陸上競技でタイツを使う人もいればランニングパンツを使う人もいます。どちらにしようか迷う人も多いのではないでしょうか。ランパンには無いタイツの効果・機能性・メリットや、タイツの選び方を解説します。
また、おすすめの陸上競技用タイツランキングもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
陸上競技用タイツにする?ランパンにする?
タイツとランパンでそれぞれの特徴や違いなどをチェックしてみましょう。
ランパンにはない陸上競技用タイツの効果
ランニングパンツは陸上競技では昔からよく使われているタイプの短パンです。可動域が広いため足の動きを邪魔しないというメリットがあります。
一方、陸上競技用タイツはピッタリとしているためランパンよりも空気の抵抗を受けにくいというメリットもあります。長さはフルレングスの他、ひざ上までのハーフ丈や3/4丈のものがあり、好みによって選べます。
吸汗・速乾性が高い素材を使用しており、汗をかいたときのベタつきや汗が流れるのを防いだり気化熱で体が冷えるのを防いだりします。UVカット加工が施されているものは日焼け防止にも役立ちます。
機能性タイツも増えている
最近ではストレッチ性の高いタイツやコンプレッション機能のある機能性タイツも非常に人気があります。
コンプレッションタイツは筋肉に適度な圧力を加えて運動時の筋肉のブレを抑制し、パワーを無駄なく伝達することで疲労の軽減や怪我の予防につなげることができます。関節をサポートする機能のあるタイツも多いです。
どちらがよいの?
吸汗速乾素材やストレッチ素材を使用してるため、快適性や動きやすさという面ではタイツの方が一枚上手です。さらにコンプレッション機能などの機能性も考えるとランパンでは物足りないと感じる人は多いでしょう。
ランパンの方が動きやすいのでは?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、タイツは伸縮性が高く関節の可動域を邪魔しないため、動きやすさについては全く問題ありません。むしろサポートする機能がある分タイツの方が動きやすいといえます。
陸上競技用タイツの履き方を考えよう
陸上競技用タイツはどのように履けばよいのかというのはよく議論の的になります。タイツの履き方についても研究していきましょう。
下着は着けるべき?
タイツの下に下着は着けるべきか否かというのはよく議題に上がるポイントです。基本的にはタイツの下には何も履かなくてもよいといわれます。ですが気になる人はスポーツ用のインナーを履いておくとよいでしょう。
男性用のトランクスではゴワゴワとして動きづらいですし、スポーツ用インナーなら縫い目が目立たないシームレス加工になっているものも多いです。
タイツの上からランパンを履く?履かない?
タイツの上にランパンを履くかどうかというのも気になる人が多いです。タイツの上には基本的に何も履かず、タイツのみで大丈夫です。ただしタイツだけではどうしても人の目が気になる、という場合にはランパンを履いてもよいでしょう。
大会に出る場合は規定に注意すること
タイツの上からランパンを重ねて履く場合には、大会規定に注意しておく必要があります。
JAAF(日本陸上競技連盟)の「競技会における広告および展示物に関する規程」によると、メーカーのロゴマークを含む広告はウェアの上下に各1箇所ずつと定められています。