冬の寒い時期にテニスをすると、かじかんでしまってうまく握れなかったり力が入りきらなかったりすることがあります。そんなときに役に立つのがテニスグローブです。日焼けも防げるので夏にも活躍し、手荒れも防げるため持っておいて損はないアイテムです。
テニスグローブの機能や形状、素材に注目した選び方を解説します。またおすすめのテニスグローブランキングもご紹介していますので、ぜひチェックしてください。
テニスグローブの機能に注目した選び方
テニスグローブにはさまざまな機能があります。どのような機能のグローブを選べばよいかチェックしてみましょう。
グリップ力をサポートする
テニスグローブはグリップ力をサポートするために手のひらがすべりにくくなっています。握力が弱い人でもしっかりグリップして打つことができ、力強いボールを打つことができます。
防寒に
寒い時期には手がかじかんでしまいしっかりと握ることができないため、十分なパフォーマンスが出せないということがあります。グローブをしておけば暖かいですし、動いている間に温まりやすいので快適にプレーできます。
紫外線対策に
夏の紫外線対策にグローブを付ける人も多いです。しっかりとUVカット加工の施されているものを選びましょう。テニスグローブを自動車などの運転中に日焼け防止のためにつける人もいます。
手荒れも防げる!
グリップは汗などの水分を吸収する働きがあるため、手のひらが乾燥して荒れてしまうということがよくあります。特に冬場は空気も肌も乾燥しがちなので、肌荒れがひどくなる季節です。
そのためグローブで余分な汗を吸収しつつ手のひらが乾燥しすぎないようにして手荒れを防ぐことができます。
テニスグローブの形状と素材に注目した選び方
テニスグローブは形状も素材もさまざまなので、選ぶときのポイントになります。どのような形状や素材のものがあるのか、特徴を見ていきましょう。
指先まであるかハーフフィンガーか
テニスグローブは指先まで覆われているフルフィンガータイプと、指先だけが出ているタイプ、指の半分から先が出ているハーフフィンガータイプなどがあります。
フルフィンガーは最も防寒性に優れていますが、ラケットを素手で握るときとグローブを着用したときで握った感覚の違いに戸惑う人もいます。
ハーフフィンガータイプは指の第二関節より先が出ているのでラケットを握った感覚が最もすでに近いです。ただし指先がかなり出ているため寒いというデメリットがあります。
指先だけが出ているタイプはフルフィンガーとハーフフィンガーのよいところを取っているため使いやすく、指先でスマホも扱えるというメリットがあります。
手のひらが開いているタイプのメリット
通常の手袋のように手のひらが覆われているタイプと手のひらだけが開いているタイプがあります。
覆われているタイプは防寒性や吸汗性、手のひらの肌の保護ができますが、手のひらが開いている方がボールを打ったときの感触が素手で打ったときに近いため、プレーしやすいというメリットがあります。
手のひらがドライでサラサラな人は手のひらまで覆われている方がグリップ力が高くなりますが、手のひらに汗をかく人は開いているタイプの方がすべりにくくなります。
手の甲だけのタイプもある
寒さ対策をしつつラケットを握った感覚を失わないために、手の甲だけというタイプもあります。手首を通したあと中指や親指・小指にループを通すだけで使えるため、手の甲は暖かいけれど手のひらは腕でラケットを握ることになります。
布素材のものが主流
テニスグローブは合成繊維を含めた布素材のものが主流です。販売しているメーカーごとに独自の素材を採用していることがあり、吸汗速乾性や接触冷感素材、温熱素材、抗菌防臭などさまざまな機能があります。