ロードバイクに乗るときにサイクルコンピューターを使って自分のスピードや走行距離、心拍数などのデータを取ると、自分の走りを具体的・客観的に見ることができるのでおすすめです。
サイクルコンピューターを使ったらそれまでよりも楽しめるようになった、という人も多いため、ぜひサイクルコンピューターを購入しましょう。
サイクルコンピューターにはさまざまな種類や機能があります。どのような機種を選べばよいのかチェックしていきましょう。おすすめのサイクルコンピューターランキングもご紹介します。
サイクルコンピューターの選び方①表示するデータで選ぶ
サイクルコンピューターは機種によって表示データが異なります。そのため、表示できるデータの種類で選ぶというのがおすすめです。
速度・距離・時間は基本
サイクルコンピューターの表示データの基本は「速度」「距離」「走行時間」の3つです。その中でも速度は現在の走行速度が表示される他に平均速度や最大速度が表示されるものもあります。平均速度と現在の速度の差を表示してくれる場合もあります。
心拍数・ケイデンス・消費カロリー
心拍数やケイデンス、消費カロリーが表示される物も多いです。心拍数やケイデンスに関しては別売りのセンサーと連携してデータを表示できる場合があります。心肺機能を高め、パワーアップにつなげるためには心拍数やケイデンスをチェックできると便利です。
ルート測定と高低差もチェック
高性能なサイクルコンピューターの中にはGPSによるルート測定や高低差をチェックできるものがあります。高低差がわかるとヒルクライムやスプリントなど、場所ごとのデータを取ることができるので便利です。
管理できるデータの種類と数をチェック
管理できるデータの種類や数が多いものほど高性能なことが多いです。どのようなデータが必要なのかを確認した上でサイクルコンピューターの機種を選ぶようにしましょう。
サイクルコンピューターの選び方②機能性で選ぶ
サイクルコンピューターは表示データ以外にも、機種によってさまざまな機能があります。以下のような機能をチェックしながら選びましょう。
有線か無線か
サイクルコンピューターは本体にデータを送るセンサーを取り付けて使用します。センサーと本体が有線でつながっている場合と、無線でデータを飛ばす場合があります。有線のものは取り付けに手間がかかりますが、データが確実に本体に送られます。
無線のものはデータを送る際にタイムラグが出る場合がありますが、取り付けが非常に簡単です。無線のものの方がやや価格が高い傾向があります。
GPS搭載か非搭載か
全てのサイクルコンピューターがGPSを搭載しているわけではありません。GPS非搭載のサイクルコンピューターの方が価格が安く購入しやすいというメリットがあります。
走行距離だけでなくルートまで管理したいという場合にはGPSを搭載しているものを選びましょう。中には4種類の位置情報システムを併用して正確なデータを算出している機種もあります。
大画面やバックライト液晶は見やすい
画面の大きさは機種によってさまざまです。大きな画面のものやベゼル(縁)が狭いものは表示が見やすいですし、バックライト液晶付きのものは夕方や夜間でも表示が見えるので便利です。バックライトの継続時間もチェックしておくと良いでしょう。
スマホやパソコンとの連携
Bluetoothでスマホと連携したり、USBケーブルでデータをパソコンに送ったりできるサイクルコンピューターもあります。専用のスマホアプリを使って手元で情報管理ができる機種もあり、非常に便利です。
ナビやカラー液晶のある機種も
GPSを搭載している機種の中にはカラー液晶やナビ機能がついているものがあります。ただしこのような機種は価格が高いことが多く、初心者には持て余すほど高機能な機種ですので、上級者向けだといえます。
初心者が失敗しないコスパ最強のサイクルコンピューターの選び方
初心者が失敗しないようなサイクルコンピューターの選び方をチェックしておきましょう。
初心者ならGPSなしでもOK
ロードバイク初心者のうちはGPSは搭載されていなくても大丈夫です。まずは安いものから、と考えている人はGPS非搭載のものを選びましょう。買い替える手間や費用がかかるのが嫌だと言う人はGPSのついているもので構いません。
ワイヤレスなら取り付けも簡単
無線のものは取り付けが簡単なので、初心者でも購入してすぐに使えます。有線を選ぶか無線を選ぶかは予算をもとにして決めてもよいでしょう。
液晶は大きめで見やすいものがおすすめ
価格を重視するあまり、液晶が小さくて見えにくいものでは走行中に確認するのが難しくなります。液晶が大きめで見やすい表示の物を選びましょう。
ケイデンスがわかるものがおすすめ
ケイデンスがわかる機種を選ぶのをおすすめします。ケイデンスがわかるとルートによって回転数をイメージしながら走ることが出来るようになります。
どれくらいの回転数で回したらどのくらいのペースで走れるのかということをイメージできる人はペース配分も上手になります。
メーカーをチェック
サイクルコンピューターを購入するときにはメーカーもチェックしましょう。人気の高いメーカーの商品は口コミも多く、長所や短所もわかりにくくなります。
価格
サイクルコンピューターは安いものでは3,000円程度、GPS付きのものは10,000円強、カラー液晶やナビを搭載しているものは30,000円以上の価格帯になります。自分の中でラインとなると予算額を決めてから商品を選びましょう。
サイクルコンピューター・GPSおすすめランキング・10位〜4位
口コミ評価が高いサイクルコンピューターの中から、独自の基準で厳選した10点の商品をランキングにしてご紹介します。機能・性能や使いやすさはもちろん、GPSの有無や有線・無線など、さまざまな条件を考慮したバリエーション豊かなランキングです。
10位:キャットアイ(CAT EYE) MICRO WIRELESS CC-MC200W
取り付けが簡単なワイヤレスタイプのサイクルコンピューターです。走行速度はもちろん、最高速度や平均速度も計測でき、現在の走行速度が平均速度よりも早いかどうかを確認できるベースアロー機能が搭載されています。
表示を自分の希望通りにカスタマイズでき、見やすいバックグラウンド液晶にはナイトモードも搭載しているため夕方や夜間でも見やすいのが特徴です。
9位:GARMIN(ガーミン) Edge500
GPS付きランニングウォッチで人気のガーミンのサイクルコンピューターです。もちろんGPSを搭載しており、高低差や距離・コースなどを管理できます。基本のケイデンスやスピードのほか、心拍数をチェックできるハートレートモニターセンサーも搭載しています。
超軽量ながらIPX7の生活防水対応なので、ちょっとした雨にもびくともしません。またUSB接続でオートアップデートにも対応しています。
8位:GARMIN(ガーミン) Edge130
9位と同じメーカー・ガーミンのサイクルコンピューターです。、スピード・距離・速度・タイムなどがひと目で分かる見やすさが魅力です。GPSは4衛星測位システムを採用しているため正確コース管理やコースナビが可能です。
走行データのアップロードが自動で行われたり、天気情報がアップデートされたりといった便利な機能も満載で、操作も簡単なので初心者でも使いやすいと評判です。Bluetoothでのスマホ連携ができ、メールやメッセージアプリの通知を出すこともできます。
7位:iGPSPORT iGS10
GPS搭載のサイクルコンピューターとしては非常にリーズナブルなので人気があるモデルです。速度は現在の走行速度・平均速度・最高速度の3つが記録でき、ケイデンスも平均・最大・現在のケイデンスの3つを記録できます。