DHAを摂取することで、血中中性脂肪の濃度が低下したとの研究結果があります。

EPAの健康効果

EPAとは

EPAは、「エイコサペンタエン酸」の略です。
心筋梗塞で死亡する割合の少ない「イヌイット」の研究を進める中で発見された物質です。
DHAと同様、中性脂肪に対する効果を特定保健用食品(とくほ)表示することが認められています。

血管の健康を保つ

その研究の経緯から、EPAの摂取によって動脈硬化や高脂血症などに効果があることが判明しています。
分かりやすく言えば、血液をサラサラにする効果がEPAにはあります。
腕のストレッチを行う男性

フィッシュオイルの摂取が筋肥大に効果あり?

60歳以上の健康な男女が6ヶ月間にわたりフィッシュオイルを摂取したところ、筋肉量の増加が見られました。
そのため、フィッシュオイルが筋肥大に効果があると結論づけた研究があります。

一方で、これらはあくまでも高齢者を対象にした研究であることには留意が必要です。
また、普段からオメガ3脂肪酸を十分に摂取している人が、追加でフィッシュオイルのサプリメントを摂取しても、同様の効果が得られるかは不明です。

摂取方法について知っておくべきこと

推奨摂取量は?

DHA・EPAを含むオメガ3脂肪酸の摂取目安量は、成人男性で2g以上、成人女性で1.6g以上となっています。(「日本人の食事摂取基準」2015年版より)
魚食かつ植物性油を用いることが多い日本人は比較的足りてはいますが、食生活の欧米化により不足する人も増えていると推測されます。
フィッシュオイルのサプリメントから摂取する場合、オメガ3脂肪酸の含有量を確認するようにしましょう。

摂取タイミングは?

フィッシュオイルの摂取タイミングについては、特に効果のある時間帯が判明しているわけではありません。
栄養バランスを整える意味では、朝昼晩の食事のタイミングがよいのではないでしょうか。

副作用

EPAやDHAを含むフィッシュオイルを摂取した場合、ゲップや吐き気などの副作用が確認されています。
摂取量によってはより重い症状につながる場合もあり、FDA(アメリカ食品医薬品局)では、サプリメントからの摂取はEPAやDHAを合わせて2gを超えないよう指導しています。
サプリメント
フィッシュオイルに配合されているDHAやEPAは、その健康効果が注目されている成分です。
青魚をそれほど摂取できていないと感じる場合には、サプリメントからの摂取を意識してみるのもよいでしょう。

  

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