またヘルメットに取り付けるというタイプもありますが、ヘルメットがずれてしまうとミラーの位置も合わせてずれてしまい、見たい方向を確認できないということがあります。
自転車用ミラーを選ぶときの注意点
自転車用ミラーを選ぶときにはいくつか注意したいポイントがあります。使いにくいミラーや自転車に合っていないミラーを選ばないように、以下のポイントに気をつけましょう。
車種ごとに専用のミラーがある
ママチャリなどのシティサイクル、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなど、自転車の種類に合わせて使えるミラーと使えないミラーがあります。特にグリップエンドに差し込んで取り付けるタイプは使えない車種がありますので注意が必要です。
もちろん、商品によっては車種を選ばないものもあります。また、ロードバイクの場合はできるだけ軽く小さいものを使用した方がよいでしょう。空気抵抗や重量が変わってしまうため、走り心地やスピードなどに影響が出ます。
角度調節のしやすさをチェック
バックミラーは角度によっては後方確認が全くできないということがあります。そのため、角度の調節がしやすいミラーを使いましょう。
ミラーの大きさもチェックしておこう
大きいミラーは後方を確認しやすいですが、見た目がよくなかったり空気抵抗が強くなったりするため、注意が必要です。逆に小さすぎるものも後方がよく確認できないため危険です。
折りたたみ式のものもある
自転車のバックミラーの中には折りたたみ可能なタイプもあります。使わないときには降りたたんでおけばスッキリと見えます。
車幅が変わる場合があるので要チェック
ミラーをつけると車幅が広くなってしまうことがあります。グリップエンドに取り付けるものはもちろんですが、シャフトの長いミラーなどは気が付かない間にハンドルの横幅の外側までミラーが飛び出していることがあります。
そのため、これまではすり抜けられていた隙間でもミラーがぶつかってしまうという事故を起こす可能性があるので注意しましょう。
自転車用ミラーを買う前にここをチェック!
自転車用ミラーを買う前に以下の点をチェックしましょう。価格が安いからという理由だけで選ぶのは安全性の面からも使いやすさの面からもお勧めできません。
取り付け位置を確認する
自分の自転車のどこにミラーを取り付けるのかということを確認してから購入しましょう。特にゴムバンドのような部品で取り付けられる場合はハンドルやフレームの太さに合っているかどうかを確認してください。
複数の位置に取り付けが可能なものはどこに取り付けたら見やすいのかを考えてから購入した方がよいでしょう。
ミラーの素材や形状もチェックしよう
ミラーの形状や素材によって見えやすさが変わります。ミラーが曲面のものは広く見えますが実際よりも小さく見えることがあります。ガラスレンズはきれいに見えるため便利ですが、強度の面ではプラスチックの方が高いことがあります。
価格
自転車用ミラーの価格は1,000円〜3,000円程度のものが多いです。最も多い価格帯は1,500円前後ですので、そのあたりを予算として考えるとよいでしょう。
高ければよいというわけではありませんが、安すぎるものはミラーの素材や加工のレベルがあまり高くない場合が多いです。通販サイトでは定価よりも安く購入できるため、うまく活用しましょう。
口コミをチェックする
ミラーは実際に取り付けてみないと使いやすさがわかりません。そのため、人によっては何個もミラーを書い直すということがあります。実際に使用している人の口コミをチェックしておけば参考になりますので、購入前に確認しておくことをおすすめします。
自転車用ミラーおすすめランキング・10位〜4位
多くの自転車用ミラーの中から口コミ評価や形状・価格・使いやすさなどを考慮して厳選した10点の商品をランキングでご紹介します。さまざまな形状や取り付け位置のものを厳選しています。
10位:ZefaL(ゼファール) SPIN バーエンドミラー
全長約125mmの回転するバーエンドミラーです。角度調節がしやすく折りたたみもできるので便利という口コミも多く、安価で買い求めやすいと評判です。
9位:Hafny (ハフニー) クワトロバックミラー ミラーラウンドタイプ (右)
斬新なデザインが目を引く、広範囲を認識できるラウンドタイプのミラーです。日本製ステンレスミラーを採用しており、支持部がピロポール式なので微調整が可能です。
8位:タナックス(TANAX) ベロガレージ(VELO GARAGE) イージーミラー
歪みの少ないガラスミラーを採用しています。自分の見やすい位置に合わせて、ハンドルバーとバーエンド装着の2つから選択することができます。小さなボディではありますが曲率R800mmでワイドな視界を確保します。
7位:キャットアイ(CAT EYE) マウンテンバイク用自転車ミラー BM-500G 右側用
特殊コーティングを施したプラスチッククローム鏡を採用し、抜群の視認性を実現しました。内径16〜22mmのハンドルバーに取り付けることができます。
6位:BRIDGESTONE(ブリヂストン) スタイリッシュミラー BM-ST1
レトロ感のある深めの椀型デザインがオシャレです。ハンドルに沿った形なので、突起物としては見えにくい形状になっています。レンズ部分は可動式で、広い視界を確保します。
5位:Blackburn(ブラックバーン) マルチミラー 3BB-ML1000
ハンドルバーに差し込んで取り付けるタイプのミラーです。シンプルなデザインと使いやすさが口コミでも人気の商品です。
4位:Hafny (ハフニー) バーエンドミラー
デザインの良さと視認性に優れたミラーが人気の商品です。割れにくいステンレスミラーで、コンパクトサイズなので自転車収納時にも邪魔になりません。
自転車用ミラーおすすめランキング・ベスト3
ベスト3には全てラウンドタイプのミラーがランクインしました。どの商品も取り付けやすさや見やすさのクオリティが高いため、非常におすすめできる商品です。
特に1位の商品は自転車の本場であるイタリアのメーカーの自転車にも採用されており、デザイン性や機能性の高さも認められています。
3位:MagicOne(マジックワン) マルチミラー
ラチェット可動式なので振動にとても強いのが特徴です。コンパクトなので取り付け場所を選ばず、特別なツールが不要で簡単に装着できます。
2位:キャットアイ(CAT EYE) バーエンド用ミラー BM-45
真っ直ぐなフラットバーと湾曲したドロップバーの両方に使用できます。レンズにガラスを採用することで透明性を向上させ広角視野の確保を実現しました。コンパクトなので車幅を気にせず走行することができます。
1位:Hafny (ハフニー) リヤビューミラー ラウンドタイプ
一流自転車メーカーにOEM供給されているモデルで、視認性に優れたわみの少ないガラス製ブルーミラーを採用しています。ハンドルエンド部に装着するので走行の邪魔になりません。角度調整の範囲も広めに設計されています。
まとめ
自転車事故の中でも後方からの追突は非常に件数が多く、事故原因ナンバーワンに挙げられています。自転車にミラーをつけることで後方からの自動車の存在を確認でき、事故を未然に防ぐことができるため、自転車に乗るときはぜひミラーをつけましょう。
自転車用のミラーにはさまざまなデザインや取り付け位置のものがあるため、気に入ったものを選ぶ楽しみもあります。上記のランキングで紹介した商品は口コミ評価の特に高いものから厳選していますので、ぜひ購入時の参考にしていただければと思います。