プロのサッカー選手と言えば、ゴールを決めるごとに上半身を脱ぎたがるもの。TVやスタジアムで、実際にサッカー選手の上半身を見た方も多いのでは?確かに、あれほど鍛え上げられていれば脱ぎたくなる気持ちも分かります。
そして、私たちからすると「どうすればあれほどの筋肉が手に入るのだろう?」と不思議です。正直、自分なりに筋トレしていても、プロのサッカー選手のような筋肉が手に入る気がしません。
そこで今回は、サッカー選手の筋肉の秘密を徹底解剖しましょう。筋トレのポイントから、プロの鍛え方3選も鍾会しますので、ぜひ日々のトレーニングの参考にしていただければと思います。
下半身よりも上半身を鍛える
サッカーと言えば「下半身」というイメージがあると思います。しかし実は、プロのサッカー選手は下半身よりも「上半身」を重点的に鍛えています。ではまず、その理由について見ていきましょう。
下半身が強いのは当たり前
サッカーと言う競技柄、走る蹴るなどの動きが多くなるもの。正直、無理に鍛えようとしなくとも、きちんと練習を積んでいれば勝手に下半身の筋肉は鍛えられます。むしろ、サッカー選手で下半身が弱いというのは致命的。だからこそ、プロのサッカー選手として成功するには、下半身よりも上半身の筋トレで差別化を図る必要があるのです。
上半身で当たりが強くなる
下半身を鍛えることで、サッカー選手としてパフォーマンスが向上するのはなんとなく理解できるもの。では、なぜ上半身を鍛えることがサッカーのパフォーマンスに繋がるのでしょうか?その理由としては、サッカーは常に相手選手とボールを奪い合う競技であること。つまり、接触プレーが発生しやすく、当たりで打ち勝つには上半身の強さが必須なのです。
体幹でシュートに安定性が
上半身を鍛えることの他には、サッカー選手は「体幹」についても重点的に筋トレを行います。これは、体幹の筋肉を鍛えることで、「体の軸」がブレにくくなりシュートの安定性が高まるためです。また、サッカーという競技は怪我が発生しやすいもの。体幹を鍛えることで、怪我をしにくい強い体づくりに繋がります。
筋トレに必要な2つのポイント
初心者にありがちですが、サッカー選手のような筋肉を得るために「がむしゃらに筋トレすればいい」と思っている方が少なからず存在しています。正直、筋トレは正しく基本を抑えることで、十分効果を発揮してくれます。以下に、筋トレに必要な2つのポイントをまとめました。
休息の取り方
筋トレというのは、筋繊維を破壊する行為です。そして、破壊された筋繊維が再生することで筋肉は強く生まれ変わります。ただ、休みなく筋トレが行われていたらどうでしょうか?破壊されるばかりで再生する暇もありません。
一般的に、筋トレ後24時間〜48時間は休む必要があります。当然、一流のサッカー選手も筋トレを毎日行うことはしていません。おすすめは、2日置きに筋トレを行うというもの。十分休みを取ることで、効率的に筋肉をつけられるのです。