ユーティリティというクラブはその名の通り非常に万能で使いやすいと人気があります。アイアンでもウッドでもうまく合わないという距離のときに使える、まさに「かゆいところに手が届く」というクラブです。
ユーティリティの便利さや種類、特徴による選び方をチェックしてみましょう。またおすすめのユーティリティランキングもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
- 1 ユーティリティはこんなに便利!
- 2 ユーティリティの形状や特徴を知ろう
- 3 ユーティリティの選び方
- 4 ゴルフ・ユーティリティおすすめランキング・12位〜4位
- 4.1 12位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) JGR HY ユーティリティ Tour AD J16-11H
- 4.2 11位:TAYLOR MADE(テーラーメイド) ユーティリティ M1 レスキュー TM5-117
- 4.3 10位:MIZUNO(ミズノ) MP CLK-H ユーティリティ 4番
- 4.4 9位:DUNLOP(ダンロップ)XXIO PRIME8 ゼクシオ プライム8 ユーティリティ
- 4.5 8位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO X ゼクシオ テン ハイブリッド ユーティリティ
- 4.6 7位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) ユーティリティ TOUR B J-GR HY
- 4.7 6位:DUNLOP(ダンロップ) ユーティリティ SRIXON Z U65
- 4.8 5位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO9 ゼクシオ ナイン レディス ユーティリティ MP900L
- 4.9 4位:DUNLOP(ダンロップ) ユーティリティ SRIXON Z H65
- 5 ゴルフ・ユーティリティおすすめランキング・ベスト3
- 6 まとめ
ユーティリティはこんなに便利!
ユーティリティはその名の通り使い勝手が良いクラブです。30年ほどまえにアイアンとフェアウェイウッドの良いところを組み合わせて作られたのが始まりです。ユーティリティの便利な点をチェックしてみましょう。
フェアウェイウッドよりシャフトが短いので打ちやすい
ユーティリティはフェアウェイウッドよりもシャフトが短いのが特徴です。そのためボールに当てやすく、ミスにも強いクラブです。
ロングアイアンより上がりやすい
ユーティリティはロングアイアンよりもスイートスポットが広く、上がりやすいのが特徴です。またソールも広いため、アイアンよりもダフリにくいという利点があります。
初心者でも簡単に飛距離が出せてプロでも愛用するクラブ
ユーティリティの利点をまとめると以下のようになります。
- フェアウェイウッドと5番・6番アイアンの間の距離を埋められる
- フェアウェイウッドよりもシャフトが短いので扱いやすい
- スイートスポットが広く上がりやすいため、ロングアイアン(3番・4番)よりも打ちやすい
- 簡単に飛距離が出せる
- プロでも愛用している人が多い
利点が多いため、キャディバッグに2本以上入れるという人もいるくらいです。
ユーティリティの弾道を知っておくと便利
ユーティリティの弾道の性質を知っておくと有効に活用できます。フェアウェイウッドが高く打ち出せるのに対してユーティリティは低めの弾道です。かなり直線的に飛んでいくため、フェアウェイウッドに比べて風の影響を受けにくいのが特徴です。
フェアウェイウッドよりも低く、ロングアイアンよりも高い打球を打てるクラブだと考えましょう。さらにフェアウェイウッドはキャリーが出やすいのに比べるとユーティリティは弾道の性質上ランが出やすいと言えます。
ユーティリティの形状や特徴を知ろう
ユーティリティにはヘッドの形による種類分けがあり、それぞれに特徴があります。また、どのような状況に適しているのかもチェックしておきましょう。
ウッドタイプとアイアンタイプ
ヘッドの形状により、ウッドタイプとアイアンタイプに分かれます。最近では使いやすいウッドタイプが主流になっており、アイアンタイプを使う人は多くありません。相当なこだわりが無い限り、ウッドタイプを選んでおけば問題ないでしょう。
ユーティリティを使いやすいのはこんな状況
ユーティリティは使いやすいクラブですが、使いやすい状況や使いにくい状況があります。以下のような場合にはユーティリティはおすすめです。
