ゲレンデに出るとより便利に、より快適にスキーを楽しみたくなります。上級者にはお馴染みのスキー用ストラップ(スキーバンド)ですが、初心者のスキーヤーには馴染みがないという人もいるようです。
世界の有名ブランドROSSIGNOL(ロシニョール)やSWIX(スウィックス)、そしてBlackDiamond(ブラックダイヤモンド)などもスキーシーンを盛り上げるスキー用ストラップを多数発売しています。
今回は、持っていたら便利でかっこいいアイテム、スキーストラップの選び方や使用方法を詳しく解説していきます。
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スキー用ストラップの選び方
スキー用ストラップはスキー板をまとめて運びやすくするアイテムです。特に初心者のうちはスキー板を運ぼうとすると、板がばらけてしまい運びにくいと感じることも多いでしょう。
そんな不便さを解消するアイテムがスキーストラップです。ではスキーストラップを購入の際に注意・着目すべきポイントを確認していきましょう。
ストラップの長さを選ぶ
ストラップは主にスキー板の「ウエスト」部分に使用します。そのため、自分のスキー板のウエスト部分に合ったストラップの長さが必要になります。
一般的なオールランドスキーで使用する板のウエスト幅は、平均して80mm程になります。スキー用ストラップの多くはこのオールランドスキー用のサイズに作られています。
このほかにはウエスト幅が90mm程のフリースタイル用のスキー板や、ウエスト幅が60mm程のモーグル用スキー板などがあります。
ストラップには対応している板の幅が表記されている物もあるので、参考にしましょう。
またストックホルダーが付いているタイプのストラップの場合は、スキー板の「トップ」と「テール」近くにストラップを装着することになります。
目立つデザインのもの
デザインは好みによるものが多いですが、中でもゲレンデで目立つカラーのものがおすすめです。
雪山は天候の具合によって大きく視界が変わり、辺りが見えにくくなる時もあります。スキーストラップは着け外しの際に落ちやすいので、雪上に落ちた際に目立つ方が好ましいですね。
些細なことに感じるかもしれませんが、ゲレンデでストラップを無くす人は結構多いのです。悪天候の中で落としてしまったストラップを探すのは至難の業でしょう。
滑走面を傷つけないもの
スキーストラップはスキー板に直接取り付けるものです。板に傷がついてしまうようなものは避けた方がいいですね。
特に滑走面に傷がつくと滑りにくくなってしまいます。出来るだけ柔軟性がってソフトな素材がおすすめです。
またゲレンデの低温下でも硬くならない素材のスキー用ストラップを選びましょう。
取り付けやすいもの
スキー用ストラップはグローブをはめた状態のまま取り付けられたら便利です。
スキー用ストラップの取り付け方法が細かく手の込んだものだとグローブを外して行なうことになり、エッジなどで怪我をする危険性も出てきます。
出来るだけ素早く簡単にスキー板へ取り付けることが出来るストラップがおすすめです。
外れにくいもの
スキー用ストラップは、滑走後の濡れた状態のスキー板をまとめることもあります。簡単にズリ落ちてしまうものは使いにくく役に立ちません。
スキー板を縦に持ってもズリ落ちてこないものを選びましょう。
各ブランドはスキー用ストラップの素材にも工夫を凝らしています。購入の際はどんな素材が使われているのかもあわせて確認しておきましょう。
スキー用ストラップの使い方
ストラップの使用方法は至って簡単ですが、ストラップには幾つかの種類があり形状によって使用方法が変わってきます。
自分が使いやすい形状を選びましょう。
肩に持つならキャリーベルトの付いたもの
スキー板をまとめたストラップにキャリーベルトが付く形状は、子供や女性などが板を運ぶのに適しています。またスキー板を担いでゲレンデを移動する人にもおすすめです。
スキー板を運搬する際もズレにくく、肩にかければ重さも軽減されますね。キャリーベルトは長さ調節の効くものが便利です。
使用の際の注意点はストラップをつける位置です。キャリーベルトをつけた際に肩から下げてみてスキー板が地面と平行になるようにバランスをとりましょう。