お腹を鍛えてアンチエイジング
「いつまでも若々しくありたい」
誰もが抱えるそんな願望に呼応するかのように、昨今、巷には様々なアンチエイジング法が溢れています。
無論、アンチエイジングの一環として筋トレを行っている方も多いでしょう。
なかでも引き締まった腹筋は若さの象徴とも言えるポイントです。
年を重ねるにつれ下腹ぽっこりに悩む方も少なくないなか、腹周りが引き締まっているだけで同世代の中でも確実に輝いて見えるでしょう。
ただ、どんなトレーニングでお腹が凹むのか、よく分からないという方も多いようです。シックスパックを目指してひたすら腹筋運動をしている方も多いかもしれませんが、実際効果があるのでしょうか?
シックスパックは腹筋運動だけで出来るの?
腹周りを引き締めるには腹筋がベスト。そんなイメージがありますが、腹筋も鍛えすぎると筋肉がどんどん肥大します。そして結果的に、腹周りは太くなります。
「太い腕にしたい、逞しい肩にしたい」といって筋トレをする訳ですから、お腹にも同じことが起きるのは至極当然です。
単純にウエストを細くしたいのであればお腹の脂肪を落とす方が重要ですし、手っ取り早いのです。
腹筋を鍛えることは健康面から見ても良いことで、もちろん多少の引き締め効果はありますが、それだけで脂肪がなくなることはありません。
また、他の筋肉を鍛えていれば腹筋だけを集中的に鍛える必要はありません。
なぜなら腹筋以外の筋トレでも腹筋を使う機会は多いからです。
筋骨隆々のボディビルダーでさえ、必死で腹筋をやるという機会はまずありません。腹周りの脂肪を削ぎ落とすことが出来れば、誰でもシックスパックになれるのです。
腹筋を鍛えるメリット
無論、腹筋は鍛えなくて良いということではありません。
腹筋が鍛えられることで、例えば下腹ぽっこりを凹ませることが出来ます。下腹が出てしまうのが、加齢によって下腹部の筋肉が弱まり、支えている内臓が下に下がってきてしまうためです。
無理に肥大させるほどの腹筋は必要ありません。ある程度鍛えれば引き締めることが出来ます。
それ以外にも腹筋を鍛えることは、基礎代謝を上げ、姿勢を良くし、呼吸や内臓機能の向上にも期待出来るでしょう。
腹筋を鍛えるにはごく普通にクランチをしても良いのですが、せっかくトレーニングをするのですから効率的にトレーニング効果を出していくために、クランチにダンベルをプラスして腹筋を追い込むトレーニングをご紹介します。
ダンベルで腹筋に負荷を掛ける方法
- 背中を丸めて、腹筋が縮む時に息をしっかりと吐き出す。
尚、これはダンベルを使うかによらず、腹筋トーレニングで常に留意したいポイントです。
腹筋で鍛えられる腹直筋は体幹を曲げる部位になります。曲げた時に腹直筋を意識しながらトレーニングしましょう。