落ちているテニスボールを拾うときにラケットの先端ですくい上げることをしますが、そのときにフレームの先端を地面でこすって傷がつくことがあります。積み重なるとフレームがボロボロになってしまうため、エッジガードという保護テープを貼りましょう。
エッジガードの種類や貼り方、選び方を解説します。おすすめのテニスラケット用エッジガードをランキングにしてご紹介していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
テニスラケット用エッジガードの種類や特徴をチェックしよう
テニスラケット用エッジガードの効果や種類、特徴をチェックしていきましょう。
エッジガードはフレームが傷つくのを防ぐ
エッジガードはフレーム先端に貼り付けるテープで、フレームが傷つくのを防ぎます。硬式テニスのラケットにはフレーム先端にバンパーと呼ばれるフレームを保護する部品がついていますので、中にはエッジガードを貼らない人もいます。
ソフトテニスの場合はバンパーが付いておらず、硬式用のラケットよりも軽量で傷つきやすいため、エッジガードは必須アイテムといえます。
エッジガードにはサイズが2種類ある
エッジガードには幅の異なる2種類のテープがあります。幅が太く1枚でフレームの先端をガードでき、フレーム上部のガットまで隠せる「シングルタイプ」と、ガットを避けてフレーム先端の表側・裏側に貼るハーフサイズの「セパレートタイプ」があります。
シングルタイプはガットを張り替える際に剥がさなければなりませんが、フレームだけでなくガットに傷がつくのも防いでくれます。セパレートタイプは貼ったままでもガットの張り替えができるので便利ですが、貼るときに両方の面に貼らなければならないので手間がかかるという欠点もあります。
ガットの張り替えを頻繁にする人はセパレートタイプがおすすめ
ガットの張り替えを頻繁にするという人はセパレートタイプの方がよいでしょう。シングルタイプだとガットの張り替えを行う際にその都度剥がして新しいものに貼り直さなければいけません。
エッジガードの貼り方をチェック!
エッジガードの貼り方を動画でチェックしてみましょう。また、貼るときや剥がすときの注意事項も一緒に確認しておけば安心です。
エッジガードの貼り方を動画で確認
- エッジガードの真ん中だけ保護シートを剥がしてフレームの真ん中に合わせて貼る。
- 軽く引っ張りながら片側ずつ貼っていく。気泡やシワが入らないように注意する。
- 先端は最後にしっかりと貼り付けるため、完全に貼り付けないようにしておく。
- 両面とも貼り終わったら両側のテープの先端がそろうようにうまく調整する。
- 最後に全体を指ですべらせるように抑えてしっかりと貼り付ける。
エッジガードを貼るときに注意したいポイント
エッジガードを貼る前には必ず汚れを取っておきましょう。水拭きをすると乾くまでに時間がかかりますので、アルコールを使うのもよいでしょう。ガットは貼ったままで問題ありません。
シワにならないように軽く引っ張りながら貼っていきますが、引っ張りすぎると切れたり幅がせまくなったりしますし、セパレートタイプだと両サイドの先端が揃わなかったりするので注意してください。
エッジガードがうまく剥がれないときは
エッジガードがうまく剥がれない場合や剥がれても接着剤が残ってベタベタするという場合には、シールはがしやネールリムーバーを使うとうまく剥がれます。接着剤が残らないようにゆっくりと剥がしていくのもコツです。
エッジガードを交換するタイミングは?
エッジガードは一度貼ってしまうと長期間張替えの必要がありません。ですが目に見えてボロボロになってきた場合や剥がれてしまった場合には張り替えるようにしましょう。ボロボロになってしまってはフレームを守る役割が果たせなくなってしまいます。
エッジガードの選び方をチェック
エッジガードを選ぶときにはシングルタイプかセパレートタイプかを決めるほか、色やデザイン、メーカー、価格、貼りやすさ・剥がしやすさをチェックするとよいでしょう。
色・デザイン
エッジガードにはさまざまな色やデザインがあります。黒や白が多いですが、中には青や赤、ピンクなどもあります。またロゴがプリントされているものも多く、ロゴの大きさもさまざまです。フレームに合わせた色やデザインのものを選ぶことをおすすめします。