プールから上がった後は、なるべく早く水分を拭き取りましょう。ですが泳いだ後はかなり体力を消耗しているため、急いで体中拭くのが億劫なときもあります。そこで吸汗速乾性の高い素材を使用したタオルを使うと、効果的に水分を拭き取ることが出来ます。
吸水速乾性の高いセームタオルの特徴や水泳用タオルのサイズや選び方をチェックしましょう。おすすめタオルランキングもご紹介しています。
スイミングタオルの機能と効果をチェックしよう
スイミングタオルで体を拭く効果やタオルの機能についてチェックしてみましょう。
水から上がったらすぐに水気を取ろう
プールから上がったあとは、すぐに水気を取りましょう。体が濡れたままでは気化熱で体温を奪われて体温が低下します。
体温が低下すると体力までうばわれてしまい、その後のパフォーマンスが低下したり、体調を崩したりしてしまいます。出来る限り水気をとっておくことが大切です。
スイミングタオルの機能
スイミングタオルは水気を取るということに加え、肩からかけておくことで水分が蒸発して体温が奪われるのを防いでくれます。水気を切ったあとは大きめのタオルを頭や肩からかけておきましょう。
肌触りの良いタオルであればブランケットのように防寒用に使うことも出来ます。
最近話題の「セームタオル」は吸水速乾性が抜群
最近では吸水・速乾性の高い「セームタオル」を使用している人も多いです。セームタオルの特徴や手入れの仕方などをチェックしましょう。
セームタオルの特徴
セームタオルはスポンジのような素材で出来ており、吸水性が非常に高いのが特徴です。また、絞ると吸水性が戻るため、タオルが濡れたまま重くなるということはありません。
通常の綿のタオルでは濡れた状態から完全に乾くまで数時間かかりますが、セームタオルなら60〜90分あれば完全に濡れた状態からでもカラッと乾きます。
また非常に軽量で薄いため、持ち運ぶときにもかさばらないという利点があります。
セームタオルの使用上の注意
セームタオルは絞るだけで吸水性が戻るため、完全に乾燥させなくても使えてしまいます。そのため内部にカビが生えたり、ニオイがついてしまったりすることがあります。そういうときには熱湯をかけるなどして消毒をすると良いでしょう。
漂白剤や乾燥機は素材が劣化するため使用を避けましょう。
セームタオルは固くなる?
セームタオルは乾燥させると固くなります。たたんだ状態で固くなったセームタオルを無理やり開こうとすると素材が傷んでしまいます。水を含ませれば柔らかくなりますが、最近では固くならないセームタオルも増えてきています。
セームタオルを使った髪の毛の効果的な乾かし方
プール後やお風呂上がりなど、濡れた髪の毛を乾かすときにセームタオルを使いましょう。セームタオルでタオルドライしながらドライヤーを当てると、あっという間に髪の毛を乾かすことが出来ます。
髪の毛や頭皮が濡れたままだと頭皮の乾燥やフケ、皮脂の過剰分泌、ニオイなどの原因となることがあります。
夏の冷感タオルとしても使えるものがある
セームタオルの中には水を含ませることで冷感タオルとして使えるものがあります。水を含ませて軽く絞り、3〜5秒程度左右に振れば出来上がりです。気化熱を利用してひんやりとした触感を得ることが出来、真夏の炎天下などで大活躍します。
スイミングタオルのサイズと選び方をチェックしよう
スイミングタオルを選ぶときにはサイズ、素材、価格、メーカーをチェックしましょう。
サイズ
タオルを選ぶときにはサイズをチェックしましょう。小さいものでは背中まで拭くことが出来ませんし、十分な吸水力を得られない場合があります。
肩からかけて冷えを防ぎたいという場合は長さが150〜180cmのバスタオルと同じくらいのサイズの物を選びます。首からかけたり頭に巻いたりする場合には80cm程度のもので構わないでしょう。
素材
セームタオルのほか、通常の綿タオルや肌触りの良く柔らかいマイクロファイバー素材などがあります。吸水速乾性はセームタオル、肌に触れたときの心地よさはマイクロファイバーがおすすめです。