スキー場ではリフトに乗るときにリフト券が必要になります。見せるだけという場合もあればICチップ入りのカードをリーダーにかざす場合もあります。
どちらのタイプにしろリフト券をさっと取り出せるようにしておく必要がありますし、なくさないようにするためにパスケースやリフト券ホルダーを持っておくとよいでしょう。
パスケースの種類や使いやすいパスケースを選ぶポイント・選び方を解説します。またおすすめのスキー用パスケースランキングもご紹介していますので、ぜひチェックして自分に合ったパスケース選びに役立ててください。
パスケースの種類をチェック!
パスケースには取り付け位置などによってさまざまな種類があります。どのタイプが自分にとって使いやすそうかを考えて選ぶとよいでしょう。
カラビナ付きが一般的
現在最も一般的に使われているのがカラビナ付きで腰につけておくタイプです。商品も多く、デザインや色の選択肢が広いため選びやすいといえます。ただし、良くも悪くも「普通」ですので、他の人と違いをつけたいという人には向きません。
他のタイプを買って失敗したくないという人には絶対おすすめです。
リール付きは便利!
カラビナだけでなくリールコードのついたタイプもあります。カラビナを外すこと無くリフト券を見せたりタッチしたりできるので非常に便利です。リールコードが引っかかって事故につながるということはほとんどありません。
また、1年中使用するというものではないので、リールコード自体の破損も考えなくてよいでしょう。
アームバンドタイプ
カラビナ付きのものが主流になる前は腕に着けるアームバンドタイプが主流でした。現在でも気に入って使っている人は多いです。特に見せるタイプのリフト券の場合は腕を動かすだけで良いので手間がかからないというメリットがあります。
デメリットは常にリフト券が見えるという点で、見た目がよくないと感じる人もいるかも知れません。
グローブに着けるタイプ
グローブに装着して使用するタイプもあります。いつの間にかパスケースが無くなったとかリフト券を紛失したということがほとんどなく、外れる心配もない上にすべる際に邪魔になることもないため便利です。
レッグバンドタイプ
足につけるというタイプのパスケースもあります。腕や手だと気になって動きづらいという人でも、レッグバンドタイプだとつけていることが気にならないという人は多いです。リーシュコード付きの商品なら外れてもなくなりにくいので便利です。
ゴーグルに着けるタイプ
ゴーグルのベルトの部分に巻きつけるというタイプもあります。無くしにくく、すべっているときに邪魔にもならないので便利です。中にはカラビナもついて2wayで使える商品もあります。
頭の横の部分に目立つ色がワンポイント入るので、ファッション的に使うこともできます。
パスケースを選ぶポイントをチェック!
パスケースを選ぶ際に気になるポイントをチェックしておきましょう。
防水性
スキー用のパスケースは当然防水加工がしてあります。ですが、リフト券を入れる口やジッパーなどから水分が染み込んでくるということがあるため、どのくらい防水性が高いかというのは重要なチェックポイントです。
中には1日すべり終わったらリフト券がベシャベシャになっていた、ということもありますので、注意が必要です。
クリアな面(クリアポケット)があるかどうか
リフト券は見せるだけのタイプとICチップ入りのカードのどちらも主流として使われています。そのため、リフト券を見せるためのクリアな面のあるポケット(クリアポケット)があるかどうかというのは重要なポイントです。
クリアポケットがないと、いちいち取り外してリフト券を見せる必要があるためやや不便です。
リフト券以外のものが入るかどうか
スキー用のパスケースにリフト券以外のものを入れられると便利です。特に小銭・カギ・スマホといった小さいものが入れられるものは重宝します。
逆にこれらのものを入れるとかさばってしまうため、敢えてリフト券だけを入れられるものを選ぶ場合もあります。
動きを邪魔しないかどうか
腰・腕・手・足など、装着したときに動きを邪魔しないことが大切です。人によっては腕に装着しても気にならないという人もいますし、逆に気になってしまって腕には着けられないという人もいます。
自分がどの部位につければ気にならないかを考えて選びましょう。
外れにくいかどうか
すべっている間に外れにくいものを選ぶことは鉄則だといえます。基本的に外れにくいように出来ていますが、アームバンド・レッグバンドなどのタイプはサイズが合っていないとずれたり外れたりすることがあります。
またカラビナはバネの部分がゆるいと外れてしまうおそれがあります。カラビナの中にはスクリューロック付きではずれないようになっているものもあります。
パスケースを買う前にここをチェック!
パスケースを買う前にチェックしたいポイントをおさえておきましょう。パスケースは種類だけでなく、価格やメーカーなども重要です。
デザイン・色
せっかく身につけるアイテムですから、デザインや色はこだわってみましょう。目立つ色のウェアを着ている人はやや地味めな色に、逆に地味な色のウェアを着ている人は差し色として目立つ色にしてみるのがおすすめです。
メーカー
有名なスキーブランドのものなら品質も高く、デザイン性にも優れているものが多いのでおすすめです。SALOMON、VOCOM、Burtonのほか、north peakやeb’sなどが人気が高くラインナップも豊富なので選ぶ楽しみがあります。
強度・耐久性
耐水性のほか、強度や耐久性についてもチェックしておくべきでしょう。特にクリア部分のビニール素材やチャック・ベルクロなどの留め具部分が劣化してくる可能性があります。
大きさ
基本的にはリフト券より一回り大きい程度ですが、カギや小銭なども入れられるタイプはもう少し大きくなります。小物も入れたいけれどできるだけ小さくしたいという人もいると思いますので、サイズをチェックして吟味すると良いでしょう。
価格
価格は1,000円前後から3,000円以内のものが多いです。それほど高いものではないということと、商品によって使い勝手が大きく違うということがありますので、あまり安すぎるものは不安が残ります。