- ロングアイアンが苦手(普通のアイアンは得意)
- フェアウェイウッドだとコントロールや操作が難しい
- 風が強いので低めの弾道で強い球を打ちたい
- 高低差があまり無い場合
- スライスやフックなどをかけない場合
- ラフから強い球で出したい場合
逆にスライスやフックなどのスピンをかけたい場合や、高低差があったり障害物を高い弾道で超えたい場合にはユーティリティは向いていません。
ユーティリティの選び方
「ユーティリティ」と一口にいっても、実は様々なタイプのクラブがあります。自分の持っているクラブや目的に合わせて選ぶようにしましょう。
持っているクラブに合わせてロフト角を選ぼう
ユーティリティは様々なロフト角のものを選ぶことができます。人によっては1本だけでなく2本のユーティリティをバッグに入れておくという人もいるくらいです。
基本的には自分が持っているフェアウェイウッドとアイアンの間を埋めるようなロフト角のものを選びましょう。5番ウッドが18度、5番アイアンが25度であれば、その間の21〜22度のユーティリティ1本か、20度・23度の2本を選ぶと良いでしょう。
持っているクラブのロフト角が等間隔になるようにすると打ちやすいです。
飛ばしたい距離とロフト角を考えて選ぶ
ユーティリティのロフト角は14度から29度くらいまでと様々です。飛ばしたい距離に合わせたロフト角のものを選ぶというのも良いでしょう。ただし弾道の違いも意識して選びましょう。なお、最も人気が高いロフト角は19度から22度程度です。
- 14度から16度:215ヤード程度(3番ウッドと同等の飛距離)
- 17度から19度:195ヤード程度(5番ウッドと同等の飛距離)
- 20度から22度:180ヤード程度(7番ウッド・3番アイアンと同等の飛距離)
- 23度から25度:170ヤード程度(9番ウッド・4番アイアンと同等の飛距離)
- 26度から29度:160ヤード程度(5番アイアンと同等の飛距離)
シャフト
ユーティリティはフェアウェイウッドよりもやや重めのものが良いでしょう。そのため、スチールシャフトのものをおすすめします。ただしスチールだと重すぎると感じる人はカーボンシャフトでも構いません。
FP値(フェイスプログレッション値)もチェック
フェイスプログレッション(FP)値とは、「シャフトの中心のラインとフェース下部のライン(リーディングエッジ)の距離」のことをいいます。この距離が広い方がFP値が大きくなります。
FP値が大きいユーティリティは初心者やボールを拾い上げたい人に向いており、FP値が小さいほど強くて低い弾道になります。
メーカー
フェアウェイウッドとアイアンでメーカーや商品ラインが違う場合、どちらかと同じメーカー、同じ商品ラインのものを選んでおくと良いでしょう。
フェアウェイウッド、アイアン、ユーティリティが全て違うメーカーのものだと慣れるのに時間がかかりますし、フィーリングが少しずつズレているためスイングが安定しない場合があります。
価格
一般的に15,000円程度から高いものでは50,000円近いものまで、幅広い価格のユーティリティがあります。人気の高いメーカーのユーティリティはやや価格が高めになりますが、最新モデルより前の型は価格が安くなる傾向があります。
またネット通販は割引額が大きくお得に購入することが出来る上、型落ち品が残っている場合があります。
ゴルフ・ユーティリティおすすめランキング・12位〜4位
人気が高いユーティリティの中でも、特に使用者からの口コミ評価の高い12点を厳選してランキング形式でご紹介します。口コミだけでなく、メーカーや価格、スペックなど厳しい条件でセレクトしたおすすめ商品ばかりです。
タイプも人気の高いウッドタイプだけでなく、アイアンタイプもランクインしていますので幅広いニーズに応えることが出来るランキングです。
12位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) JGR HY ユーティリティ Tour AD J16-11H
反発性能に優れた高強度455フェースとパワーミーリングを採用し、高初速化と最適なスピンを追求しました。フェース側のクラウンがたわむことで初速がアップし、グリーンを狙える大きな飛びを実現させます。
11位:TAYLOR MADE(テーラーメイド) ユーティリティ M1 レスキュー TM5-117
上級者が好むディープフェースとこぶりなシェイプを採用し、幅広く細やかな弾道調整が可能になりました。貫通型の新形状スピードポケットがボールの初速をアップさせ、無駄なバックスピンも減少させます。
