ソフトボール用ヘルメットは、安全性を確保することに加えて快適なプレーをサポートする機能を持ちあわせた製品でなければなりません。現在は、各ブランドやメーカーから独自の最新技術が採用された製品が販売されています。
今回は、安全性が高いことに加えて装着感にも満足できるソフトボール用ヘルメットの正しい選び方とポイントにおすすめ人気製品の特徴もあわせ詳しくご紹介しましょう。
打者用とキャッチャー用のヘルメットの違いもきちんと理解して、自分にぴったりのソフトボール用ヘルメットを見つける参考にしてみてください!
ソフトボール用ヘルメットの違い
野球と同様にソフトボール用ヘルメットにも「打者用」と「キャッチャー用」があります。これは、プレーヤーの動きによって安全を確保するために必要な構造が異なるためです。こちらではそれぞれの特徴を詳しく解説いたしましょう。
打者用ヘルメット
「打者用ヘルメット」は、打席に立った際に死球などによる強い衝撃から頭部を守ることを目的につくられたヘルメットのことです。
打者用ヘルメットの特徴
デザインは、日差しや照り返しを防ぐつば付きであり、キャッチャー用ヘルメットと比べると外殻がしっかりと厚みのある構造のものが多く、耳の保護部分が付いた仕上がりになっている点が特徴になります。
安全性確保のために、死球などで1度強い衝撃を受けると内部の樹脂部が変形したり、破損する構造のものが多いのも特徴です。
打者用ヘルメット使用時の注意点
打者用ヘルメットは、樹脂部が衝撃を吸収して変形や破損することで頭部を守る構造の製品が多いため、変形や破損の見受けられるヘルメットは使用せずに新しいものと交換することが重要になります。
使用時にはしっかりと変形や破損の有無について確認することが安全を確保することにつながります。また、外見上では安全性が分かりにくい製品はブランドやメーカーの推奨する定期的な交換期間を遵守するようにしましょう。
キャッチャー用ヘルメット
キャッチャー用ヘルメットは、守備を行う時にキャッチャーが着用するヘルメットのことです。
キャッチャー用ヘルメットの特徴
マスクを安定して装着できる工夫が施されていることに加えて、長時間の着用でも快適性を失わないようにベンチレーション(通気孔)の数が多いものや断熱材を採用した構造となっている点が特徴です。
また、前方に向けたつばがない分、首までしっかりと保護できる構造や後方につばが付けられたヘルメットがあります。
ソフトボール用ヘルメットの正しい選び方
こちらでは、打者用ヘルメットとキャッチャー用ヘルメットについてそれぞれの正しい選び方についてのポイントをいくつかご紹介しますので、自分にぴったりのヘルメットを選ぶ前にしっかりおさえておきましょう。
まずは安全性の高さを確認しよう!
ヘルメットの最大の役割は死球やクロスプレーなどの強い衝撃から「頭部をしっかりと守ること」です。
そのため、デザインやカラーなどのルックスで選ぶことも大切ですが、ヘルメット本来の役割を果たすことのできる安全性の高いものを選ぶことが最重要ポイントになります。
安全基準の表示についても理解しておこう
次章では安全性を確認するための知識についてご紹介しましょう。
ソフトボール用ヘルメットには「SGマーク合格品(対人賠償責任保障付)」と製品情報に明記されていることがあります。
こちらでは、その表示の意味についてご説明しましょう。
SGマーク
「SG(Safe Goods:安全な製品)マーク」は、一般財団法人製品安全協会が定めたSG基準に適合する安全性の高い製品にのみに認められています。
第三者認証による信頼性の高さから安心して製品を使用できることに加え、万が一、人身事故が発生した場合は「円滑な賠償措置が講じられる製品」という証の意味もあります。
要するに「製品の安全性が信頼の高い方法で認証されている」ことに加えて、事故を生じた際も「保証を受けることのできる製品」ということです。
打者用ヘルメットを正しく選ぶためのポイント
自分に最適な打者用ヘルメットを選ぶポイントについてまとめますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
サイズ
打席に入って打撃する際に着用するものですので、サイズが大きすぎるとズレを生じたり、余計な重さが負担になったりする原因になります。
一方で小さすぎると、圧迫感で苦痛を生じてしまいます。これらの予防や集中力を乱さないためにも自分に最適のサイズを選ぶようにしてください。
ブランドやメーカーによって2cmから3cm刻みに細やかにサイズが設定されているため、自分の頭囲や眼鏡、サングラスの着用の有無を考慮した上でサイズを選びましょう。
「何となく」で選ぶのではなく、まずはしっかりと自分の正確な頭囲を計測してからサイズを選ぶと間違いを避けることができます。
利き手で選ぶ
現在は、「左右打者兼用」のモデルが多く販売されています。チームで兼用としての購入ではなく、個人専用として購入する場合に利き手がある人は「右打者用」「左打者用」を間違えて選ぶことのないように注意してください。
確認方法は、自分が打席に立った際にピッチャー側の耳にプロテクターがデザインされたヘルメットを選ぶことが目安になります。
キャッチャー用ヘルメットを正しく選ぶためのポイント
キャッチャーは、打者よりも長時間ヘルメットを着用する必要があります。そのため、安全性のみならず装着感にも着目して選ぶことが大切です。いくつかポイントをまとめますので参考にしてみてください!
