初心者でもグリーンを守るためにグリーンフォークを持っておきましょう。グリーンフォークの役割と選び方、そして正しい使い方を動画でチェックしましょう。独自に厳選したおすすめのグリーンフォークランキングもご紹介します。
グリーンフォークはグリーンを守るために必ず持っておこう
グリーンフォークはグリーンを守るために必要なアイテムです。それではグリーンフォークにどのような役割があり、なぜグリーンを守ることが出来るのかを知っておきましょう。
グリーンはダメージを受けやすい
フェアウェイやラフと違い、アイアンやウェッジを使わないグリーンは傷みにくいと思う人もいるかも知れません。ですが意外とグリーンはダメージを受けやすいものです。
アプローチショットは高く上げて落として止めることや、バックスピンをかけて止めることが多いため、落ちてきたボールの勢いでグリーンにくぼみが出来ます。
このくぼみのことを「ピッチマーク(ボールマーク)」といい、放っておくと数日でグリーンの芝が枯れてしまいます。
ピッチマークを直すためにグリーンフォークを使う
グリーンフォークを使ってピッチマークのくぼみを直しておくと、ダメージを受けたグリーンの芝が再生しやすくなります。数日経てばキレイなグリーンに元通りです。
なおグリーンの芝がポツポツとゴルフボール大に枯れている箇所が多いところは、数日前にプレーしたゴルファーがグリーンフォークを使ってくぼみを修復しなかったことがわかります。
後からプレーするゴルファーのためにもグリーンフォークを使って直すのがマナーです。
ピッチマークを直さないとどうなるか?
ピッチマークを直さないでいると数日でグリーンの芝が枯れてしまいますが、枯れたピッチマークの跡は修復するのに1ヶ月から2ヶ月くらいかかってしまいます。直すのは1〜2分程度の手間で済みますので、必ず直すようにしましょう。
グリーンフォークの使い方を動画でチェック!
グリーンフォークの使い方は間違って覚えている人も多いです。プロの中でも間違えたまま使っている人もいるくらいですので、動画を見て正しく覚えましょう。
グリーンフォークの使い方
- ピッチマークの周囲にフォークを刺す
- くぼみの方向にフォークを倒して芝を寄せる
- 360度全て同じ様に刺して寄せる
- 盛り上がった部分をパターのソールで軽くならして平らにする
なお、以下の点に注意しながら行いましょう。これらの点をしっかり行わないとうまく修復出来ません。
- ボールの入射角ぐらいの角度で刺す
- 一番凹んでいるところくらいまで深く刺し込む
- 斜めに刺したフォークが地面と直角になるまでしっかりと持ち上げる
グリーンフォークを使うときにはここに注意!
グリーンフォークを使うときには、ピッチマークの周りに刺した後にくぼみと逆側にフォークを倒さないように気をつけましょう。
くぼみを平らにするというと、テコの原理で下からくぼみを持ち上げるのをイメージする人がいますが、これではピッチマークの下の芝の根っこが切れてしまいます。グリーンの芝は再生しやすい種類のものを使っていますが、根っこが切れると枯れてしまいます。
良かれと思ってフォークを使っても、結局使わないのと同じ結果になってしまいますので気をつけましょう。
石川遼プロのマナー講座でも紹介されている
石川遼プロのマナー講座でもグリーンフォークの使い方が紹介されています。この動画はではフォークの使い方以外にもティーグラウンドでのマナーやバンカーの直し方といった内容も紹介されていますので、是非チェックしてみてください。
グリーンフォークはどこにしまっておけばいい?
グリーンフォークを持ち運ぶときにはいくつかの方法があります。ポケットに入れるという人が多く、その他にはゴルフボールホルダーに入れて持ち運ぶ人や、キャディバッグに入れて持ち運ぶという人もいます。
グリーンフォークの中にはフックやカラビナが付いてベルトループに取り付けられるタイプや、帽子のつばに挟んでおけるタイプもあります。
グリーンフォークの選び方
グリーンフォークを選ぶときには、形状や大きさ・機能性・持ち運びやすさ・デザイン・メーカー・価格をチェックしましょう。
形状や大きさ
グリーンフォークは歯の数が1本のものから3本のものまで売られています。最も一般的なのは2本歯ですが、3本のものの方が広範囲を手早く修復できるので便利です。
大きさや長さもコンパクトなものから大きめのものまでありますので、持ち運び方によって選ぶと良いでしょう。
「刺してひねって抜くだけ」というグリーンフォークもある
平らなグリーンフォークだけでなく、円柱状の本体に足がついているタイプの「スパイダーフォーク」という商品もあります。これはくぼみの上から刺して、左右に軽くひねって抜くだけでピッチマークが平らになるという商品です。
多機能フォークを選ぶ人も
フォークだけでなくハサミや栓抜き、ナイフ、ドライバーといった機能もセットになった十徳ナイフのような多機能フォークを選ぶという人もいます。ゴルフ時以外にも役に立つため便利です。
マーカー付きのフォークは便利
グリーンで使うマーカーがついたフォークもあり、グリーン上で使うアイテムがセットになっているため非常に便利です。
持ち運びやすさ
カラビナやフックが付いているタイプやクリップ状でキャップに取り付けられるタイプは持ち運びやすく便利です。ただしゴルフボールホルダーにクリップを取り付けられたり一緒に入れて持ち運べたりする場合にはどのような形状のフォークでも良いでしょう。
