筋力不足
「筋力不足」というのも、筋肉痛になる原因としてはよくあります。つまり、あまりにも筋肉が不足していることで、日常生活の何気ない動きでさえ腰の負担に。ほんの少し負荷が掛かるだけで、筋肉痛になるというものです。特に、高齢者や病気療養中の方などに現れやすい症状になります。
変形姿勢
筋肉痛には「変形姿勢」を取ることも、原因として考えられます。例えば、「猫背」を長時間取り続けると腰の一点に負荷が掛かり筋肉痛になるということ。また、たとえ真っ直ぐだとしても長時間同じ姿勢であれば筋肉痛になりやすいと言えます。特に、立ち仕事やデスクワークの方に多い症状でしょう。
「背中が痛い」の対処法とは?
先ほどは、「背中が痛い」 の原因でもある筋肉痛になりやすい行動をご紹介しました。みなさまの中にも、思い当たるものがあるのでは?では、実際にそれら筋肉痛による「背中が痛い」 に対して、効果的な対処法について見ていきましょう。
軽い運動
「背中が痛い」 の対処法としては、「軽い運動」が効果的です。例えば、ランニングや筋トレなど、軽負荷なトレーニングを行うというもの。これは、軽い運動を行うことで筋肉に対して適度な刺激が与えられ、ほぐされることで症状が軽減するというものです。
ちなみに、軽い運動を続けることで、筋肉痛の原因の1つでもある「運動不足」や「筋力不足」の予防に。反対に、「背中が痛い」 からと余計に運動しなければ、筋肉痛の原因が解消されるばかりかさらに症状が悪化する結果に繋がります。
栄養補給
「栄養補給」もまた、「背中が痛い」 時の対処法としてはおすすめです。例えば、筋肉疲労に効果的とされる「クエン酸」を積極的に摂取するというもの。主に、黒酢や梅干し、柑橘類などに多く含まれる栄養素です。また、筋肉の再生ということでは、ビタミン類やたんぱく質の摂取も効果的と言えます。
ちなみに、負荷の強いトレーニングを行った後は、1〜2日は休息を入れることも大切です。これは、筋肉は24〜48時間かけて再生を行うとされるため。運動した後、ゆっくり休むことで筋肉痛になりにくい強い筋肉を作ることができるのです。
ストレッチ
「背中が痛い」 のであれば、「ストレッチ」を行うことも対処法として良いでしょう。例えば、「肩すぼめ」「脇伸ばし」「胸伸ばし」など。以下には、各ストレッチの動画と「肩すぼめ」の流れをまとめています。
- 上方向に対して、両肩同時に力を加える
- 一気に両肩の力を抜く
- 1〜2の動きを3回繰り返す
※お風呂上がりなどに行うとさらに効果的です。
適度なリフレッシュが大事!
今回は、「背中が痛い」を題材に、その主な原因と対処法についてご紹介しました。主に3つの原因を挙げましたが、NO1の原因としては「筋肉痛」。現代人である、私たちの生活習慣が反映された結果と言えます。
「背中が痛い」のような慢性的な痛みは、単純な痛みだけでなく生産性を低下させる深刻な問題でもあります。ポイントとしては、日々適度な運動を心がけ、その都度リフレッシュを欠かさないということにあるのです。
ただ、中には筋肉痛ではない、より深刻な原因で「背中が痛い」に繋がっている可能性も十分に考えられます。仮に、いくらリフレッシュしても慢性的な痛みが取れないのであれば、一度、病院を受診することをおすすめします。
【関連記事】背筋が痛い!原因と対策について