野球をするときにバットは欠かせない道具ですが、持ち運ぶときにバットケースを使うと便利です。バットを保護する働きもあり、肩からかけて運べるため手がふさがらないというメリットもあります。
バットケースを初めて買うときには素材や収納力のほか、デザインや価格などもチェックして選びましょう。ケースの選び方やおすすめのバットケースランキングをご紹介します。
素材に注目したバットケースの選び方
バットケースの素材にはナイロンやポリエステル等の合成繊維、布製、合成皮革、エナメルコーティングしたものなどがあります。それぞれの特徴を知ってバットケース選びに役立てましょう。
布製
最も簡単で手軽なバットケースは布製のものです。巾着のようにコードを引っ張って口を締めるタイプで、軽く柔らかいのがメリットです。また使わないときには折りたたんでしまっておけるというのも便利です。
合成繊維
バットケースで最も多く採用されている素材はナイロンやポリエステルなどの合成繊維です。軽く手入れが楽なのがメリットで、水洗いができるという点も便利です。
中に芯材が入っていない場合は柔らかいため外部からの衝撃には弱いというデメリットがあることも把握しておきましょう。
合成皮革
合成皮革のバットケースは耐久性や強度が高く、素材が厚いのでバットをしっかり保護できるというメリットがあります。見た目の良さも魅力です。ただし合成繊維や布製に比べて重いという点と、丸洗いできないという点がデメリットです。
エナメルコーティング
合成繊維のデメリットを補えるのがエナメルコーティングを施したタイプです。エナメル製なので雨に強く、汚れたときには雑巾などで拭けば汚れが落ちやすいというメリットがあります。合成皮革のものよりも固いため頑丈ですが、重くなるのがデメリットです。
本革製もある
あまり多くはありませんが、本革製のバットケースもあります。合成皮革は長期間使用するとボロボロになってきますが、本革製は手入れをしっかりしておけば合成皮革よりも長期間使うことができ、使えば使うほどなじんで来ます。
経年変化を楽しむこともでき、見た目の立派さは他の素材には真似できません。
収納力と素材に注目したバットケースの選び方
バットケースを購入するときには何本入れられるのかという収納力もチェックしましょう。
何本入れるのかをチェック
バットケースには1本用のものの他に2〜3本用や5〜6本用など、さまざまな容量のものがあります。3本用のものなら練習用、試合用、予備用など使い分けているバットを一度に持ち運ぶことができるので便利です。
またバッティングセンターにいったり素振りをしにいったりするときには1本用のものが便利です。バットの使用本数や状況に合わせて選ぶようにしましょう。
仕切りがあると傷防止になる
複数本入るバットケースには仕切りがあるものと無いものがあります。仕切りがあるとバット同士がぶつからないため、運搬中の傷を防ぐことができます。ただし仕切りが無い方が軽いため持ち運びやすいというメリットもあります。
ポケット付きのもので小物も持ち運ぼう
外側にポケットがついているバットケースなら、小物を持ち運ぶことができるので便利です。バッティンググローブや予備のグリップテープ、掃除用のクロスなどをバットと一緒に持ち運べるというメリットがあります。
ただしその分大きくなるというデメリットもありますので、よく考えて選びましょう。
ジュニア用はバットを収納できるリュックがある
ジュニア用のバットを持ち運ぶときには、バットを差し込めるようになっているリュックを使うのも便利です。通常のリュックと違い、背面や横にバット用のループやベルトが付いており、荷物とひとまとめにして運ぶことができます。
バット自体はむき出しになっているため、ぶつけて傷がついたり通行人にぶつかったりしないように注意しましょう。
バットケースの選び方はこんなポイントもチェックしよう
バットケースを選ぶときには素材や容量のほか、子供用・大人用のものやメーカー、デザイン、価格などをチェックするようにしましょう。
大人用と子供用はサイズが違う
少年野球で使うバットは大人用のものよりも短めに作られていますので、ジュニア用のバットケースを使いましょう。大人用のものを使っても良いですが、取り出しにくくなるというデメリットがあります。