短いシャフトはストロークが小さくなる分扱いやすく、パワーも伝えやすいというメリットがあります。男性は220〜230cm、女性は210cm程度が目安の長さになります。
また、細いシャフトの方が一般的には握りやすいですが、手が大きい人は太めのシャフトの方が握りやすくなります。
用途と使用場所
用途や使用場所によって選ぶパドルが変わります。
海や湖など長距離を移動する場合はカーボンでナローブレード、通常の流れの川ではプラスチックでワイドブレード、急流やホワイトリバーカヤックではプラスチックやグラスファイバーのワイドブレードがよいでしょう。
好みや力量も関係してきますので、初心者のうちはプラスチック素材のブレードとアルミシャフトでも構いません。
携帯性
分割して運べるようなパドルは携帯性に優れているため、場所を取らずに運んだり収納できたりするので便利です。分割できるパドルの中にはカヌー用のシングルブレードパドルにすることもできる2Wayタイプもあり、どちらの用途でも使えるので便利です。
価格
カヤック用のパドルの価格帯は非常に広く、5,000円程度で購入できるものから50,000円を超えるものまであります。初心者のうちは10,000円以内、高くても10,000円前後くらいのものを購入すると良いでしょう。
ただし元値が安すぎるものは使いにくく感じることが多く、いずれ買い換えることになってしまいます。ネットの口コミが多く評価が高いものであれば、安価なモデルでも信頼して使うことができます。
口コミ・評価は必ずチェック!
パドルは購入するときに水の上で試すことができません。そのため、実際に使用した人から得られる情報が非常に重要です。ネットの口コミや評価を必ずチェックし、長所と短所をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
カヤック用パドルおすすめランキング・10位〜4位
人気の高いパドルの中から特に口コミ評価の高いものを、素材や重量・価格などを考慮して10点厳選しました。どの商品もおすすめの商品ばかりです。特に初心者用が多くランクインしていますが、中級者になっても使用できるものばかりです。
10位:KOZEEY 取り外し可能 非対称アルミカヤックパドル
アルミニウム製の取り外し可能なパドルです。全長は約220cmでで、アルミチューブの長さは約62cmです。耐久性があり非対称な作りになっています。
9位:ノーブランド アルミパドル
全長約240cmのアルミニウム製パドルです。取り外しが可能で、耐久性に優れています。アルミチューブの長さは約60cm、ブレードは約60cmです。
8位:Sevylor(セビラー) 2ウェイパドル
世界のトップブランドであるセビラーのパドルで、カヤックでもカヌーでも使用できる2wayタイプです。重さは830g、カヤックパドルとして使用する時は225×17×4cmとなります。組み立てやすく初心者でも扱いやすいと口コミでも評判です。
7位:Overmont カヤックパドル
パドル全長は約222cmで、2ピースに分割可能です。水へのエントリーがよりスムーズになるデザインのブレードで、長時間のパドリングも効率よく行えます。スイングバランスも良く、使いやすいと評判です。
6位:Coleman (コールマン) ホワイトウォーター
アウトドアブランドとして世界中で愛されているコールマンのアルミニウム製パドルです。4分割できるので、持ち運びやすく収納にも困りません。重さは約1.2kg、使用時の大きさは約230×17.5cmです。
5位:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) カスケーズ
ブレードが小さいので軽快な漕ぎが楽しめるレクレーションパドルです。噴出成型のブレードはグラスファイバーで補強されており、軽量かつ丈夫な作りとなっています。カヤック入門者におすすめです。
4位:MORGEN SKY アジャスタブルパドル
水がブレードに沿って袖口に入るのを防ぐために、ブレードのデザインを鋸状にしています。少ない力で効率よく漕げることを目的としてデザインしているので、ツーリングなどの長距離使用に最適です。全長は約230cmで、2ピースに分割することができます。
カヤック用パドルおすすめランキング・ベスト3
ベスト3にはオーソドックスなモデルのほか、1位にハイエンドなモデルがランクインしています。低価格な商品でも十分使いやすく、初心者が使用しても問題ないものばかりです。
ただしレベルが上がるとハイエンドモデルが欲しくなると思いますので、ぜひ1位の商品をチェックしてみてください。
3位:SUNCOM 非対称アルミカヤックパドル
軽くて使いやすいと口コミで人気のパドルです。全長は約220cm、取り外して4分割できるので収納や持ち運びも簡単です。
2位:Moon Lence ダブルプレードパドル
ガラス繊維を樹脂で固めた素材を使用したパドルなので、柔軟性がありしなやかに曲がります。この柔軟性により水の抵抗が少なくなり、腕への負担も軽減されて長時間のパドリングも楽になります。フェザーアングルを0°、45°に変更することもできます。
1位:MORGEN SKY ダブルブレードパドル
パドリング時のブレを軽減させ水へのエントリーをスムーズに行えるブレードデザインで、長時間のパドリングも効率よく行えます。シャフト中央にあるピンロックで、長さやフェザー角度の調節を自由にセットできます。
まとめ
カヤック用のパドルは使用する場所や用途によって素材や形状を考えて選ぶ必要があります。もちろん素材やシャフトの形状によって価格は変わりますので、しっかりと考えて選びましょう。
上記のランキングは特に口コミ評価の高いものから厳選していますので、きっとパドル選びのお役に立てると思います。ぜひ購入する際に参考にしていただければ幸いです。