バレーボールを行う際は効率的に練習を進めるためにもバレーボールを集めておくボールかごが必要となります。ボールかごは数十個のボールを入れることができるのでさまざまな練習場面で役立ちます。
しかしバレーボール用のボールかごは低価格なものではなく種類も多いのでどれを選べばよいか迷ってしまいます。そこで今回はおすすめの人気バレーボールかご8選をランキングで徹底比較していきます。
バレーボールかごのブランドやコスパをチェックしながらバレーボール用のボールかごの種類や選び方をご紹介します。
バレーボールかごの役割
バレーボールの練習を行う際にボールかごを使用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
練習を効率的に進めることができる
バレーボールの練習はさまざまな練習方法を組み合わせて行います。サーブを続けて打つ練習や一人がボールを投げてアタッカーが交互に打つ練習など、連続してボールが必要になる場面が多々あります。
ボールかごには数十個のバレーボールを入れることができます。連続したボールが必要な場合は、ボールをかごからどんどん取ることができるので練習の効率が上がります。ボール拾いに時間を割くこともありません。
またボールかごにはキャスターが付いています。たくさんのボールを一度に移動させることができるので便利です。
ボールの収納と保管
練習で使用したバレーボールをきちんと保管しておくためにもボールかごが必要になります。バレーボールを使用しないときはボールかごに収納し、ボールがなくなったりボールが他の人の邪魔になったりしないよう保管しておくことできます。
バレーボールかごの種類
バレーボール用のボールかごにはいくつかの種類があります。タイプごとの特徴を覚えておくと目的や用途によってボールかごを選ぶ際に役立ちます。
定番の箱型
一般的にバレーボール用のボールかごといえば箱型のものが多いといえます。箱型のボールかごには異なるサイズがありますが15〜30個のバレーボールを収納することが可能です。
箱型タイプは基本的に折りたたみ式となっており、ボールかごのセットや片付けを簡単に行うことができます。キャリーケースに収納して持ち運べるので移動の際も便利です。
また底面がメッシュ仕様になっていたり、かごの四隅にスリットが入っていたりする箱型タイプのボールかごがあります。これはボールに付着した砂がボールかごの中に溜まらないように考慮された機能です。
箱型タイプは底が深いので腰を曲げて下のボールを取らなくてはなりませんが、ボールの収納力が高いのでさまざまなシーンで活用できるボールかごといえます。
舟形または平型
折りたたみ式のボールかごには箱型の他にも舟形または平型と呼ばれるタイプのものがあります。舟形タイプは箱型より平たく舟のような形をしています。
箱型に比べると深さがないのでボールの収納力は低くなりますが、箱型のように下にあるボールを取る時間が省けるのでより効率的な練習を行うことが可能です。
舟形のボールかごにはボールかごの下にもう一つ小さめのケースが付いているタイプもあります。タオルや小物類を収納できるので便利です。
箱型にも舟形にもキャスターが付いています。たくさんのボールを一度に運ぶことができるのでスムーズに練習を進めることができます。
大型のボール整理カゴ
バレーボールかごには折りたたみ式の箱型・舟形タイプの他にも大型のボール整理カゴがあります。折りたたんで移動させることはできませんが、普段の練習で常備しておくと便利なボールかごです。
大型なので収納力がありバレーボールを50個ほど入れることが可能です。鉄製で丈夫なつくりのためボールが当たっても倒れたり破損したりすることがありません。
ボールかご自体の重量はありますが、キャスターが付いているので練習中に移動させることができます。キャスターにはストッパーが設置されているものもあり安全性にも優れているといえます。
フタを取り付けることも可能なのでバレーボールの保管に適したボールかごです。
バレーボールかごの選び方
ボールかごの役割や種類を把握したところで練習の効率が上がるベストなボールかごを選んでみましょう。ボールかごを使用する目的やメーカー、価格など総合的に考慮して選ぶことが大切です。
ボールかごを使用する目的
ボールかごを選ぶ前にどのような場面で使用するのかを考える必要があります。試合や相手チームの体育館へ練習試合に行くなど、ボールかごを移動させる場合は折りたたみ式のボールかごが適しています。
キャリーケースがあるので折りたたんで手軽に持ち運ぶことができます。折りたたみ式の中でも容量の異なるサイズのがあるのでボールをどのくらい収納できるのかチェックしましょう。
移動用ではなく普段の練習で使用する場合は大型のボール整理かごが適しています。収納力があるので1台でバレーボールを50個ほど収納することが可能です。
折りたたむことはできませんがバレーボールを入れて保管しておくことができます。丈夫なので練習中にボールが当たったりしても破損することがないので長期間使用することができるボールかごです。
屋内用か屋外用か
折りたたみ式のボールかごには屋内用と屋外用で機能性が異なるものがあります。屋外用はボールに付着した砂がカゴの中に溜まらないよう底面がメッシュになっていたり、スリットが入ったりして砂が落とせるように工夫されたものがあります。
また屋外の地面は体育館のように滑らかではないのでキャスターが付いていても移動が困難になる場合があります。屋外用のボールかごには地面の上でも転がしやすい大型キャスターが設置されているものがあるので確認しましょう。
メーカーで選ぶ
バレーボール用のボールかごを手がけるメーカーは「molten (モルテン)」や「MIKASAミカサ」が有名ですが「adidas(アディダス)」などの大手スポーツメーカーも提供しています。
「モルテン」と「ミカサ」は箱型や舟形タイプのボールかごの種類が豊富で、異なるサイズやカラーバリエーションに富んだボールかごを数多く発売しています。
「アディダス」のような大手スポーツメーカーはロゴがワンポイント入ったシンプルなデザインが多いですが、スタイリッシュな印象を与えてくれます。チームカラーやユニフォームの色に合わせて選ぶとよいでしょう。
価格とコスパをチェックする
バレーボール用のボールかごは決して安い買い物ではありません。特に機能性に優れたボールかごを提供している「モルテン」や「ミカサ」は価格が高めだといえます。
また鉄製の大型ボール整理カゴは耐久性がよく収納力もあるため価格が高くなります。価格は高いですが鉄製のボール整理カゴは何年も使用することができるためコスパに優れているといえます。
折りたたみ式のボールかごは「モルテン」や「ミカサ」より低価格で提供しているメーカーもあります。安くても機能性に欠けているとすぐに破損してしまうので価格と機能を見比べながら選ぶことが重要です。
機能性やディテールをチェックする
バレーボール用のボールかごを選ぶ際には便利な機能やディテールが施されているかをチェックしましょう。持ち運ぶことを考えるのであれば少しでも軽量性に優れたボールかごの方が移動の際には便利です。
また折りたたみ式のボールかごの場合はフレームや構造が丈夫かどうかも確認しておきましょう。
箱型のボールかごにはポケットが付いているモデルもあります。舟形の場合はボールかごの下に小さなカゴがもう一つ設置されているものもあります。
テーピングや絆創膏、タオルなどの小物類を収納できるので確認しておきたいポイントです。
バレーボールかごの組み立て方
折りたたみ式のボールかごは最初の組み立てをきちんと行えば簡単に準備したり片付けたりすることができます。箱型と舟形のボールかごでは組み立て方が異なるので自己流ではなく説明書の順番通りに組み立てることが大切です。
特にキャスター部分はしっかり設置されていないとすぐに緩んだりして破損の原因となってしまいます。折りたたみ式のボールかごはボールを入れる部分がナイロン製なので組み立ての際に破けないよう注意が必要です。
組み立ての際はプラスドライバーなどの道具が必要な場合があるので事前に準備しておくとよいでしょう。