ソフトテニスのウェアは他のチームスポーツと違い、個人でコーディネートを考えられることが多いです。
もちろん規定の範囲内のものを着用する必要がありますが、2018年の着用基準の改定により長袖のアンダーシャツやロングスパッツの着用が可能になり、男子でも袖なしのゲームシャツが解禁されるなどの変化があります。
メンズ・レディースのソフトテニスウェアの種類や組み合わせ方などを解説します。またおすすめのソフトテニスウェアランキングもご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ソフトテニスウェアは規定で決まっている
公式な試合や大会などで着用するソフトテニスウェアは規定で決められています。逆に練習のときには好きな組み合わせのウェアを着用できるので、コーディネートを楽しみましょう。
試合の時の服装をチェック
公式な大会でのユニフォームなどの着用基準は公益財団法人日本ソフトテニス連盟によって定められています。
男性は「ゲームシャツと裾がひざより上のパンツ」、女子は「ワンピースか、ゲームシャツと裾がひざより上のパンツかスコート」と定められており、Tシャツやジーンズは認められていません。
また2018年6月11日の着用基準の改定により、男性も袖のないゲームシャツが認められるようになり、長袖のアンダーウェアやロングスパッツも解禁されています。なおアンダーウェアとスパッツは単色にすることも定められています。
大会規定によって細かく定められている場合がある
大まかな基準は日本ソフトテニス連盟によって定められていますが、大会ごとの出場規定で色などの細かい基準が定められている場合があります。
特に中高生の大会では蛍光色など華美なウェアや、裾から出るようなアンダーシャツやスパッツの着用が認められていない場合があります。
練習のときは好きな組み合わせでコーディネートしよう
練習のときには前述の着用規定にとらわれず、好きな組み合わせでコーディネートしましょう。とはいえ試合と練習で異なるのは「Tシャツタイプの練習着」「ジャージなどのオーバーウェア」の2点になります。派手な色のシャツを着られるのも練習の時の特権です。
テニスウェアの種類と組み合わせをチェック!
テニスウェアにはさまざまな種類があります。それぞれの特徴と組み合わせのポイントをチェックしましょう。
ユニフォームとポロシャツの違い
テニスウェアのユニフォームは半袖・襟付きのシャツなので、ポロシャツで代用しようという人もいます。ですがカジュアルウェアのポロシャツとテニスのユニフォームでは着たときの動きやすさと快適性が違います。
テニスウェアは肩の可動域が広く取られており、スイングしても邪魔になりません。また腰の回転やねじりに対しても邪魔にならないようにできています。吸汗・速乾性の高いものが多く、汗をかいても快適にプレーできます。
色は白基調のものが多いですが、青・赤・緑などさまざまな色のものがあります。
男子はパンツ・女子はパンツかスコート
男子はパンツ、女子はパンツかスコートを着用することが決まっています。パンツの丈は短めのものからハーフパンツに近い長めのものまでさまざまなバリエーションのものがあります。丈の長さは好みによりますが、動きやすいものを選びましょう。
女子のパンツにはキュロットタイプもあり、スコートとパンツの間くらいの感覚で着用できます。スコートもフレアータイプやプリーツの有無など、さまざまなデザインのものがあります。
練習着はTシャツでもOK?
試合ではTシャツの着用が認められていませんが、練習ではTシャツでも構いません。ただしコットンのTシャツは汗をかいて重くなったり肌に貼り付いたりします。そのためドライ素材のものや吸汗速乾性の高いTシャツタイプのプラクティスウェアがおすすめです。
アンダーウェアに注意!
アンダーウェアは防寒や吸汗目的で着用する人が多いです。ただし中高生の試合では上下ともウェアの裾から出ないようにという規定が定められている場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
アンダーウェアは吸汗速乾性が高く、汗をかいてもベタつきや冷えを防ぐ働きがあります。ストレッチ性が高いものや、筋肉に適度な圧力をかけるコンプレッションインナーが人気です。
コンプレッションインナーは筋肉に圧力を掛けることで無駄なブレを防ぎ、力を効率よく伝達したり疲労を防いだりする働きがあります。疲れにくく、関節をサポートするため怪我も予防できると評判です。
組み合わせはサイズがポイント
ウェアの組み合わせはサイジングがポイントです。ダボッとした感じではだらしなく見えてしまいますし、動きやすそうに見えてもウェアが邪魔になって動きにくい場合があります。
きつすぎるのもよくないですが、ジャストサイズを意識しましょう。ウェアはメーカーによってサイズ感が異なるため、自分の体のサイズをしっかり測っておくと安心です。
組み合わせは色使いがポイント
ウェアの組み合わせは色使いがポイントです。単色では重い感じや暑苦しい感じになる場合が多いので、2〜3色を目安にしましょう。メインの色を80%程度、サブの色を15〜20%程度、差し色を5%程度というのがカラーコーディネートの基本です。
ソフトテニスウェアを選ぶときのポイントをチェック!
ソフトテニスウェアを選ぶときに最後にチェックしておきたいポイントをまとめておきましょう。サイズや色はもちろんですが、それ以外にもチェックしたいことがあります。
機能性をチェック
ウェアの持つ機能性をチェックしましょう。吸汗速乾性が高いものは必須です。それ以外にもUVカット加工や抗菌防臭加工、ドライ素材などがおすすめです。また接触冷感素材を使っているウェアは夏など暑い時期に便利です。また、透け防止加工のしてある素材なら安心です。
メーカーをチェック
MIZUNO・asics・YONEX・PRINCE・ellesse・FILA・le coqなどの人気メーカーのウェアなら品質も高く、デザインも洗練されているので安心して着用できます。耐久性や動きやすさも十分信頼できるメーカーです。
ノーブランドのウェアは肌触りが悪かったりするので注意しましょう。
価格をチェック
ウェアの種類によって価格はさまざまですが、基本的に人気メーカーのものや機能性の高いものは価格が高くなります。購入時には予算を考えておけば安心です。
Amazonなどの通販サイトなら有名メーカーのウェアでも安い価格で購入できるのでおすすめです。
口コミをチェック
試着と実際にプレー中に着るのとでは印象がかなり違います。そのため、実際に着てプレーしたことのある人のアドバイスは非常に参考になります。口コミをチェックすればよい点・悪い点ともに知ることができるのでおすすめです。