初めてゴルフのアイアンを購入する場合は、単品でアイアンを揃えるよりもアイアンセットを購入することをおすすめします。アイアンセットはグリップやシャフトなどを同系列のパーツで揃えているため、同じ感覚でスイングが出来るという利点があります。
初心者向けにミスに強い“やさしい”アイアンの特徴と選び方、そしておすすめのアイアンセットランキングもご紹介します。
アイアンセットの本数の選び方を知ろう
まずはアイアンセットの中身を知りましょう。アイアンセットを購入したあと、さらに買い足さなければならないクラブを知っておくと慌てることはありません。
アイアンセットは何本セット?
アイアンは5番アイアンから9番アイアンまでの5本と、ピッチングウェッジ(PW)やサンドウェッジ(SW)などがあります。一般的に多いのは5〜9番とピッチングの6本がセットになったものです。
4本セットの場合は7〜9番とピッチングがセットになっています。多いものでは9本セットというものもあり、アイアンからウェッジまで全部おなじ系列のクラブで揃えたいという人に人気があります。6本セットを買っておけば問題はないでしょう。
ウェッジは単品で買い足す必要がある場合も
6本や4本のアイアンセットの中にはピッチングウェッジが含まれていますが、サンドウェッジは買い足す必要があるでしょう。ピッチングウェッジをサンドウェッジの代用として使う人もいますが、やはりバンカーショットをするにはサンドウェッジが便利です。
またアイアン・ピッチングウェッジ・サンドウェッジの間のロフト角のアプローチウェッジ(AW)やギャップウェッジ(GW)を購入する人もいます。
ドライバーとパターは別途買っておくこと
ティーショットの際に使うドライバーと、グリーンで使うパターは別途買っておくようにしてください。必ず必要になりますので、この2本が無いとラウンドに出たときに困ることになります。
最低限必要なクラブ数は?
最初にかかる金額を出来るだけ少なくしたい!という人はアイアン4本セット(7〜9番、PW)とサンドウェッジ、ドライバー、パターの7本を揃えましょう。
いずれ5・6番アイアンやアプローチウェッジなど増えてくる可能性がありますが、必ず使うというのは以上の7本です。
ミスに強い“やさしい”アイアンの選び方
初心者はミスをすることが多いため、ミスに寛容な“やさしい”アイアンを選びたいところです。やさしいアイアンとはどのような特徴があるのでしょうか。
アイアンの種類を知ろう
アイアンには「マッスルバック」「キャビティ(キャビティバック)」「中空」という3種類があります。最もおすすめなのはキャビティアイアンです。
キャビティアイアンとはアイアンのヘッドが大きくえぐれているものを指し、ヘッドが大きめでスイートスポットが広くなっているのが特徴です。重心を低くすることができ、ボールが上がりやすくさらにボールに当てやすいという特徴があります。
マッスルバックが最も難しいといわれ、ヘッドが小さくスイートスポットが小さいので上級者に向いています。中空は打ちやすさはマッスルバックよりも上ですが、弾道がやや低く出やすいという特徴があります。
ヘッドが大きめのものを買おう
初心者のうちはスイートスポットにしっかり当てるため、ヘッドの大きいアイアンを購入しましょう。キャビティアイアンがおすすめなのはヘッドが大きいためです。
ヘッドが小さくなるとフェードボール・ドローボールなどのコントロール性能が高まりますが、初心者はミスをしやすくなります。
ソールの幅は広めが良い
ヘッドの下部で地面につく面をソールといいますが、初心者は幅の広いソールを選びましょう。幅が狭いソールは地面に刺さってしまうことがり、ミスショットに繋がりやすくなります。
ソールが広ければソールが地面を滑ってくれるためミスを挽回することが出来ます。また、ボールが上がりやすいというメリットもあります。
シャフトは軽すぎないのがポイント
シャフトも打ちやすさを決める重要なポイントです。カーボンとスチールのシャフトが一般的で、カーボンの方が軽くて人気があります。ただし軽すぎるとスイングが安定しないというデメリットがあるため、男性はスチールシャフトにしても大丈夫です。