軸が安定するので、大坂なおみ選手の特徴でもある強力なサーブを打つことが可能となるのです。

ボクシング

大坂なおみ選手がボクシングをトレーニングに取り入れていることは数多く報道されています。ダイエットにも効果を生み出すボクシングは、テニスの基礎的筋肉を作るのにも大きく貢献しています。

テニスとボクシングの共通点は「ひねり」です。ボクシングの体幹の捻転はテニスのプレイに直結する動きとなります。

ボクシングをすることにより腹斜筋が活性化され、体のひねるという動作に勢いがつきます。またミット打ちは背筋のトレーニングにもなります。このようボクシングはテニスのスイングの動作やボールを打ち返すときのパワーを鍛えることが出来るのです。

更にボクシングという過酷なトレーニングはメンタル面でも大坂なおみ選手をバックアップしたはずです。

ダイエットで体を引締めて俊敏さを上げた

スポーツウェアで下を向く女性

大坂なおみ選手は大会前にコンディションを最高レベルに持っていくために、大幅なダイエットを決行しています。

2ヶ月で7kgの減量をおこなった

大坂なおみ選手は身長180cm、体重は69kg、BMI21.3という恵まれた体でした。しかし彼女は更に俊敏性を上げる為にたった2ヶ月で7kgもの減量に成功しBMIも19.14まで下げています。

俊敏な動きが必要なテニスで7kg落としたことは、彼女の俊敏さを大きく向上させたことでしょう。

ボクシングで鍛えながら減量

上記でも紹介しましたが、全身運動であるボクシングは無駄な脂肪を燃焼しダイエットに大きな影響を与えています。

トップアスリートは筋肉や体力を落とすことなく体重を絞らなくてはいけないので、減量は並大抵のことではありません。

大会前は炭水化物を摂取しない

大坂なおみ選手はオフ時には茹でたチキンやブロッコリーなどを摂取し炭水化物はとらないようにしています。大会前には炭水化物の摂取を禁じられており、いわゆる糖質制限食を摂っています。

糖質制限により糖が少なくなると、体は脂肪をエネルギーに使おうと分解を始めます。これにより、余分な脂肪が減少します。

大会前に余分な脂肪は出来るだけ落としておくというのが大阪なおみ流なのでしょうか。

大坂なおみを作り上げた食事内容

バランスの摂れた食事

大会前に糖質制限を行っているという大坂なおみ選手ですが、普段はどのような食事を摂っているのでしょう。

食事は9割が和食

大坂選手は和食好きとしても有名で、食事の9割で日本食を食べています。母親環さんは独学で栄養学を学び食事面から徹底サポートをしています。。

大坂なおみ選手は太りやすい体質のため、環さんがヘルシーな和食を中心とした料理で体重管理をしているのです。

和食は海外でも注目されるダイエット食で、油なども控えめなので余分な脂肪も付きにくいのです。

和食には下記のような特徴があります。

  • 免疫機能を上げる発酵食品がある
  • 脂肪生成を抑えるうま味を使用する
  • 一汁三菜で栄養バランスが良い
  • 生食は栄養価が失われにくい
  • 旬のものを食べることで栄養を多く摂取出来る

肉や魚でタンパク質をしっかりとる

筋肉を作る上で欠かせないのは筋肉の材料となるタンパク質です。

母環さんの作る和食には、魚の動物性のタンパク質、納豆や豆腐などに含まれる大豆の植物性のタンパク質が豊富で筋肉の材料となる栄養を豊富に取り込むことが出来るのです。

更にタンパク質を筋肉に変えるミネラルなども和食には豊富に含まれるので、和食を多く摂取している大阪なおみ選手はアスリートとして理想の食事を摂取していることになります。

大好物の牛肉

 

View this post on Instagram

 

Naomi Osaka 大坂なおみさん(@naomiosakatennis)がシェアした投稿


大坂なおみ選手は自身でも牛肉が好きであると公言しています。都内のステーキレストランで600gの松坂牛を平らげてしまったという逸話もあります。

タンパク質の摂取で筋繊維の合成を促進し分解を防止します。さらに、タンパク質は20種類のアミノ酸によって構成されていますが、そのうち9種類が体内で生成できない必須アミノ酸と呼ばれるものです。

大坂なおみ選手の好きな牛肉はこの必須アミノ酸を効率的にとることができます。

大好物の鮭

大坂なおみ選手は鮭も大好きであると言っています。鮭はコラーゲンが豊富に含まれ靭帯などが強化されます。

更に筋肉の生成に不可欠なビタミンDも多く含まれています。大阪なおみ選手の好きな食には筋肉を作り上げる栄養分が豊富に含まれているのです。

サーシャ・バインコーチのメンタルサポート

テニスコートとテニスボール

2019年2月にコーチ解任を発表していますが、サーシャ・バインコーチは大阪なおみ選手を世界へ押し上げた名コーチです。

ポジティブな言葉を浴びせる

 

View this post on Instagram

 

Naomi Osaka 大坂なおみさん(@naomiosakatennis)がシェアした投稿


大坂なおみ選手は元々メンタル面が弱点の選手でした。失敗をひたすらマイナスに考える癖があったようです。

2017年からコーチとしてついたサーシャ・バインコーチはそんな大坂なおみ選手に「君なら必ず出来る」という言葉を何度も浴びせています。強さは心から生まれるというのがサーシャ・バインコーチの考えです。

また彼は陽気で明るい性格のようで、ネガティブになりがちな大坂なおみ選手を明るくサポートしています。

楽しい罰ゲーム

大坂なおみ選手が、渋谷駅のスクランブル交差点でダンスをしている動画が話題を呼びましたが、これはサーシャ・バインコーチの罰ゲームです。

練習での試合で負けた方に罰ゲームが課せられて、負けた大坂なおみ選手が渋谷で踊る羽目になりました。

ユーモアを交えたトレーニング指導こそがサーシャ・バインコーチの持ち味ですね。テニスを楽しむ姿勢が大坂なおみ選手を明るく前向きな選手に変えたのかもしれません。

大坂なおみ選手の筋肉は実戦で作り上げた

テニスラケットとボール

大坂なおみ選手は恵まれている体格だから強いというだけではなく、基礎的なトレーニングや食事管理を徹底している背景があり強いのです。

彼女が小さい頃から行っているコートの中での実践トレーニングが彼女の強さの秘密なのかもしれません。

大坂なおみ選手は「人生で一番うれしかった勝利は姉に勝ったこと」と話しています。子供の時の貴重な1勝がその後の彼女を世界一のプレヤーに押し上げたのかもしれません。

  

あなたへのオススメ記事
RECOMMEND

検索
SEARCH

人気記事
RANKING

  1. 登録されている記事はございません。

カテゴリー
CATEGORY

タグ
TAG

ツイッター
Twitter

PAGE TOP