多くの人が愛用しているデッキパッドは、ボードの後ろ足を置く部分に貼り付ける事で滑り止めの役割を果たします。
GORILLA GRIPやDAKINE、Freakなど多くのメーカーがデッキパッドを販売しており、デザインやサイズも豊富に揃っています。
しかしデザインやサイズだけで選ぶと、後々の後悔に繋がるケースが多いので選ぶ際は注意が必要です。
サーフィン用デッキパッドのおすすめ人気ランキングや失敗しない選び方、そして難しいといわれているデッキパッドの貼り付け方をしっかり伝授します!
サーフィン用デッキパッドの選び方
デッキパッドを選ぶ際に注目すべき点は3つあります。
デッキパッドは短いスパンで交換するものではないので、妥協せずに納得のいくものを選びましょう。
好みのデザインを選ぶ
デッキパッドを好みのデザインだからという理由のみで選ぶのはおすすめ出来ませんが、自分好みのデザインを選ぶというのはサーフィンを楽しむ上で大切な事です。
通常はボードの購入時にデザインやサイズを合わせて購入しますが、後日購入するという場合は自分のボードに合ったデザインかしっかり吟味しましょう。
デザインの雰囲気は合わせやすいですが、カラーの組み合わせはなかなか難しいものです。
カラーの組みあわせに迷ったら、配色パターンのサイトなどを参考にするとしっくりくるカラーの組合わせを選べるかもしれません。
アレンジしやすいのは分割タイプ
デッキパッドには1ピースのものから5ピースのものまで、様々なサイズがあります。
通常はボードの横幅に合ったデッキパッドを選びますが、3ピースや5ピースといった分割されたタイプのものはボード幅に合わせる事が出来るので、自分好みにアレンジが出来ます。
またデッキパッドを少し離して貼り付ける事でグリップ力も上がります。
剥がれにくいのは1ピース
デッキパッドの裏はボードに張り付ける為の粘着性を持っています。
デッキパッドの粘着力に関しては各メーカーによって差が出てくる点ですが、より剥がれ難さを重視するのならば分割されていない1ピースの物を選びましょう。
しかし1ピースであっても、初心者が自分でデッキパッドを貼り付ける場合は難易度が上がるので注意が必要です。
夏場のサーフィンを楽しむなら硬すぎる素材はNG
デッキパッドの素材についても各メーカーによって差が出る部分です。
凹凸の形も様々で、使用されている素材によっては硬さを感じるものもあります。
ウェット着用時には問題ありませんが、夏場に水着でサーフィンをする人は、デッキパッドがあまりにも硬すぎるとパドリングの際に膝に痛みを感じてしまいます。
素材選びは好みの分かれる所ですが、硬い素材を選ぶ際は注意が必要です。
サーフィン用デッキパッドは滑り止め以外にも役割を持っている
デッキパッドの主な役割は「滑り止め」ですが、滑り止め以外の役割も持っています。
ワックスの使用量を減らす
滑り止めを貼る事でワックスを使用する手間が省けると同時に、使用するワックスの量も減らす事が出来ます。
サーフィン用のワックスには石油由来成分のパラフィンが使用されており、ワックスの量を減らす事で環境にも優しくなれるといわれています。
ワックスとの違いはキック部分にある
同じ滑り止め効果のあるワックスとの違いは、キック部分にあります。
特に上級者にとって重要なキック部分は各メーカーごとの特徴が出る部分です。キック部分の高さは技を掛ける際に使用する部分となり、ワックスでは存在しない部分となるのです。
しかしキック部分の使用に関しても個人で好みが分れるので、一概にキック部分の高さがあるから良いとは言い切れません。
サーフィン用デッキパッドの貼り付け方
自分でデッキパッドを貼る場合、どの位置にどのように貼ればいいのでしょうか。
失敗しない貼り方のキーワードは丁寧な作業です。
デッキパッドを貼る前にボードを綺麗にする
デッキパッドの粘着力を上げる為に、ボードは綺麗に汚れを拭き取っておきましょう。特にワックスなどはきちんと取り除いておきます。
新品のボードでも軽く埃などを払った方がいいですね。
デッキパッドを貼る位置を確認する
ボードが縦方向に見える位置に立ち、デッキパッドの保護シールが付いたままの状態で位置を決めていきます。
ボードの横に立って作業をする人が多いですが、横からの作業はデッキパッドを貼る位置がずれやすくなるので注意をしましょう。