サイズ
打者用のヘルメットと同様に、ズレや圧迫感を生じずにプレーに集中できる自分の頭にぴったりのサイズを選ぶことが大切です。ブランドによって同じサイズ表示でも若干の大きさの差が生じる場合もあることもおさえておきましょう。
機能
ベンチレーション機能や構造、断熱材の採用の有無についてきちんと確認しておきましょう。
キャッチャーは特にヘルメット、マスク、防具などをあわせて長時間着用する必要ため、不快なムレや熱を十分に発散させることのできる機能が備わっている製品が快適なプレーのためにもおすすめです。
【ソフトボール用ヘルメット】おすすめ人気ランキング:10位~4位
こちらでは、ソフトボール用ヘルメットのおすすめ人気製品をその特徴とあわせてランキング形式でご紹介します。
自分に最適のヘルメットを選ぶ参考にしてみてください!
10位:ミズノ(MIZUNO) ソフトボール ヘルメット(キャッチャー用)つば付 1DJHC302
こちらは、ミズノのベーシックスタイルのキャッチャー用ヘルメットです。特徴は、SGマーク合格品であるため、高い安全性が確保されている点です。
はじめてキャッチャー用ヘルメットを選ぶ人も安心して使用できるおすすめ製品になります。
9位:asics(アシックス) 野球 ソフトボール用 ヘルメット バッティング BPB66S
こちらは、アシックスの左右打者兼用のヘルメットです。特徴は、独自の真空成型製法により従来の厚みのある外殻樹脂部を薄く仕上げあることに成功している点です。
これにより、ヘルメット自体の軽量化にも成功しています。軽くて快適な装着感を求める人におすすめの製品です。
8位:NEWNESS WORLD ソフトボール ヘルメット
こちらは、NEWNESS WORLDの左右打者兼用ヘルメットです。特徴は、耐衝撃性の高いABSプラスチックを採用している点です。
お気に入りのヘルメットを長く愛用したい人におすすめの製品になります。
7位:アシックス ゴールドステージ ソフトボール用 打者用 両耳 ヘルメット BPB64S
こちらは、アシックスの左右打者兼用のヘルメットです。特徴は、真空成型製法により従来品からの軽量化に成功している点になります。
さらに、SGマーク合格品、(財)日本ソフトボール協会検定品であり、高い安全性が確保されているため安心して使用できるおすすめ製品です。
6位:ZETT(ゼット) ソフトボール キャッチャー用 ヘルメット BHL40S
こちらは、ZETTのキャッチャー用ヘルメットです。特徴は、他社製品よりもベンチレーション(通気孔)が大きく、数も多く備えられている点になります。
さらに、スリップガード構造を採用しているため、マスクを簡単に片手で着脱できる機能を備えている高機能のおすすめ製品です。
5位:ミズノ ソフト用 両耳 打者 1DJHS10114
こちらは、ミズノの左右打者兼用ヘルメットです。特徴は、断熱材を使用したヒートプロテクション構造を採用しているため、ヘルメット内装の頭皮と接する部分の温度を低減させる機能をもつ点になります。
SGマーク合格品であることに加えて(財)日本ソフトボール協会検定 1種・2種兼用も受けているため、安全性にも安心して使用できるおすすめ製品です。
4位:エスエスケイ ソフトボール用両耳ヘルメット SSK-H6000
こちらは、ミズノの左右打者兼用ヘルメットです。特徴は、大きめにベンチレーションが備えられていることに加えて軽量に設計されている点になります。
女性プレーヤーにも好評のおすすめ製品です。
【ソフトボール用ヘルメット】おすすめ人気ランキング:ベスト3
上位には、高い安全性が確保されていることに加えて高機能の製品がランクインしています。
機能や特徴の違いをきちんと理解して、自分にぴったりの製品を選ぶ参考にしてみてください!
3位:エスエスケイ(SSK) ソフトボール用キャッチャーズヘルメット CH225
こちらは、SSKのソフトボール向けのキャッチャー用ヘルメットです。
特徴は、耐久性に優れた高剛性ABS樹脂を採用している点と快適な装着感を維持できるエアベンチレーション機能が搭載されている点になります。
さらに、カラーも豊富な8種類から選べるため、チームカラーやユニフォームに最適なものを選べるのも魅力です。
2位:ZETT(ゼット) ソフトボール バッター用 ヘルメット BHL570
こちらは、左右打者兼用のZETTのヘルメットです。装着感と機能美が追求された進化版のヘルメット。
(財)日本ソフトボール協会検定を受けている点とSGマーク合格品であるため、十分な安全性も確保されている製品になります。
特徴は、リブを側頭部に設けることでシェル自体の剛性を向上させて衝撃の緩和を図る「サイドリブ」や音をしっかりと耳孔近くで聴き取れるように耳穴部を内側に曲げた構造に仕上げることで「メガホン効果」による集音力を向上させている点です。
安全なプレーをサポートするための軽くて快適な装着感にこだわった高機能の人気製品です。スタイリッシュなフォルムも魅力になります。
1位:ミズノ ソフト用ヘルメット 両耳打者用 2HA588
こちらは、左右打者兼用のミズノのヘルメットです。特徴は、(財)日本ソフトボール協会検定を受けている点とSGマーク合格品であるため、安全性に優れている点です。
さらに、ヒートプロテクション構造として断熱材を本体と内装材の間に使用しているため、頭皮の当たる内装部分の温度を約3度低減することができると独自の性能評価で明らかとなっているおすすめの高機能ヘルメットになります。
安全性と快適性を兼ね備えたおすすめ人気製品です。
迷ったときには口コミを活用してみよう!
もしかすると「ヘルメットは、実際に試着してみないと選べない」と思っている人や「サイズの選び方に自信がない」という人もいるはずです。
そんな人は、気になる製品を実際に使用して評価している口コミやレビューの情報を参考にしてみるのもよいでしょう。
自分にぴったりのソフトボール用ヘルメットで、安全にプレーを楽しんでください!