バレーボールのパフォーマンスを左右する重要アイテムの一つがバレーボールウェアといえます。バレーボールウェアには最高のプレイをサポートするさまざまな機能が兼ね備えられています。
機能性に優れているだけでなくおしゃれなウェアを着用してプレイすればテンションも上がり、さらなるパフォーマンスアップが期待できます。しかしウェアは種類が多いのでどれを選べばよいか迷ってしまうのではないでしょうか。
今回はバレーボールウェアを手がける大手スポーツメーカー「ミズノ」と「アシックス」の機能性とデザイン性に優れた人気のおすすめメンズバレーボールウェア10選をご紹介します。
バレーボールウェアの機能性や選び方のポイントも一緒に解説していきます。
バレーボールウェアの機能
バレーボールウェアの機能性を知っておくとバレーボールウェアを購入する際に役立ちます。バレーボールウェアにはプレイ中のパフォーマンスアップをサポートするさまざまな機能が兼ね備えられています。
耐久性
バレーボールウェアには耐久性に優れた素材が使用されています。バレーボールはレシーブなどのプレイの際に床と接触することが多いスポーツです。
床との摩擦でウェアがすぐに破けたりしないよう高い耐摩擦性と耐久性が兼ね備えられています。また耐久性があるウェアは繰り返しの洗濯にも強いので長く使用することができます。
吸汗速乾性
バレーボールのようにプレイ中に汗をかいてしまうスポーツには吸汗速乾性に優れたウェアが必要となります。吸汗速乾性はウェアが汗をすばやく吸収しすぐに乾いてくれる機能です。
吸汗速乾性が優れているとウェアが汗でいつまでも濡れていることがなく、ウェアが身体に張りつかないので快適なプレイが可能となります。
速乾性が欠けていると冬場に汗をかいた場合、汗を吸収したウェアが冷たくなって身体を冷やすことになってしまいます。
軽量性と通気性
バレーボールは俊敏な動きが多いのでウェアの軽量性も大切な要素です。素材自体が軽いものや薄手の生地が使用されていると軽量性が出るので動きやすいバレーボールウェアとなります。
メッシュ素材を使用しているウェアは軽量性だけでなく通気性も考えられています。通気性がよいと発汗による不快なムレや肌トラブルを避けることができるので便利な機能といえます。
また軽量性が高いとウェアがかさばらないので合宿や遠征にも持ち運びしやすく収納も手軽に行うことができます。
バレーボールウェアを季節ごとに選ぶ
バレーボールウェアを購入する場合、着用する時期によっても選び方が変わってきます。季節ごとに選ぶ場合はどのような点に気を付ければよいのでしょうか。
半袖のバレーボールウェア
バレーボールウェアには半袖と長袖があります。半袖は袖が短いので通気性もよく、全体的に薄手のものや軽い素材を使ったウェアが多いので暑い時期の着用に適しています。
半袖のウェアでもブレーカーシャツのようなタイプもあります。中に長袖の練習着を重ねて冬場の練習やウォーミングアップの際に使用することができるので利便性が高いウェアです。
半袖は腕が露出しているので回転レシーブやフライングレシーブの際に床との接触で打撲やケガが起こりやすいといえます。
必ずケガをするということではありませんが、心配であれば腕用のサポーターを着用するとよいでしょう。
長袖のバレーボールウェア
長袖のバレーボールウェアは半袖より保温性に優れているので寒い時期に使用できるウェアといえます。保温性はありますがメッシュ素材を使用し通気性を考慮した長袖ウェアもあります。
長袖ウェアは腕が覆われているので、床に直接肘をぶつけたり摩擦で擦り傷を負ったりする可能性は低くなります。腕へのケガが気になる場合は長袖ウェアを着用したほうが安心してプレイすることができるでしょう。
長袖ウェアは袖が手首まであるので腕まくりをすると手間がかかってしまいます。動きの妨げになったり集中力が途切れてしまう可能性があるので、汗を大量にかく場合や暑がりな体質の場合は半袖ウェアの方がプレイしやすいといえます。
バレーボールパンツの長さで選ぶ
