近年テニスの人気は高まり、様々な場所でテニススクールが開催されるようになりました。テニスはファッション性も高く、体力維持にも良いと多くの人に支持されています。
しかしいざテニスを始めてみると、なかなか思うようにストロークが上達しない、ラリーが続かないなど自分の上達具合が気になる人もいるのではないでしょうか。
そこで、テニス初心者に一押しのテニス用練習用具を紹介します。楽しく、そして効率よく自分のテニススキルを上げていきましょう。
テニス練習用具の人気ランキングも発表します。多くの人が「これは良い」と選択したおすすめの練習用具をチェックしていきましょう。
テニス用練習用具の種類
人気ランキングを見ていく前に、 テニス用練習用具の 種類や選び方をしっかりマスターします。
1人でもしっかり自主練習可能な用具はどのようなものなのか、自分に合っている練習用具はどれなのかを探していきましょう、
基本はスイングトレーニング用ラケット
テニスの自主練習といったら基本となるのは素振りです。スイングトレーニングのラケットは1本の棒のようなもので、通常のラケット同様のグリップ部分と重りなどが付いた棒の部分とに分かれています。
スイングトレーニング用ラケットは、通常のラケットより重めに作られておりスイング時のフォームを正しく補正するのに役に立ちます。
ラケットが重い場合、正しいフォームで素振りをしていないと軌道がズレて ケットが振られます。その為自分でフィームを直すことが出来るのです。
ストロークやボレー、サーブなど様々な練習に応用出来ます。場所があまりとれない人も、スイングトレーニング用ラケットなら場所を取らず自宅の部屋でも練習をすることが出来ます。
場所を選ばす練習出来るので、毎日のトレーニングに向いています。
画期的な「エーストレーナー」
エーストレーナーは スイングトレーニング用ラケット の1つですが、世界のトップテニスプレーヤーを育てたニック・ボロテリー氏が一押しするテニスの練習用具です。
グリップ部分から続くスティック部分に、可動式のテニスボールが付いており、正確な素振りをすることでボールが先端に移動します。またテニスボールがトップ部分に移動する音によってスイングの正しいタイミングを教えてくれます。
感覚としてではなく、音や視覚によって自分の間違ったフォームを認識することが出来る画期的なテニス練習用具です。
場所が確保できればトスマシーン
トスマシーンは相手がいなくても1人で実践的な練習が出来る優れた練習アイテムです。
スピードを選べたり、連続でボールを出すことが出来たりするのでテニス用練習用具の中で最も実践的なトレーニングアイテムといえます。
しかし大きなデメリットは場所が必要となること。テニスコートなどを使用しての練習となります。
最近では前面にネットが付いており、ネットに打ち返すことでオートリターン式となるトスマシンも増えています。こちらの場合は、設置場所さえあれば使用することが出来るのでおすすめです。
ボールを上手く返せない人や、ボールがあちらこちらに跳んでしまう人は、使用の際に周囲の環境などに注意が必要です。
更なる上達にエリアラケット
エリアラケットは、ボールを打つガットの部分が通常よりも小さく出来ています。
ガット面積を小さくすることでボールが捉えにくくなり、より的確な技術が必要となるのです。その為エリアラケットを練習時に使用していると、通常のラケットを使用した際にボールを捕らえやすくなります。
自分で練習する際はトスマシーンなどと組み合わせて使用すると、更に練習の効果を上げることが出来るのではないでしょうか。
初心者に一押しのテニストレーナー
テニストレーナーとは、重り用となる台座に紐やゴム付きのテニスボールが付いている練習用具です。
ラリーをしたいけれど1人では出来ません。また初心者の場合は壁打ちテクニックも未熟な場合が多く、ボールがあちらこちらに飛んでしまいなかなかラリーが続かないものです。
ゴムが重りについているので、ボールがあちらこちらに跳んでしまっても反動でしっかり戻ってきます。
実際にボールを使って練習できるので、打つ感覚やフォームの確認などに役に立ちます。
