健康やダイエット、そして体力づくりの為にランニングを取り入れているという人が年々増加しています。
ランニングは誰にでも簡単に始めることが出来るので大変人気のあるスポーツです。
しかし簡単に始められるからこそ、忘れてしまうのが怪我のリスクです。実際に多くのランナーが怪我をしているのが現状です。
その為ZAMST(ザムスト)やSKINS(スキンズ)、MIZUNO(ミズノ)など多くのブランドから様々な種類のランニング用サポーターが販売されています。
今回はランニングを安全に楽しむ為の適切なサポーター選びと人気のおすすめサポーターを厳選してお届けします。
痛みは大きな怪我のシグナルです。適切なサポーターでしっかり怪我予防をしていきましょう。
ランニング向けサポーターの選び方
ランニングで怪我をしやすい場所は膝やすね、そしてふくらはぎなどです。様々な怪我トラブルを防ぎ、痛みを軽減するサポーターを選んでいきましょう。
フィット感の高いのもの
ランニング中にサポーターがズレ落ちてしまうと大きな不快感を感じます。またズレてしまうようなサポーターは、サポート力も低いでしょう。
伸縮性があり、足の形にきちんとフィットするものがおすすめです。
フィット感の高いサポーターを選ぶには、自分にあったサイズを選ぶことが基本となります。自分のサイズをしっかりと測定しサイズが2サイズにまたがるようなら小さめのものを選びましょう。
通気性が良いもの
ランニング時には多くの汗をかくために、サポーターは出来るだけ通気性の良いものがいいですね。
通気性がないと蒸れて肌の弱い人はかぶれるなどの肌トラブルを招いてしまいます。長く使用していても蒸れない素材がおすすめです。
痛みを感じていたら巻くタイプ
痛みを感じることが最も多い部位といえば膝です。すでに痛みの兆候があるという人はサポート力の強い巻くタイプのサポーターがおすすめです。
膝に巻き付けることで、サポート力を調節出来たり、自分の足にぴったりフィットさせることが可能です。
固定力も高く膝のぐらつきを抑えたい人にもおすすめのタイプです。
デメリットを挙げるならば走行時に違和感を感じるという事です。サポート力が強いために少し走りにくさを感じる人もいるようです。
予防の為なら薄手の履くタイプ
怪我の予防や冷え対策にサポーターを使用したい人は、薄手の履くタイプのものを選びましょう。
走行時にも違和感を感じることなく使用出来ます。巻くタイプのサポーターより固定力やサポート力は劣りますが、走りやすさ重視の場合は履くタイプがおすすめです。
痛みを感じている人は痛みを軽減するサポーターを選ぶ
すでに痛みを感じ始めている人は、ランニングによる負担を減らし痛みを軽減するサポーターを選びます。
今回は痛みの最も出やすい膝と脛に注目していきましょう。
膝下に痛みを感じる膝蓋靭帯炎など
膝蓋靭帯炎(しつがいこつじんたいえん)はジャンパー膝とも呼ばれ、走る動作を続けるなどのオーバーユースが原因で膝の下が痛くなります。
太腿の大腿四頭筋が膝下の膝蓋骨や膝蓋腱を過度に引っ張り、膝下の組織が損傷した状態なので、膝下を温め膝下にパッドが入ったサポーターなどを選びましょう。
膝の外側に痛みを感じる腸脛靱帯炎など
膝の外側に痛みを感じる腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)はランナーズニ―と呼ばれるほど、ランナーに多い怪我です。膝の外側を押したときに痛みを感じたら、腸脛靱帯炎の兆候があるので要注意です。
膝の外側から太腿にのびる腸脛靱帯が、膝に接する大腿骨にこすれて炎症を起こします。
足の外側に体重がかかることが原因といわれているので、膝が内側に入らないように(足の外側に体重がかからない)様にサポートしてくれる膝サポーターを選びます。
膝の内側やすねに痛みを感じる鵞足炎など
鵞足炎(がそくえん)はランニングを始めたばかりの初心者に多い痛みです。