スイミングヘルパーは泳ぎの練習をするのに最適なアイテムです。
スイミングヘルパーは、泳げるけれども更に泳ぎを上達させたいという人や、全く泳げないので泳げるようになりたいという人をしっかりサポートしてくれるでしょう。
スポーツメーカーのMIZUNO(ミズノ)やarena(アリーナ)などをはじめ多くのメーカーが、ビート板やアームヘルパーなど様々な商品を発売しています。
その中でもおすすめのスイミングヘルパーを厳選しました。正しい使用方法や注意点もお見逃しなく!
スイミングへルパーの種類と使い方
スイミングヘルパーというと、真っ先に思い浮かぶのはビート板やアームヘルパーではないでしょうか。
実はその他にも水泳をサポートするヘルパーが多数存在しています。中にはサポートしつつ筋肉トレーニング用にも使用可能なアイテムもあります。
王道のビート版はマルチに活躍
ビート板は手を置きバタ足や平泳ぎのキックなどの練習に使用されます。
基本の使用方法はビート板の半分ほどの位置に両手を乗せて、親指が前方を向くように少し手を開きます。肘が曲がらないようにして、頭を水につけます。
顔をつけずに使用する場合は、ビート板の先端に両手を乗せて、親指が前方を向くように少し手を開きます。肘はビート板の上に乗せます。
顔をつけずに使用すると水の抵抗が大きくなり、沈みやすいと感じる事がありますが、ビート板の先端を少し浮かせ気味に使用する事で下半身が浮きやすくなります。
またビート板は足の間に挟んで手の練習をする事も可能です。この方法は泳ぐ練習のみならず筋肉強化のトレーニングとしても有効で、アスリートも行っているトレーニング方法になります。
水に慣れたい人はアームヘルパーがおすすめ
基本的に顔が水につかないように体をサポートする役割を持っているのがアームヘルパーです。水深が深く足が届かない場所でも体をバランスよくキープしてくれます。
アームヘルパーは主に子供が事故防止の為に使用するケースが多いですが、大人用も多数販売されています。水に慣れたい人や、水中での動きの感覚をつかみたい人におすすめです。
アームヘルパーは上腕二頭筋から腕の付け根部分に装着して使用します。この装着位置がずれて肘の近くになると、両腕だけが浮いて頭も水中に沈んでしまう危険性があるので注意しましょう。
パドルは筋肉トレーニングにおすすめ
手の平に付けるパドルは、手の平の面積を大きくすることで水かきのような働きをしてくれます。
手で水を捉える感覚がつかみやすくなるので、水泳上達の為のトレーニングアイテムとして利用します。
またパドルを利用する事で手の平に掛かる水圧も大きくなるので、腕の筋肉トレーニングとしてもおすすめです。
腰用ヘルパ―は泳ぎの練習に向いている
腰に巻いて使用するヘルパーもあります。腰の浮力を上げる事で体を浮きやすくして、足や手を自由に動かせる状態にして泳ぎの練習を行います。
ヘルパーは骨盤付近に装着し、腰から抜けない程度に結びましょう。
初心者の人はまずアームヘルパーを使用して水に慣れましょう。その後、ビート板と腰用ヘルパーを併用しながら練習すると効率よく泳ぎをマスター出来るでしょう。
スイミングヘルパーの選び方
様々な種類のあるスイミングヘルパーですが、どのような基準で自分が使用するスイミングヘルパーを選べばいいのでしょう。
自分に合っていないスイミングヘルパーを選んでしまうと、水泳が上達しないばかりか事故に繋がる危険性もあるので、正しい選び方をマスターしておきましょう。
目的にあった種類を選ぶ
スイミングヘルパーの選び方で最も大切な事は、自分の目的に合ったものを選ぶという事です。
自分はどの程度の水泳レベルなのかをしっかり把握し、危険性のない範囲でスイミングヘルパーを選択しましょう。
全く泳げない人が深いプールでビート板だけを使用すると、万が一ビート板が手から離れた時に大変危険です。アームヘルパーなどと組み合わせて使用するなど安全性を高めて使用するのが基本です。
また筋肉トレーニングも兼ねたスイミングヘルパーや、ビート板の中にも足に挟む事に特化したプルブイタイプがあります。
自分はどのように使用したいのかを明確にする事で、選ぶべきスイミングヘルパーが絞られてきます。
サイズの合ったものを選ぶ
スイミングヘルパーはサイズが大きくなるほど浮力が増えます。浮きやすい方がいいと思いがちですが、浮力が増える分水の抵抗力も上がります。必ず自分のサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。