ゴムの長さは商品によっても違いますが、5m~10mは飛ぶので安全な場所をしっかり確保して練習を行いましょう。
テニス用練習用具の選び方
テニスの練習用具は実践的なものや基本をトレーニングしていくものなど 、様々な種類があります。
また同じような練習用具で機能性が異なるものなど、初心者にとって良いものを選ぶのは難しいですね。
そこで基本となるテニス練習用具の選び方を確認しておきましょう。
場所を必要とするか否か
テニスは基本的に広いテニスコートで行います。自主トレーニングをする際もトスマシンのようにテニスコートを必要とする場合もあります。
素振りであればある程度のスペースがあれば出来ます。またテニストレーナーなどの場合はテニスコートは必要ありませんが、10m程の長さのあるスペースが必要になります。
自分が何を練習したいのかも大切ですが、練習可能なスペースを確保出来るのかも事前に確認しておきましょう。
持ち運べる重さなのか
テニスの自主練習をする際に、素振り用ラケットやテニストレーナーなどは関単に持ち運びが可能ですが、トスマシンなどは重量も重く1人での持ち運びは辛いものです。
また近くのテニスコートや公園などで練習する場合、持ち運びがスムーズに行えるかどうかも練習用品を購入前に確認しておくといいでしょう。
公共機関を使用しての移動ならば、なるべくコンパクトで軽量のものがおすすめです。
使用時の音の大きさ
テニスの練習を早朝や深夜にやろうと思っている人は、練習用具の音の大きさにも注意が必要です。
特に近隣に住宅がある場合などは、住人とのトラブルを避ける為にもなるべく音が響かないものが良いでしょう。
購入前に音が出るのか、そして音はどの位響くのかを事前に確認しておいた方が良いですね。せっかく買っても音が大きくて夜間に使用出来なかったという事態は避けたいものです。
耐久性のあるもの
毎日トレーニングをしたいという人は、耐久性が十分にあるのかという点も選択の際の条件となります。
口コミなどを参考にすると、実際の利用者の声がきけて耐久性の有無を知る手掛かりとなります。
スイングスピード上達の為にウェイトを使用する
ウェイトトレーニングと聞くと、筋肉を鍛える練習用具のように感じますがそれだけではありません。
ラケットのスロート(グリップの上部、フレームとの間)にウェイト用の練習用具を装着することで、正しいフォームとスイングスピードの上達に繋がります。
重さのあるラケットで素振りのトレーニングをしていくと無駄な動きをしにくくなります。無駄な動きが多い人はスイング時にブレが生じるので、自分で無駄な動きをしていることに気が付くでしょう。
上達のポイントは、自分の悪い癖に気が付き直すことです。ウェイトを使用すれば通常の素振りでは気が付かなかった無駄な動きや自分の癖に気が付きやすくなるのです。
またウェイトをつけた状態で素振りをしていると、当然テニスに必要な体幹部分の筋肉が鍛えられていくのでスイングスピードが上がっていきます。
テニス用練習用具おすすめ人気ランキング8位~4位
テニス用練習用具の種類や選び方を確認したところで、実際に多くの人がトレーニングに使用しているテニス用練習用具の人気ランキングを発表します。
どれを購入しようか迷っている人は是非参考にしてみてください。
8位: テニスストローク練習機 Picotino
素振りだけでは物足りないと感じる人に、実際にボールを打つ感覚が人気のテニスストローク練習機です。
狭いスペースではなかなか打撃の練習は出来ないものですが、ラケットを振るスペースさえあれば使用することが出来るので、自宅での練習に一押しです、
高さは75cmで重さは4kgです。重りとなるサンドバックには5kg~6kgの砂が入ります。低い場所にボールが来るので高い地点での打撃を練習するには、下に土台となるものを入れた方がいいようです。
7位:テニス練習機 エーストレーナー
マリア・シャラポアや錦織圭などの世界トップレベルの選手育成したニック・ボロテリーが一押しするテニス用練習用具です。
取り付けられたテニスボールは正しいフォームを行なうと、スライドしスティックの先端部分に移動する仕組みとなっています。
サーブやフォアハンド、ボレー、バックハンドなどの練習に向いており特にサーブの苦手な人はのびのびとしたフォームを手にすることで、確実なサーブが打てるようになるでしょう。
