スポーツ界でもおなじみのALSOKに所属している笠井武広（かさい たけひろ）選手。2017年の世界選手権では、77キロ級の代表に選ばれています。
その後、笠井選手は階級を現在の81キロ級に変更し、東京2020大会の代表選考会を兼ねた2019年ウエイトリフティングのW杯で5位という成績を修めました。この大会で好成績を残した笠井選手のオリンピック出場は、ほぼ確実といっていいでしょう。
男子の代表有力候補（96キロ級～+109キロ級）
続いては男子の96キロ級とそれ以降の重量階級の有望選手について紹介していきます。ここまでくると体重は格闘家やプロレスラー並。テレビで観戦していても見ごたえがありそうですね。
屋良一郎：96キロ級
沖縄タイムス 沖国大から五輪へ 重量挙げ知念・屋良・仲西: 重量挙げの全国高校総体覇者で、ジュニア日本代表経験のある１０５キロ超級の知念光亮（豊見城高出）、９４キロ級の屋良一郎（… http://t.co/YeYvjFRnxx . #沖縄 #宮古 #
— 沖縄ニュースまとめ (@okinawanews4) 2014年4月1日
沖縄県出身の屋良一郎（やら いちろう）選手は、高校時代から注目されている選手です。
昨年沖縄国際大学を卒業したばかりのため、オリンピックでの成績は未知数。しかし、大学時代に全日本大学対抗選手権大会の94キロ級で優勝しており、文字通りの大型ルーキーとしてオリンピック出場の期待が高まっています。
持田龍之輔：109キロ級
持田龍之輔が男子109キロ級で3位 重量挙げW杯 #EXP_SPORTS_NEWS #ウエイトリフティング #Tokyo2020 #がんばれニッポン #Olympics #東京五輪 https://t.co/lm95RFPICx
— ウエイトリフティングニュース速報 (@nya2018exp) 2019年2月28日
持田龍之輔（もちだ りゅうのすけ）選手は、世界選手権大会に過去4度の出場し、全日本選手権大会では2015年から2017年までに3連覇を果たしています。
また、笠井選手も出場したウエイトリフティングのW杯では、109キロ級で3位となりました。先ほども紹介した通り今年のW杯は東京2020大会の選考も兼ねていたため、持田選手もオリンピック出場、そしてメダル獲得が期待できます。
知念光亮：＋109キロ級
おはようございます！
外は冷蔵庫みたいですね！
元気MAX我琉です♡【本日の予約状況】
お昼以降、17時〜19時前までは空いてます！
最近は18時以降の予約が埋まりやすいので連絡はお早めに！ウェイトリフティング全日本選手権105キロ超級優勝者の知念光亮選手が来院♪ドイツ合宿頑張って下さい！ pic.twitter.com/qgARpaLH6a
— かなさんど〜古波蔵整骨院 (@kanasando_315) 2018年2月5日
知念光亮（ちねん こうすけ）選手は、屋良選手と同じく沖縄県出身。沖縄国際大学時代には屋良選手とともにウエイトリフティングのトレーニングに勤しんだそうです。
2016年の全日本ジュニア選手権大会で優勝し4連覇を成し遂げただけでなく、2018年には全日本選手権大会の＋105キロ級で3位に入賞しています。オリンピックへの出場を十分に期待できる選手です。
女子の代表有力候補（49キロ級～64キロ級）
ここからは女子の代表選手を予想していきます。
冒頭で紹介した三宅選手のほかには、どんな注目の女子選手がいるのか。男子選手と同様に、実績を交えながら紹介していきます。
八木かなえ：49キロ級
八木かなえ、階級決まらず苦悩 東京五輪へ「出るからには結果も」 https://t.co/Qhkkn5CXud #スポーツ #スポーツ報知
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2019年2月28日
八木かなえ（やぎ かなえ）選手は高校で競技を始め、わずか4か月という驚異的な早さで全国高校女子選手権で優勝しました。さらにリオオリンピックに53キロ級で出場を果たし、6位入賞の好成績を残しています。
そして、2016年11月に行われた全日本女子選抜選手権では見事優勝。可愛らしいルックスで人気の八木選手ですが、もちろん実力も備えています。
佐渡山彩菜：55キロ級
