首のストレッチにヨガを取り入れることで腸内環境も同時に整え、アンチエイジングなどに取り組むこともできるでしょう。
首の斜め後ろを伸ばすストレッチ
同じく、上記の動画では首の側面を伸ばすもう一つのストレッチも解説されています。
- 首を左側に傾ける
- 左手で傾けた頭を押さえるようにする
- 右手は腰の後ろに添えるようにする
- 左斜め下を見るように顔を傾け、すぐに元に戻す
- 何度かこれを繰り返す
こちらも、同じことを左右を変えて行います。
こちらのストレッチでは、首の斜め後ろ側にある筋肉を伸ばすことができます。
頭痛改善が期待できるストレッチ
次は、頭痛改善にも効果があるとされるストレッチをご紹介します。
頭を抱えるように前に倒す
下記はそのやり方をご紹介した動画です。
具体的な手順は下記のとおりです。
- 背筋を伸ばす
- 後頭部の上の方で両手の指を組み、添える
- 顎を引き、頭を前方へゆっくりと倒す
- 首や肩の力を抜き、1分間そのままの状態で保つ
首の後ろ側の筋肉を伸ばす
こちらのストレッチを行うことによって、首の後ろ側の筋肉を伸ばすことができます。
この部位を伸ばすことで、首のコリを原因とする頭痛の改善も期待できます。
二人で取り組む「首ストレッチ」
ストレッチは二人で取り組むとさらに効率良く実施することができます。
頭を持ち上げ上下左右に動かす
下記は、頭痛に効果がある「首ストレッチ」の中でも、二人で行うストレッチをご紹介した動画です。
手順の概要は下記のとおりです。
- ストレッチをされる人は仰向けに寝る
- ストレッチをする人は頭頂部側に座り、相手の頭を少し持ち上げる
- 首の後ろ側に指を添えながら頭を左右に揺らすようにする
- 頭を大きく持ち上げ首を前方に傾ける
- 首の後ろに手を添えて首をやや持ち上げ、頭頂部を手前に引くように傾ける
完全に脱力できる
二人でやるストレッチの利点は、ストレッチをされる側の人が完全に脱力できるところです。
ストレッチをする人は、力を入れ過ぎないように適度に頭を上下左右に動かし、首全体の筋肉を伸ばします。
これを行うことで首全体の筋肉をまんべんなく伸ばすことができます。
頭の重さを利用して、なるべく自然な動きになるように首をストレッチさせることがポイントです。
痛みを軽減する「首ストレッチ」
寝違えや首の酷使などによって既に痛みが出ている場合には、顔を上げるのも難しい時があります。
そんな時に活用できるストレッチをご紹介します。
身体の後ろに腕を伸ばし胸を張る
下記動画では、首の痛みに効果のあるストレッチのやり方を解説しています。
首の痛みを軽減させるストレッチの概要は下記のとおりです。
- 身体の後ろで両手の指を組む
- この時に手の平の部分に空洞ができないようにぴったりと両手をくっつける
- そのまま腕をまっすぐ後ろに伸ばす
- 足を前後に開く
- 伸ばした腕を背中側に上げるようにする
- その状態のまま頭を背中側に倒して顔を上げる
痛みを感じない範囲で行う
このストレッチを行うことで首の前面にある筋肉を伸ばすことができます。
ここでも、痛みを増幅させないように無理のない範囲で首を動かすことがポイントです。
首の痛みやコリを軽減させるには?
そもそも首の疲れを感じないようにするためには、日頃から首に負担をかけないような生活をすることが大切です。
PCやスマートフォンの見過ぎに気をつける
PCやスマートフォンの見過ぎは最も首に負担が掛かる行為といわれています。
最近ではデスクトップ型よりもノート型のPCが普及していますが、小さな画面をのぞき込む姿勢は首に負担が掛かる原因にもなるものです。
ノートPCの置き方に高さが出るよう工夫するなどして、正しい姿勢を保つようにしてください。
また、適度に休憩を挟むことも大切です。
寝る時の姿勢について
寝る時の姿勢が首の痛みやコリにつながってしまう事もあります。
寝起きの際にスッキリした感じが無く首がだるいと感じる場合には、枕の高さや寝具そのものを見直すことも検討してみて下さい。
まとめ
ここまで首の痛みやコリに効き目のある「首ストレッチ」について解説してきました。
既にお伝えした通り、首は頭と身体をつなぐ大切な部分です。
痛みやコリをそのまま放置しておくと重篤な症状にもつながりかねないため、デスクワークやスマートフォンの見過ぎなどによって疲れを感じたら適度に動かすことが必要となります。
ご紹介したいくつかのやり方を参考に、是非みなさんも「首ストレッチ」に取り組んでみて下さい。