こちらはジュニア向きの練習用品です。
6位: UCHIDA パワーストローク 54cm
ウチダのパワーストロークは中学生以上を対象とした練習用品です。スイング時のスピードやパワーが欲しいという人におすすめです。
こちらは間違ったテイクバッグをすることで重りが先端に移動してしまう仕組みです。テイクバックの時にカチッと音が聞こえるようであれば、テイクバックがブレていることになります。
パワーストロークを使って練習を行った後に、実際のラケットを使用しボールを打つ感覚を確認すればより効果的なトレーニングが可能です。
長さは54cmで通常のラケットよりも少し短めなので場所を取らずにトレーニングが出来るのも魅力です。
5位: サクライ貿易CALFLEXテニス トスマシーン
カルフレックストスマシーンは、発射角度を 低中高の 3段階に設定できるソフトテニス用のトスマシンです。
サイズは幅が25cmで、高さが48cm~50cm、奥行きが37cmとなっています。また重さは1.6kgとコンパクトで持ち運びも楽に行えます。
またカルフレックスのテニストレーナーネット(別売り)とセットで使用することで狭いスペースでの使用も可能にしています。
一方で音が大きめで深夜や早朝の利用には向いていないとの声も聞かれるので購入の際は注意が必要です。
4位: テニストレーナー ジュニア 硬式 テニス 練習
初心者におすすめなテニストレーナーです。素材に上質なABSプラスチックを使用し耐久性が高く耐摩耗性に優れています。
滑り止め機能が付いた台座に砂と水を入れて固定し使用するタイプとなっています。収納時はゴムを本体に巻くことも出来、ボールを置くスペースもあるのでどこにでも楽に持ち運びが可能です。
サイズは 縦が24.3cmで、横は20.3cm、高さが6.8cmとなっています。利用者からはゴムがしっかり伸びて戻ってくるので使用勝手が良いと高評価を得ています。
テニス用練習用具おすすめ人気ランキング3位~1位
ここからはテニス用練習道具の上位を紹介していきます。
3位: テニストレーナー 硬式テニス ジュニア トレーニング
ジュニア用のテニストレーナーです。素材には質が高くエコなABSプラスチックを使用しているので耐久性や耐摩耗性に優れています。
サイズは縦が20.5cmで横は14.8cm、高さが4.5cmです。ゴムとボールのつなぎ目も丈夫な作りになっていて切れにくく解けない構造に作られています。
利用者からは、ボールの跳ね返りがしっかりしている、予備のボールが3つあるので安心という意見が聞かれます。30日間の完全返金保証が付いているのも魅力的です。
2位:バナナウェイト グリーン
バナナウェイトはソフトなシリコン樹脂で出来ています。重量は200gとなっており、使用のラケットに重りをつけることで、身体のエネルギーを最大限に使用した打撃を打つことが出来るようになるでしょう。
インパクト時にかけるグリップエンドのブレーキを効率よくトレーニングすることが出来、テイクバックからフォワードスイングへのスムーズな動きの感覚も身に着けられます。
練習用具としてはサイズも小さく、バッグに収納可能な大きさなので持ち運びもとても楽ですね。
1位: TopspinPro
トップスピンプロは1日2分でトップスピンを学べると世界的に人気のテニス練習用用品です。
テニスで基本となるトップスピンは初心者にはなかなか難しい技術になりますが、トップスピンプロを使用することでトップスピンの正しいフォームが身につきます。
ボールが地面につくこともなく、広い場所を必要としないので自宅でのトレーニングも可能です。また専用の収納バックも付いているので持ち運びも楽に行うことが出来ますね。
自分にあった練習用具で上達スピードを上げよう
テニスを上達したいなら、自主トレーニングが欠かせません。しかし国内では場所も限られておりいつも広いコートを使用出来るとは限りません。
自分の練習場所に合った、そして自分の弱点を克服出来るようなトレーニング用品を見つけましょう。
例え短時間でも集中してトレーニングを行えばきっと成果を感じることが出来るでしょう。