佐渡山彩奈選手が国体初優勝 福井国体・重量挙げ女子53キロ級 https://t.co/kIpex3hVeZ #国体 #福井国体 #重量挙げ #okinawa #沖縄
— 沖縄タイムス (@theokinawatimes) 2018年10月7日
佐渡山彩奈（さどやま あやな）選手は、三宅選手と同じいちご株式会社に所属しています。
2018年の全日本選手権大会・53キロ級では2位、同年の国民体育大会・53キロ級では優勝、今年のEGAT’s cap・55キロ級では2位と、近年の実績が素晴らしい選手です。
三宅選手の指導を受けているだけあって、コンディションの良さがうかがえます。
安藤美希子：59キロ級
福井国体 重量挙げ女子５８kg級スナッチで、安藤美希子選手（千葉）が日本新記録の１００kgを挙げました。 pic.twitter.com/UNjUTtqoW2
— 東京新聞写真部 (@tokyoshashinbu) 2018年10月8日
安藤美希子（あんどう みきこ）選手は前回のリオオリンピックで58キロ級に出場し、5位に入賞しました。
全日本大学対抗女子ウエイトリフティング選手権を2011年からの4年間優勝し続けた実績があり、さらには全日本女子選手権の58キロ級でも過去7度優勝しています。国内での無双ぶりを、オリンピックでもきっと見せてくれることでしょう。
松本潮霞：64キロ級
今週の放送は女子ウエイトリフティング
日本代表・松本潮霞選手。
リオ五輪に出場した24歳は
９人の大家族の末っ子。
笑顔と涙の絆に迫ります。
12月10日(土)午前11時～
BS-TBSにて放送です。ぜひご覧下さい！ pic.twitter.com/0OLxNy2VwI— 裸のアスリートⅡ【BS-TBS】 (@hadaka_athletes) 2016年12月6日
松本潮霞（まつもと なみか）選手は、リオオリンピックで63キロ級に出場した選手です。結果は9位で惜しくも入賞圏外でしたが、その時に見た表彰台に上がる三宅選手の姿が、今の松本選手のモチベーションに繋がっています。
松本選手は63キロ級の日本記録の保持者であり、東京オリンピックでは当然メダル獲得を目指しているとのこと。ストイックに練習に打ち込んできた松本選手なら、きっと素晴らしい結果を出してくれると期待せずにはいられません。
女子の代表有力候補（76キロ級～87キロ級・＋87キロ級）
最後に紹介するのは、女子の76キロ級と87キロ級・＋87キロ級の選手。どちらの選手も、東京2020大会でのメダル獲得が期待されています。
神谷歩：76キロ級
#ウエイトリフティング の全日本選手権最終日。女子の75kg級は昨年の世界選手権代表の神谷歩選手、90kg級はロンドンオリンピック代表の嶋本麻美選手が2年連続で制しました。 https://t.co/B32vzwaqaI #がんばれニッポン
— 日本オリンピック委員会（JOC） (@Japan_Olympic) 2018年5月27日
神谷歩（かみや あゆみ）選手は、全日本選手権の75キロ級において4連覇を果たしています。オリンピック出場だけでなく、今年の5連覇目も期待されている注目の選手です。
東京2020大会で代表に選ばれれば、神谷選手にとって初のオリンピック出場となります。全日本選手権4連覇の勢いのまま、東京2020大会でも活躍してほしいですね。
嶋本麻美：87キロ級・＋87キロ級
7/26（土）よる7時～
★アスリート日本代表SP★
番組史上、最多の11競技22名のトップアスリートが集結！
ウエイトリフティングから太田和臣さん＆嶋本麻美さんが出演致しますo(^o^)o #ジョブチューン pic.twitter.com/nXAI5rGELR— ジョブチューン (@jobtune_TBS) 2014年7月24日
嶋本麻美（しまもと まみ）選手は、ロンドンオリンピックで75キロ級に出場し8位という成績を修めました。
リオオリンピックでは惜しくも代表に選ばれませんでしたが、2017年の全日本選手権の90キロ級では国内新記録を出して優勝しています。そして、今年の国際大会では87キロ級で2位という好成績。東京オリンピックではロンドンとリオでの雪辱が期待されています。
まとめ
三宅選手はもちろんのこと、日本にはメダル獲得を期待できるウエイトリフティングの選手がたくさんいます。
東京2020大会では、きっと素晴らしい選手たちが、輝かしい成績を修めてくれることでしょう。