余計なことを考えずに今目の前のことに集中するのも打者としてのトレーニングですね。
変化した食事内容
「食が細い」と言われている山田哲人選手の食生活が取りざたされていたことがあります。2018年頃から肉と米中心の食生活へとシフトしたというのです。その辺りを詳しく調べてみました。
赤身肉を食べることで変わること
赤身肉は、動物性タンパク質の中でも「タンパク質」・「鉄」・「ビタミンB」の三大栄養素が含まれています。
良質なタンパク質は、基礎代謝を上げてくれます。鉄分は、血流を良くして貧血やむくみなどを改善し、質の良い筋肉を作るのに役立ちます。
赤身肉に含まれる栄養素
それ以外に、こんな栄養素も含まれています。
- 亜鉛:傷ついた金組織の修復など
- ビタミンA:目や皮膚の粘膜の健康を維持&抵抗力強化
- ビタミンD:筋肉を増強する
- Lカルニチン:脂肪を燃やしエネルギーに変える
どれも質の良い筋肉を作るために必要な物ばかりです。
すぐにエネルギーになるものの摂取
運動前は、消化が良くてすぐにエネルギーに代わる物を食べる傾向にあるようです。
エネルギーに変わりやすいと言えば、炭水化物が思い当たります。あるテレビ番組で試合2時間前に食していたのが、とろろ蕎麦でした。
蕎麦は、食物繊維やビタミンBが豊富に含まれていて、栄養価が高い食品です。とろろも蕎麦と同様に食物繊維が豊富で、カリウムを多く含んだ食品です。
カリウムは、ミネラルの1つで、生命維持活動の上で欠かせない役割をします。
それ以外に注目すべき点は、筋肉の収縮をスムーズにする働きがあることです。疲労回復にも一役買ってくれる食材ですから積極的に摂取することはいいことです。
疲労回復に役立つ食材
少しずつでも積極的に食べていると言われている食材があります。それがなんと梅干しです。梅干しには、クエン酸やリンゴ酸が多く含まれているため、筋肉に溜まった疲労物質の乳酸をエネルギーに変えてくれる働きがあります。いわゆる疲労回復効果です。
抗酸化作用のあるビタミンEや、前項目で紹介したカリウムなどのミネラルも含まれています。これらは梅干しの状態になっていることで、より多く摂取することができるのだとか。
しかも、酸っぱい物が苦手な山田選手は、少しずつ食べているというので、心配になってしまう塩分の摂りすぎという点がありません。
スイーツにもこだわり
山田哲人選手は、プリン好きとして知られています。ある番組のトリプルスリー対談でプリンを食べている姿が出ていましたし、球場でも「山田プリン」が販売されているくらいですから相当ではないでしょうか。
甘い物は、スポーツ選手には不向きなイメージがあるかもしれませんが、プリンは他の甘い物と区別できるスイーツの1つだと思います。
プリンの材料に注目!
理由はプリンの材料にあります。
卵と牛乳は良質なタンパク質が含まれているため、筋肉を作るのに欠かすことができません。卵にはタンパク質以外に体内で作ることのできない必須アミノ酸が含まれています。これも筋肉を作るためには欠かすことができないものです。
牛乳においてはカルシウムなどの栄養素が豊富で、体を作るためには欠かせない栄養素です。
ケーキなどのスイーツと違って粉類が入っていない分、カロリーを抑えることができて、良質なタンパク質が摂取できますからおすすめのスイーツと言えるのではないでしょうか。
ただし、砂糖が入っていますのでカロリーが低いと言えども、1日1個までにするなど、食べ過ぎに注意が必要です。
睡眠が筋肉を作る
ある新聞で「不眠症だった」と語っていた山田哲人選手。
眠れないというのは疲れが取れませんし、ストレスも溜まります。
不眠は心身に悪影響
不眠になると、疲れが取れなかったり集中力も欠いてしまったりします。このような状態では、スポーツ選手にとってはつらい状態になってしまうことでしょう。
また、サンディエゴ大学の調査で、睡眠不足は太りやすくなるということがわかっています。筋肉を作りたいのに、逆の結果が出てしまうのは、スポーツ選手にとっては最悪な状態です。
「しっかり睡眠」が筋肉を修復・成長させた
2015年、山田選手は初めてのトリプルスリーを取ったときに「しっかりと睡眠をとっていたから疲れを感じなかった」と睡眠のことについて語っています。
試合でもトレーニングでも筋肉を使った後に睡眠を取り、筋肉の修復と成長をさせていたことが伺えます。
また、長期間の試合に出場し高いパフォーマンスを発揮し続けるためにも、”休む”ことが大事だと語っています。
まとめ
山田哲人選手のようなムキムキボディを作りたいという方に、大切な点を徹底的に調べてみました。
ムキムキボディを作るために必要な3要素は「休息」・「トレーニング」・「栄養」です。
この3つのバランスに気を付けましょう。