ゲレンデを颯爽と滑走するスノーボーダーは、ファッション性にも優れウェアや帽子にもハイセンスのデザインが光ります。
そんなスノーボードの必須アイテムの一つである帽子ですが、今大注目はビーニーと呼ばれるニット素材の帽子です。スノーボードブランドBURTON(バートン)やOKLEY(オークリー)など有名ブランドも数多くのビーニーを発売しています。
数多くのビーニーの中からマストなビーニーを選択するために、街中使用とは違う、ゲレンデ用のビーニーの選び方を伝授します!
機能性が高く、そしてハイセンスなビーニーを探していきましょう。
スノーボード・ビーニーの選び方①素材の違いに注目して選ぶ
スノーボードで使用するビーニーには防寒性の高さが求められると同時にファッション性も求められます。
まずはゲレンデで使用するビーニーの選び方の基本をマスターしていきましょう!
ビーニーとはニット帽全般を指しています。そしてニットには様々な素材があります。
素材によって特徴が変わり、手入れの方法が違ったり被った時の感触も変わってきます。自分に合う素材を選びましょう。
ビーニーに使用される主なニット素材の特徴を紹介します。
天然繊維「ウール」
ウールは羊の毛を使用したもので、最も防寒性が高い素材です。汚れに強くまた吸湿性にも優れています。
更に動物繊維なので、撥水性が強く雪や雨などにも強いのが特徴です。万能なウール素材ですが価格的にみると高価なものが多いです。
天然繊維「コットン」
コットンは植物繊維で刺激が少なく敏感肌の人におすすめの素材です。生地の強度が強いので洗濯をしてもよれたり型崩れを起こしたりしない素材です。
また通気性がいいのが特徴ですが冬のゲレンデでは防寒性が低いといえます。春先などの気温の高いゲレンデでの使用などが向いているでしょう。
化学繊維「アクリル」
アクリルはウールに似ている素材です。ウールの縮れ具合を真似て作られているので、防寒性が高く通気性にも優れています。
また洗濯にも強く、天然素材ではないのでシーズンオフ時の虫食いに悩む事もありません。現在多くの有名ブランドが使用している素材です。
しかしアクリルには静電気が起きやすく毛玉が出来やすいという欠点もあります。
混合素材
コットン〇%、アクリル〇%など表記されているビーニーは混合素材のものとなります。混合素材の特徴は、それぞれの素材の特徴を併せ持ったハイブリッドな機能性にあります。
天然繊維の高い機能性に化学繊維の扱いやすさをプラスした商品が目立ちます。
スノーボード・ビーニーの選び方②形状でファッション性を上げる
ビーニーは様々な形があり、それぞれファンション性に優れています。ビーニーは帽子の中でも被りやすく、個性を出しやすいアイテムです。
それゆえに、自分のウェアやゴーグルにマッチした形状を選びましょう。
基本的な形状は「カフ」
ビーニーで最も多い形状はカフと呼ばれる折り返しの付いたタイプです。メンズ・レディース共に人気の形状で、どんなスタイルにも似合う万能な形状です。
カフを選ぶ際に気を付けたいのはゴーグルとの相性です。折り返し部分に厚みがあり過ぎるとゴーグルに隙間が生じてしまうので注意が必要です。
メンズに人気の形状は「ワッチ」
別名イスラムワッチと呼ばれる形状で、フィット感が高いビーニーです。スッキリした作りなのでゴーグルとの相性はいいですね。
ビーニーはフリーサイズのものが多いので、ワッチを選ぶ際は小さ過ぎないもの、耳がしっかり隠れるものを選びましょう。
万人に似合う形状は「つば付き」
ビーニーの中でも万人に似合うといわれているのがつば付きタイプのビーニーです。小顔効果も高いおすすめのビーニーです。
つば部分が大きければ小顔効果も高くなりますが、ゲレンデで使用する際は滑走時の風の抵抗を受けやすくなるので、つば部分はあまり大きくない方がいいでしょう。
女子に人気は「ポンポンつき」
ポンポンつきビーニーは、ニット帽の定番ともいえるデザインです。近年はメンズ・レディース問わず人気ですが、ポンポンの大きなデザインは女子からの人気が高いですね。
メンズにはポンポンの小さなデザインがおすすめです。いずれにしてもボリュームが出てインパクトが強く個性を出しやすいビーニーです。
サイズやカラーも大切
ビーニーはその多くがフリーサイズとなっており、ユニセックスデザインのものも多く存在します。フリーサイズといってもその大きさには差があります。それゆえサイズは慎重に選びましょう。
あまりにもゆるくブカブカなものは滑走時に脱げてしまったり、風でずれてしまったりするのでなるべく自分の頭にフィットするものを選びましょう。