バレーボールパンツの場合はモデルによって丈の長さが異なるので季節によって使い分けることができます。暑い時期には通気性が高い股下の短いショートパンツが適しています。
足首まであるロングパンツは脚全体が覆われているので保温性がよく寒い時期に活躍してくれるバレーボールウェアです。ロングパンツの中にショートパンツを履いておくとウォーミングアップで身体を温めてからロングパンツを脱ぐこともできます。
バレーボールパンツには丈の長さが太ももの中間あたりのハーフパンツもあります。ハーフパンツはそのまま夏場に使用することも可能ですが、ハーフパンツの下にスパッツを組み合わせてオールシーズン使用することもできます。
バレーボールウェアを選ぶその他のポイント
バレーボールウェアは季節ごとに選ぶこともできますが、その他にも選ぶ際に覚えておきたいポイントがあります。確認事項を押さえておくことで最適なバレーボールウェアを選ぶことができます。
素材をチェックする
バレーボールウェアの多くはポリエステル素材を使用しています。ポリエステルは耐久性に優れておりシワになりにくいのでプレイ中に破れにくいだけでなく洗濯やお手入れも簡単に行うことができます。
また速乾性が高いので汗をすばやく乾かしウェア内をサラッとした状態に保ってくれます。
ひと昔前は肌触りがよく吸水性の高い綿100%のウェアもありました。綿は通気性もよく汗の吸収力はよいですが、ポリエステルのような速乾性がないので現在では綿100%のウェアはあまり見かけることがありません。
そのかわり綿とポリエステルのメリットを利用した混紡素材のウェアが存在します。吸汗速乾性や耐久性に加え、綿特有の心地よい肌触りや通気性が兼ね備えられています。
各メーカーのオリジナル素材が使用されたバレーボールウェアを提供している場合もあります。素材によって機能性も異なるのでニーズや用途に適した素材のウェアをチェックしてみましょう。
サイズを確認する
バレーボールウェアを選ぶ重要ポイントの一つがサイズです。サイズは肩幅が合っているウェアが最も適したサイズといえます。長袖ウェアの場合、肩の位置がずれていないかチェックする際に袖の長さも同時に確認しましょう。
スラックスタイプのロングパンツは裾が長すぎるとプレイ中に踏んでしまったりしてケガの原因になる可能性があります。色々な動作を試してプレイの邪魔にならない長さに調節するようにしましょう。
プレイしやすいフィット感を選ぶ
バレーボールウェアには身体にぴったりフィットするスリムフィットや、多少ゆとりのあるスタンダードフィットなど着心地の異なるフィット感があります。
個人によってプレイしやすいフィット感があるので違和感なく動きやすいと感じる快適なフィット感を選ぶことが大切です。
パンツの場合も太もも周りに余裕がある裾や細身のタイプなどがあります。練習中に気にならないプレイに集中できるフィット感を選びましょう。
ディテールをチェックする
バレーボールウェアには吸汗速乾性を始め耐久性や通気性などプレイがしやすくなるさまざまな機能が備わっています。それぞれの機能性と一緒に必要であればその他のディテールもチェックしてみましょう。
プラクティスシャツの場合、発汗によるトラブルを防ぐ消臭テープが施されているウェアがあります。パンツは後ろや脇にポケットが付いているモデルもあります。
またショートパンツやハーフパンツのウェストはゴムですが、モデルによってはウェスト部分にひもが入っていて調節できるように作られています。プレイに必ず役立つことではありませんが必要であれば確認するとよいでしょう。
デザインで選ぶ
近年のバレーボールウェアは機能性と共にデザイン性も進化しています。さまざまなプリントや柄をあしらったウェアや、アシメントリーのカラー配色などおしゃれなウェアが数多く発売されています。
シンプルなウェアでもデザイン性のあるラインやロゴをあしらってスタイリッシュに仕上げられています。
ウェアのデザインはプレイ中のモチベーションやテンションを上げてくれるきっかけにもなるので自分の好みに合ったデザイン性の高いウェアを選ぶとよいでしょう。