関節の動きをスムーズにするジョイントサプリは、筋トレなどスポーツをするときにも非常に大切です。筋トレをサポートする関節の働きやジョイントサプリの成分・選び方などを解説していきます。
独自の基準で厳選したおすすめのジョイントサプリランキングもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
筋トレと関節の関係を知っておこう
筋トレと関節には密接な関係があり、関節が十分に機能しなければ筋トレの効果も上がりません。筋トレと関節の関係を知っておきましょう。
関節の可動域が広い方が筋トレ効果が高い
筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで動きますが、関節を動かすのも筋肉の働きです。関節が柔らかく可動域が広ければその分筋肉が大きく動くことになるため、筋トレの効果も高まります。
逆に可動域が狭ければ追い込んで筋トレを行おうとしても十分なトレーニングができません。関節の動きが不十分であれば当然怪我もしやすくなってしまいます。
関節は酷使するごとにダメージを受ける
関節は酷使すればするほどダメージを受けます。関節をなめらかに動かす緩衝材の働きをしているのが軟骨の役割ですが、動かすことによって軟骨がすり減っていってしまいます。特に高負荷なトレーニングをする場合は注意が必要です。
年齢とともに関節の軟骨がすり減っていく
また、加齢とともに軟骨の保持できる水分量が減って軟骨が固くなってしまうと、よりすり減りやすくなっていきます。加齢による軟骨のすり減りで関節に現れる痛みを変形性関節症といい、多くの高齢者が痛みに悩んでいます。
運動によって関節周りの筋肉を増やすことも大切
逆に適度な筋トレを行うことで関節周りの筋肉を増やし、関節をサポートすることも大切です。
ジョイントサプリの成分と働きをチェック
ジョイントサプリに含まれる成分や働きをチェックしてみましょう。
ジョイントサプリの働き
ジョイントサプリは軟骨の構成成分などが含まれており、軟骨の動きをなめらかにしたり軟骨の生成に役立ったりするサプリメントです。
また、関節の炎症を抑える成分が含まれている場合もあり、関節の痛みを緩和したり高負荷のトレーニングにも耐えられる関節にしたりする働きがあります。
グルコサミン
ジョイントサプリの主成分として使われているのがグルコサミンです。
グルコサミンは軟骨の構成成分で、主成分となるプロテオグリカンを作るのに使われます。グルコサミンはエビ・カニといった甲殻類の殻に含まれているため食材から摂取するのは難しく、サプリメントから摂取するのがよいでしょう。
なおグルコサミンは軟骨以外にも血管や血管壁、皮膚、目の硝子体など体中のさまざまな部位を作るのに役立ちます。軟骨を作り関節をなめらかに動かす働きのほか、血流改善や美肌などの効果もあります。
コンドロイチン
コンドロイチンは軟骨の水分量を維持するのに大きな役割を担っている成分です。軟骨の主成分はプロテオグリカンといい、コンドロイチンはその中に含まれて水分を保持する働きがあります。
軟骨が固くなりすり減りやすくなるのは加齢によってコンドロイチンが減少して軟骨中の水分量が少なくなることが原因です。軟骨には血管が通っていないため、老廃物の排出や栄養分の運搬などの働きもコンドロイチンの持つ重要な役割です。
ヒアルロン酸・コラーゲン
保水力の高いヒアルロン酸やコラーゲンもジョイントサプリに含まれることがあります。ヒアルロン酸はわずか1gという体積の中に6,000g(6リットル)もの水を保持することができるのが特徴です。