剣道の稽古で「サポーターを使用してみたいけれど、どのタイプを何に気を付けて選べばよいか分からない」という人も多いはずです。そんな人たちに今回は「足袋型サポーター」についてその選び方やその注意点などを詳しくご説明しましょう。
剣道の稽古や試合で足を傷めてしまった経験をもつ人、そしてけがの予防策の1つとしてサポーターを使用してみたいと考えている人も必見です!こちらの記事をぜひ参考に自分にピッタリのサポーターを選んでみてください。
【剣道】足袋型サポーターの役割
剣道は右足で強く踏み込むため、右足は特に負担がかかりやすく足裏や足首・踵・膝などを負傷しやすくなります。一方で左足は、「蹴り足」とよばれるように前進するために重要な動きを担うことでアキレス腱に負担がかかりやすいのが特徴です。
以上のように右足・左足問わずに痛みを感じたときには痛みのある部位を十分に保護する必要があります。
そんなときに役立つのが「サポーター」で、痛みを感じる部位や負傷の程度に応じて種類を使い分けることが大切です。次章ではサポーターの種類と特徴について詳しくご紹介していきます。
【剣道】足袋型サポーターの種類
剣道で使用するサポーターにはいくつか種類があります。こちらではその種類と特徴についてご紹介しますので自分に最適なサポーターを選ぶ際の参考にしてみてください。
足袋型サポーター(半足袋サポーター)
足先が足袋で覆われ、かかとは素足が出るタイプのサポーターです。つま先や足裏への衝撃を緩和することに役立つといわれています。
踵(かかと)サポーター
靴下のように履き、足先は素足のまま踵と足首が保護されるタイプのサポーターです。一般的に踵部分には衝撃を緩和するクッション性に優れた素材が採用されています。
アンクル・アキレス腱サポーター
靴下のように履き、足先は素足のまま足首とアキレス腱がしっかりと覆われるタイプや足首からアキレス腱のみを覆うタイプのサポーターがあります。
【剣道】足袋型サポーターの選び方
こちらではサポーターを選ぶときポイントについてご紹介します。サポーター選びに失敗したくない人はこれらの内容をしっかりと確認してみて下さい。
サポーターの用途を確認する
サポーターを選ぶときには、用途を改めて確認してから選ぶようにしましょう。例えば「けがの予防」として使用したいのか、あるいは「けがした部位の保護」として使用したいのかによって選ぶべきサポーターの種類は異なります。
「けがした部位の保護」として使用する場合は、テーピングなどと組み合わせて使用することも多いため口コミなどで相性を確認してみるのもおすすめです。
サポーターのタイプを選ぶ
上記でご説明したようにサポーターにはいくつか種類があります。痛みやトラブルを生じる部位は人それぞれ異なります。そのため、自分の症状やトラブルのある保護したい部分を効果的にサポートできる種類を選ぶようにしてください。
足先裏の皮膚損傷では足袋型のサポーターを選び、足首に違和感を感じるときには足首・アキレス腱サポーターや丈の長い踵サポーターがおすすめです。
最適なサイズを選ぶ
サポーターであってもサイズが大きすぎる場合には動くたびにズレを生じる原因になり、小さすぎる場合には痺れや痛みを生じる危険性があります。
そのため、サポーターの種類にもよりますがサイズを選ぶことができるタイプでは自分の体型に適したサイズを選ぶことが大切です。
サイズ選びが難しいと感じる場合には、気になる製品の口コミや評価を参考に選ぶのもよいでしょう。
【剣道】足袋型サポーターを選ぶときの注意点
サイズを計測してから選ぶ
サポーターの種類にもよりますが、何種類かのサイズの中から大きさを選ぶことができる製品があります。
その場合には「足のサイズ」や「足首の大きさ」「ふくらはぎ部分の最大周囲」など対応可能な大きさの目安が製品情報に明記してあるため「Mサイズ」「Lサイズ」として選ぶのではなく、自分の足を実際に計測してから選ぶことをおすすめします。
公式試合でも使用可能なタイプかどうか確認する
稽古だけでなく試合でもサポーターを使用したい場合では「公式試合でも使用可能なタイプかどうか確認」してから選ぶことをおすすめします。
万が一、公式試合では使用不可能な素材や構造を備えた製品を使用して慣れてしまうと、試合のときにサポーターをはずして試合に挑まなければならなくなり、コンディションの管理が難しくなる場合もあるため注意してください。
迷ったときには口コミや評価を参考にしてみよう!
同じ部位に使用するサポーターであっても各ブランドやメーカーで違う製品が販売されています。きちんとそれぞれの特徴を理解して、見比べた上で選ぶことが大切ですが迷ってしまうことも多いはずです。
そんなときには、製品ごとの口コミや評価を参考にするのもよいでしょう。装着感や使用感、耐久性なども実際に使用している人の評価を知ることで、自分に適しているかどうかをより具体的にイメージできるはずです。