松山英樹選手は日本人最年少マスターズ予選通過や最速で年間獲得賞金2億円越えなど輝かしい記録を持つプロゴルファーです。
松山英樹選手は見事な飛距離が魅力的ですが、彼のような安定したゴルフを目指すなら下半身のトレーニングは欠かせません。
そこで見事な筋肉を持つゴルファーとしても有名な松山英樹の筋肉トレーニング法に迫ります。
彼の強さはどこから生まれてくるのでしょう。
松山英樹の筋トレへの想い
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松山英樹選手は世界で通用するゴルフ、世界で通用する体格を持つゴルファーです。そんな松山英樹選手は筋トレについて度々話題に上がります。
後輩へのアドバイス
同じ東北福祉大出身の後輩、竹安俊也選手は当時ツアー未勝利と延び悩んでいました。
そんな彼に松山英樹選手は筋トレの重要性を伝えたのです。竹安選手は在学当時から筋トレに重きを置いてきた先輩松山英樹選手の言葉を受け、公園で毎日トレーニングをしたところ飛距離を10ydほど伸ばせました。
松山英樹選手は学生時代からハードな筋トレを欠かさなかったようです。とはいえ学生時代の松山英樹選手はまだまだ体が出来上がっていませんでした。
体重60キロ台から100キロ代へ
現在の松山英樹選手のプロフィールを見てみると身長が181cmで体重は約90kgです。
しかしメジャーに初挑戦した時の体重はわずか60キロ台で、見た目も細くスラリとした青年のイメージでした。実はこの時は東日本大震災の影響を受け、肉体的にも疲労が蓄積されていたのです。
しかしそれからわずか6年という期間で体重を100キロ台まで引き上げ、安定感を向上させ球の飛距離を驚異的に伸ばしました。
松山英樹選手は国内プロと比較してモンスター級のパワーを手に入れたのです。体格で負けてしまう日本のゴルフを世界レベルに引き上げたのが松山英樹選手なのです。
ゴルファーはアスリートである
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松山英樹選手は、日本のゴルフ選手の筋力不足に疑問を投げかけ改善を試みています。
プロ野球選手は米国に渡り戦っても体格負けしないが、国内のゴルファーは明らかに体格負けしているのです。しかし筋力負けしていてもゴルフは出来ると思いがちなのが現状です。
松山英樹選手は、世界に通用するゴルファーになるには「ゴルファー=アスリート」という気持ちを持つことが大切であると語っています。
「自分が体づくりを率先して行うことで、ジュニアもトレーニングするようになるのかな」と未来に続くゴルファー達も体を鍛えるようになれば良いと発信しています。
ゴルフは体重がある方が飛距離が伸びる
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ゴルフは他のスポーツと違って動き回ったり走り回ったりするものではありません。とある関係者は体重こそゴルフの要であると言い切っているほどです。
名言「動けるデブ」
松山英樹選手の名言といえば「動けるデブ」になるという言葉です。
ゴルファーにとって大切なのは安定感でありブレない体幹なのです。決してムキムキのマッチョになる必要はありません。
「太ももは太いほど良い」というように下半身のトレーニングをしっかり行うのがゴルファー向けトレーニングになります。
体重が安定感を生む
ゴルフは飛距離、そして精度が重要視されます。精度というと小手先の技術のように聞こえますが、精度を生み出すのは体の安定感です。その安定感を生むのが下半身の筋力であり体重なのです。
どっしりとした体格は軸がぶれにくく、体重を球に乗せ飛距離を伸ばすことも出来ます。
とはいえ、ただ太っているだけではいけません。筋肉をしっかりつけたうえで太るべきです。それこそが松山英樹選手の言う「動けるデブ」というわけです。