10位:MIZUNO(ミズノ) MP CLK-H ユーティリティ 4番
高強度チタンカップフェースを採用し、力強い高弾道で飛距離を伸ばすことができます。アイアン感覚で狙えると評判のユーティリティです。波型形状デザインのウェーブテクノロジーソールにより、打点が下目になっても力強く打つことができます。
9位:DUNLOP(ダンロップ)XXIO PRIME8 ゼクシオ プライム8 ユーティリティ
反発性能を極限まで向上させ、低・深重心設計によりボールの上がりを楽にして方向の安定性も向上させました。更にヘッドスピードの向上とつかまりの良さで強弾道の飛びを実現させます。力強く優雅なゴルフを求める人におすすめです。
8位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO X ゼクシオ テン ハイブリッド ユーティリティ
新開発プレミアムシャフトの装着により、スイング中の身体のバランスを保ち打点のバラつきを軽減させて大きな飛距離へと導きます。番手別ヘッド厚フロー設計により安定した飛距離と方向性を実現させつつ、しっかりとした振り心地を持つモデルです。
7位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) ユーティリティ TOUR B J-GR HY
クラウンをウェーブ状にたわませ、打ち出し角と初速を更にアップさせました。高強度HT1770M薄肉フェースを採用し飛距離性能を追求しています。キャリーを狙えるユーティリティを使いたい人におすすめです。
6位:DUNLOP(ダンロップ) ユーティリティ SRIXON Z U65
中空ヘッドと低重心設計により、高弾道で大きい飛びを実現します。軟鉄鍛造製法のボディなので、打点が柔らかいのも特徴です。優れたコントロールと高弾道が人気のユーティリティです。
5位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO9 ゼクシオ ナイン レディス ユーティリティ MP900L
高強度HT1770M採用のカップフェース構造により、フェース全体の反発性能がアップしています。オフセンターショットに強く、センターを外しても飛距離ロスが減少します。
ソールの中心部を薄くし周囲を厚くした「パワーウェーブストラクチャー」を採用した低重心設計で、つかまりやすく狙いやすいヘッド形状です。
4位:DUNLOP(ダンロップ) ユーティリティ SRIXON Z H65
「アークサポートチャネル(溝構造)」を採用しており、番手によって異なる溝の深さによりスピン量が安定します。センター打点と上打点の飛距離のバラつきが少なくなり安定した飛距離になります。
ゴルフ・ユーティリティおすすめランキング・ベスト3
トップ3には使いやすいと評判の3商品がランクインしました。特に1位・2位は30,000円以上という価格にもかかわらず非常に人気が高く、愛用者が多いクラブです。
3位:MIZUNO(ミズノ) T-ZOID PLUS ユーティリティ6番
扱いやすく手頃な価格が人気のユーティリティです。低重心設計によりミドルアイアンのように打ちやすく、ロングアイアンの距離でも狙いやすくなりました。深めのラフでもボールが上がりやすく、スムーズに振り抜くことができます。
2位:Callaway(キャロウェイ) XR OSユーティリティ
高初速カップフェースとアンダーカットインナーウェイトにより、高初速エリアの拡大を実現させました。様々なショットの打ち分けも可能で、飛距離もアップさせることができます。
高弾道・ドローバイアス設計によりボールの飛ばしが楽になり、ミスヒットを減らせます。
1位:DUNLOP(ダンロップ) XXIO9 ゼクシオ ナイン ユーティリティ
フェース厚を高くし反発性能をアップさせ、更にスイートエリアを拡大させました。オフセンターショットも強く、従来モデルよりも飛距離が3.2ydsアップしています。
つかまりやすく構えやすいヘッド形状で、ソール肉厚の中央部を薄く周辺を厚くした「パワーウェーブストラクチャー」を採用しています。
まとめ
ユーティリティはロングアイアンの代わりとして非常に使いやすく、かゆいところに手が届くクラブです。上がりやすく操作性も高いので、ぜひお気に入りの一本を見つけて使いこなしておきたいところです。
上記のランキングは価格はもちろんシャフトやロフト角、メーカーなどの条件で厳選した商品の中でも特に口コミ人気の高いものばかりを集めていますのでおすすめです。ぜひ購入する際の参考にしていただければと思います。