デッキパッドはボードの回転系の技が決まりやすいように、なるべく後ろ側に張り付けるというのが定石ですが、初心者の場合はあまり後ろになり過ぎない方がいいでしょう。
位置を確認する時の注意点は下記の通りです。
- 上級者はなるべくテール寄りに付け、初心者はあまり後ろになり過ぎない位置に付ける
- リシューカップを覆わないようにする
- 分割タイプは少し隙間を開けるとグリップ力が上がる
- 鉛筆などで軽く印をつけておくとズレにくい
デッキパッドを貼り付ける
位置が決まったらデッキパッドを貼り付けていきますが、ここでもいくつかの注意点があります。
分割タイプの場合は真ん中のパーツから作業を開始し、位置やバランスを確認しながらサイドを貼り付けていきます。
保護シールは一気に剥がさず少しずつ剥がし、空気が入り込まないように気をつけながらボードに張り付けていきましょう。
貼り付ける時、デッキパッドの貼り付け部分にドライヤーを当てながら作業を行うと、粘着力が上がります。
デッキパッドを貼り付ける時の注意点は下記の通りです。
- 保護シールを一気に剥がさない
- 接着面は手で触らない
- ボードとデッキパッドの間に空気が入らないようにする
- ドライヤーの熱を当てて作業をすると剥がれにくくなる
- 貼り付け作業が終わったら圧をかけて密着させる
サーフィン用デッキパッドおすすめ人気ランキング10位~4位
ここからは人気の高いデッキパッドをランキング形式で紹介していきます。
プロサーファーのシグネチャーモデルも人気が高いですね。
10位: ショートボード用 GORILLA GRIP OZZIE
個性派に人気のデザイン性に優れたオーストラリアブランドGORILLA GRIP(ゴリラグリップ)の1ピースデッキボードです。
サイズは長さが約310mmで幅が295mmです。素材は速乾性に優れ最軽量といわれるEVA素材を使用しています。またダイヤモンド形状のグルーヴは強いグリップ力を発揮してくれます。
9位:Funktion デッキパッド SHORT MODEL PAD FK-PAD-ST
Funktionの3ピースデッキパッドは長さ345mm、キック部分の高さが20mmです。フラットアーチ構造となり、粘着力の強い3M製最上グレード9448接着シートを使用しています。
特徴的なのはベース部分の起伏のあるカットで、トレフィクションを最大にし強いグリップ力を生み出しています。踏み込んだ感覚が伝わりやすいと好評を得ています。
8位:FCS デッキパッド・JULLIAN WILSON BLUE-CAMO
世界トップクラスのWCT選手ジュリアン・ウィルソンのシグネチャーモデルです。長さは293mmで幅は297mmです。
抵抗を抑える為に多数の穴をあけており、足裏の感度を失わないように極薄の設計になっています。人間工学に基づいたデザインが強いグリップ力を生み出しています。
7位:DESTINATION サーフボード用デッキパッド FRONT
カリフォルニアブランドのDestination(デスティネーション)は多くのサーファーに愛されるブランドです。こちらはテール部分ではなくフロント部分に貼るデッキパッドです。
長さは310mmで最大幅は310mm です。凸凹が深くグリッド間隔が広いので、強いグリップ力を持ちながらも薄く超軽量の作りとなっています。
6位:TOOLS デッキパッド JOB ジェイミー・オブライアン シグネイチャー モデル
TOOLS(ツールス)は日本を代表するサーフブランドで多くのプロサーファーをサポートしています。3ピースタイプのデッキパッドで3M社製の強い粘着シートを使用しています。カラバリも豊富なので使用する事で個性が出るデッキパッドです。
RedBullのビデオシリーズ「Who Is JOB」でクレージーな魅力を発揮したプロサーファージェイミー・オブライアンのシグネイチャーモデルとして人気を集めています。
5位:Dakine デッキパッド Evan Gieselman
人気ブランドDakine(ダカイン)からは5ピースタイプのデッキパッドがランクインしています。長さが350mmで幅は300mm、キック部分は250mmとなっています。
フロリダのプロサーファーエヴァン・ガイゼルマンのシグネチャーモデルで、3M製高品質の接着面を使用しているので剥がれにくく、5ピースに分かれているので自分に合ったアドリブが可能です。
4位:DESTINATION SURF デッキパッド KEITH MALLOY 14
カリフォルニアブランドDestination(デスティネーション)の5ピースタイプのデッキパッドです。3M製最高級グレードの接着面を使用し剥がれにくくなっています。
長さが320mmで幅は320mm、キック部分は350mmです。グリッドピッチの幅が広くとれるので、グリップ力を保ちつつもノンデッキのような使用感が人気です。
サーフィン用デッキパッドおすすめ人気ランキング3位~1位
ランキングトップ3を見ていきましょう。
最も使いやすく主流となっている3ピースタイプのものが選ばれています。
3位:FREAK フリーク デッキパッド PHANTOM
軽くて耐久性がある事で支持を集めているアメリカブランドFREAK(フリーク)のデッキパッドは長さが325mmで幅は300mm、キック部分は30mmのサイズです。
国内では小波でもスピードが出しやすいFISH系ボードが人気ですが、フリークのファントムはそんなFISH系ボードにも対応しています。
またFREAKの独自開発したクロスカッティング製法は、強度のグリップ力を誇るとして本国アメリカでも話題になっています。
2位:UPALL サーフィン デッキパッド スリーピース
シンプルさが人気の3ピースデッキパッドは、赤と青と黒の3色展開でいずれも単色なのでどんなボードにも合わせやすいデザインとなっています。
サイズは最大横幅が約305mmでキック部分は28mmです。3M製の防水粘着テープを使用しているので粘着力が強いのも魅力です。
またデッキパッドのセンター部分がアーチ構造になっているので、足裏へのフィット感に優れています。
1位:ロゴ無し サーフィン デッキパッド スリーピース
人気1位はシンプルで合わせやすい王道の3ピースデッキパッドが選ばれています。全15色とカラバリも豊富ですが、レトロ感が出せるブラックカラーのデッキパッドが1番人気です。
最大幅は約305mmで長さは320mm、キック部分の高さは28mmです。ブランド品ではありませんが使い心地が抜群にいいと多くのサーファーに支持を得ています。
3M製の防水粘着テープを使用しているので剥がれにくく、センター部分はアーチ状になっており程よく足裏にフィットします。こだわりのブランドがなければ一押しのデッキパッドですね。
デッキパッドを上手く利用してサーフィンを快適に楽しもう
サーフィンを楽しむためには幾つかのアイテムが必要ですが、デッキパッドはより快適に波に乗るためのアイテムです。
またワックスの使用量を減らす事にもなるので、自然に優しいアイテムともいえます。
自分にあったデッキパッドを選び、愛用のボードをより快適にカスタマイズしたいですね。最高のコンディションで思い切り波を楽しみましょう。