デザイン
シンプルなデザインからおもしろいデザインまで、様々なフォークがあります。使用する頻度がそれほど高いアイテムではありませんが、自分らしさをアピールするのに良いデザインを選びましょう。
メーカー
人気のゴルフブランドのほか、各スポーツメーカーからも販売されています。使えれば良いという人にはノーブランドものも安価で購入できるのでおすすめです。
価格
フォークの価格は安いものでは2〜300円というものから、高いものでは2,000円程度のものもまで様々です。それほど高いものではありませんので、自分が気に入った商品を選ぶと良いでしょう。
あらかじめ予算を決めておくと購入しやすくなりますし、ネット通販なら店頭よりもかなり安く購入できる場合があります。
ゴルフ・グリーンフォークおすすめランキング・10位〜4位
様々なグリーンフォークの中から特に口コミ人気の高いものを、独自基準で厳選しました。価格や使いやすさ、デザインなどを考慮してセレクトした10商品をランキング形式でご紹介します。
10位:ダイワ ONOFF アクセサリー オノフ グリーンフォーク
ブラックの亜鉛素材に赤いONOFFのロゴが入ったスタイリッシュなデザインのグリーンフォークです。1本タイプのフォークで、使いやすく持ち運びやすいと評判です。
9位:タイトリスト Pivot Tool グリーンフォーク
シルバーカラーに差し色の赤が目を引くシンプルなデザインです。使いやすい洗練されたデザインで、使用者のこだわりを引き立てます。重さは約17gで、長さは約9.3cm、幅は約1.9cmです。
8位:ライト(LITE) ピッチフィックス ハイブリッドフォーク
土で汚れる刃先を収納できるフォークなので、ポケットが土で汚れることがありません。ワンタッチで刃先を出すことができ、スムーズに使用することができて便利です。別売りの専用マーカーを取り付ければ、更に携帯性をアップさせることができます。
素材にアルミを使用することで軽量化を実現しています。重さは約38g、大きさは72×30×14mmです。
7位:VICTORINOX(ビクトリノックス)ゴルフツール
ゴルフを楽しむために必要な10個の機能を搭載したゴルフツールです。グリーンフォークはもちろんのこと、ラージブレード、ピンセット、ツースピック、はさみ、ボールマーカー、ティーパンチ、グルーブクリーナー、栓抜き、爪やすりの機能が付いています。
6位:Yundxi ディポットフォーク
ゴルフボールをイメージした飽きのこないデザインです。丈夫で耐久性のある高品質の素材で作られているため長持ちします。フックで帽子のつばやポケットに装着でき、携帯しやすく紛失しにくいです。
父の日のやゴルフ好きな方へのプレゼントとしても人気があります。ボールマーカーの大きさは約8.5×2.8cmで、ハットクリップの直径は約2.5cmです。
5位:PAMASE ゴルフフォーク
折りたたみ式のグリーンフォークで、ボタンを押すと自動にフォークが開くデザインです。使用後はボタンをもう一度押しながら折りたたみます。コンパクトで軽く、安全に持ち運びできると評判です。
レッド、ブルー、シルバー、ブラックの4色があり、その日の気分や服装に合わせてコーディネートすることができます。重さは約45g、オープンした長さは11.5cm、折りたたんだ状態は7cmです。
4位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) グリーンフォーク GAG402
ブリヂストンのロゴが特徴的なシンプルなデザインです。ロゴの色がブラック、レッド、ブルーの3色から選べます。アルミ素材で軽く、ポケットに入れても違和感がありません。非常に使いやすく、触り心地も良いと評判です。
ゴルフ・グリーンフォークおすすめランキング・ベスト3
ベスト3にはシンプルなデザインのものがランクインしています。シンプルですがスタイリッシュなデザインなので、使っていると周囲の目を引くこと間違い無しのおすすめ商品ばかりです。
3位:ODYSSEY(オデッセイ) ディポットツール
スタイリッシュなデザインが人気のオデッセイのグリーンフォークです。フック式でベルトなどに装着できるのでポケットに入れる必要がありません。取り外しやすく利便性が高いと評判です。
ブラックとレッドの2色があり、どちらも非常に人気があります。
2位:ライト(LITE) ディボットツール グリーンフォーク
芝を傷めにくく握りやすいデザインです。スッと芝に刺せるので、2本足フォークよりも使い勝手が良くスマートだと評判です。大きさは96mmでポケットに入れても邪魔になりません。
1位:adidas Golf (アディダスゴルフ) グリーンフォーク AWS47
世界中のゴルフプレーヤーから愛されているアディダスゴルフのグリーンフォークです。フック式なのでキャディーバッグやベルトに引っ掛けることができます。コンパクトで使用感も良く、デザインの良さも人気があります。
まとめ
ゴルフのグリーンフォークは小さいながらも非常に重要なアイテムです。最初のうちは一緒にプレーする人に借りてもよいですが、マナー的にも自分で持っておきたいところです。
さまざまなグリーンフォークがありますので、自分が気に入ったものを選びましょう。上記のランキングは口コミ評価の高いものを中心におすすめの商品をセレクトしていますので、ぜひ購入する際に参考にしていただければと思います。