴くと筋肉に溜まっている緊張を徐々にほぐしてくれます。
4位:Won’t Stop Rocking – R3HAB & Headhunterz
オランダ出身のEDMプロデューサーR3HAB(リハブ)と「ハードスタイル」という音楽ジャンルで実力トップのHeadhunterz(ヘッドハンターズ)が手がけたコラボEDMです。
テンポとノリのよいリズムは筋トレ中の集中力を高めてくれます。筋トレ中盤あたりに聴くと繰り返すリズムがトレーニング時間を忘れさせてくれるはずです。