しかし、ここで注意していただきたい点が2つあります。

ひとつは、ダンベルは上半身のトレーニングには効果的ですが、下半身のトレーニングにはあまり向いていないということです。

ダンベルでポーズをとるボディビルダー

また、ダンベルは上半身のさまざまな部位を効果的に鍛えることができるのですが、背中のトレーニングには、あまり向いておりません。

もちろん、まったく効果がないということではなく、ダンベルを使ったトレーニングで脚や背中もある程度、鍛えることは可能ですから、安心してください。

他のトレーニングと組み合わせた方がよい場合とは

ここで問題となってくるのが、50kgのダンベルを使ったトレーニングの目的です。

既にある程度の筋力がある方が、「特定の部位の筋肉を鍛えたい」という目的で50kgのダンベルを使ってトレーニングされるのは、目的と手段が合致しています。

しかし、「見るからにがっしりとした、均整のとれた肉体になりたい」という場合には、50kgのダンベルを使ったトレーニングだけでは難しいケースが出てきます。

均整のとれた、見た目にも美しい肉体となるためには、全身の筋肉をバランスよく鍛える必要があります。

ですが、50kgのダンベルを使ったトレーニングだけ行なっている場合、脚や背中に関しては他の部位と同じくらい効果的なトレーニングを行なうことは難しいです。そのため、トレーニングが進むにつれて、全身の筋肉をバランスよく鍛えることが徐々に難しくなってくる可能性があるのです。

ですから、できればダンベルによるトレーニングだけではなく、他のトレーニングと組み合わせた方がベターです。

もちろん、これはある程度トレーニングが進んだ段階での話です。個人個人の状況やニーズによってはこの限りではないことは、言うまでもありません。

50kgのダンベルを使った効果的なトレーニング

ここでは、ダンベルで鍛えることが比較的難しい、脚と背中のトレーニングについてご紹介します。

脚のトレーニング

ダンベルを使って足を鍛える場合には、スクワットやデッドリフトなどが比較的、有効です。

ダンベルならではのトレーニングというよりは、ダンベル以外の脚のトレーニングをダンベルを使って行なうのです。また、ランジの際にダンベルを使用するのもよいでしょう。

背中のトレーニング

ダンベルを使用した背中のトレーニングとしては、ワンハンドローイングがあります。
ワンハンドローイングでは、広背筋および僧帽筋を中心とした、背中のさまざまな筋肉を鍛えることができます。

ただし、ある程度の限界がありますので、背中に特化したトレーニングを行ないたい場合には、他のトレーニングも併用した方がよいでしょう。

50kgのダンベルトレーニングに関するまとめ

ダンベルキックアップする外国人男性

やはり、かなりの重量がありますので未経験者が軽い気持ちでやると体を痛めてしまう結果となりやすいです。これまで以上に安全性に留意してください。

また、何のためにトレーニングを行なうのかという目的意識をしっかりと持ち、必要に応じて他のトレーニングと組み合わせてください。

 

  

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