フィールドホッケー

東京2020オリンピックのホッケーで活躍が期待される日本選手を紹介!海外コーチ就任でメダル獲得へと繋げられるか?

 

ホッケーについてご存知でしょうか?

あまり馴染みのない方が多いと思いますが、実はこのホッケーという競技は東京2020大会において、日本が最もメダル獲得が期待できる競技のひとつなのです。

近年の日本人アスリートたちの活躍は目覚ましく、各種目でのメダルが期待されています。日本ではマイナースポーツといわれているホッケーですが、日本人選手も十分にメダルを狙えるといえるでしょう。

今回はホッケーの魅力や注目選手についてご紹介しますので、この機会にぜひ興味をもってください。

マイナースポーツ?ホッケーとはどのような競技なのか

ホッケーといっても、今回紹介するフィールドホッケーは、よく知られているアイスホッケーとは全く異なります。

そこで、まずはホッケーとはどのようなスポーツなのか、詳しく紹介していきます。

ホッケーは紳士のスポーツ

ホッケーと聞くと、アイスホッケーを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

アイスホッケーが氷の上で行われるのに対し、ホッケーは芝生の上で行います

そのためフィールドホッケーと呼ばれることもあります。国内の競技人口は3万人ほどで、実はアイスホッケー(2万人)よりも多いのです。

スティックという先端が湾曲した器具でボールをゴールに打ち込むという点では同じですが、「氷上の格闘技」と呼ばれるアイスホッケーに対して、ホッケーはフェアプレーの精神を掲げており、選手同士の激しいぶつかり合いよりも、戦略的で瞬時の駆け引きが魅力のスポーツです。

ゴールキーパーを含めた11人のプレイヤーで行われ、どちらかといえばサッカーに似ているといわれています。

ホッケーの歴史

ホッケーのおおまかな歴史は、以下の通りです。

近代ホッケーの起源は、他の多くのスポーツと同様にイギリスにある。19世紀ごろ、オフシーズンのクリケット選手たちが、試合のできない冬に始めたのが起源と言われている。イギリスにて「ホッケー協会」が組織され、ルール制定されたのが1887年である。そして、1908年にオリンピック競技に認定された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/フィールドホッケー#歴史

近代ホッケーは、19世紀なかばにイギリスのクリケット選手たちが試合ができない冬場のオフシーズンに始めたのが発祥とされています。

ですがその起源は更に古く、紀元前2000年のエジプトまでさかのぼり、ナイル川流域で発見された壁画にその様子が描かれています。

オリンピック競技として登場したのは1908年のロンドン大会からで、これを機に世界に広まることとなりました。

日本においては1906年、慶應義塾で牧師のウィリアム・丁・グレーが有志でクラブを発足したことがはじまりとされています。

日本ではマイナースポーツといわれていますが、長い歴史と伝統のある競技です。

ホッケーの魅力と見どころとは

ホッケーはサッカーのようなスポーツといわれていますがルールには大きく違いがあり、そこが魅力といえます。

ホッケーのルールでは、オフサイドを廃止しています。

なので、縦横無尽にパスが飛ぶようになり、スピーディーな展開が繰り広げられるのです。

この点は、ホッケーの大きな見どころといえるでしょう。

また、シュートはゴール前の半円の内側からしか打てず、戦略的なボール運びをしなければゴールすらままならないシビアさもあります。

ボールの速さは最高で時速160kmを超え、迫力満点のシュートと、目にも止まらない攻防からは目が離せなくなることでしょう。

他にも、何度でも選手の交代ができ、どのタイミングで交代するかという駆け引きも見どころ。

ホッケーの試合は、選手たちの体力と技術、頭脳すべてが注目すべきポイントです。

メダルが期待できる理由とは


東京五輪にあたって、日本のホッケーチームはどのような準備を進めているのか、とても気になりますよね。
ということで、コーチの情報や戦績などについても紹介していきます。

二人の海外コーチの就任

女子の監督はリオ・オリンピックでカナダ男子代表のヘッドコーチを務めたアンソニー・ファリー氏が、男子の監督は元日本代表監督ジークフリード・アイクマン氏が就任するということで、男女どちらも海外の国際試合の経験豊富な監督が選ばれています。

これは確実に世界を見据えての采配といえるでしょう。

ファリー氏は選手とのコミュニケーションを大切にしているため、さくらジャパンの選手たちと良好な関係を築いています。

選手たちとコミュニケーションをとりながら、一致団結して世界と戦うための戦略を日々練っているのです

アイクマン氏は、2009〜2010年に一度日本男子監督を経験しています。

過去には強豪国オランダでヘッドコーチとして指導していた経験もあり、今回も強いチームづくりに協力してくれることでしょう。

二人の海外コーチの監督就任により、日本の世界戦略はすでに始まっているのです。

過去の戦績

https://twitter.com/NagaiHazuki/status/1061952416076058624

1932年ロサンゼルス・オリンピックでは、日本は開催国であるアメリカを破り銀メダルを獲得しています。

その後ローマ、東京、メキシコとオリンピック出場を重ねますが、世界の壁に阻まれしばらくオリンピックの舞台から遠ざかります。

月日は進み、国内の環境が整備され、選手の層もしだいに厚くなってきたなか、2002年のワールドカップで再度日の目を見ることになります。

男女ともに出場を果たし、男子は12位、女子は10位という結果になりました。

2004年のアテネ・オリンピックでは、男子は予選敗退で出場を逃すものの、女子は予選大会優勝と、オリンピック本大会初出場で8位という素晴らしい結果を残しました。

以降、女子日本代表は「さくらジャパン」と名付けられ今のところ北京、ロンドン、リオと4大会連続出場を果たしています。

また、2018年のアジア大会では男女ともに優勝しており、期待が高まっています。

過去の成績や、現在世界の強豪たちと渡り合うために日々強化に励んでいることを考えると、男女ともに十分にメダルを狙える位置にいるといえるでしょう。

決戦の舞台

本番はどのような場所で戦いが繰り広げられるのでしょうか。
会場の情報についても、簡単に紹介します。

大井ホッケー競技場

決戦の舞台となるのは、現在建設中の大井ホッケー競技場

詳細は、以下の通りです。

大井ふ頭中央海浜公園に新しく整備される施設です。
大会後は、ホッケー競技に加え、フットサルなどにも使える多目的グラウンドとして活用される施設になると見込まれています。都内有数の多目的人工芝競技場として、ホッケーその他の競技の拠点となる予定です。

https://tokyo2020.org/jp/games/venue/oi-hockey-stadium/

最寄り駅は大井競馬場前と流通センターで、都心からも空港からもアクセスのいい場所となっています。

完成すれば都内の日本ホッケー協会公認グラウンドは4箇所目となります。

将来ここから新たなオリンピック選手が生まれることでしょう。

女子日本代表さくらジャパン注目選手

「さくらジャパン」の愛称で親しまれているホッケー女子日本代表。
どのような選手がいるのか、さっそく見ていきましょう。

永井葉月(MF)

永井葉月選手はチームの司令塔であるミッドフィルダーです。

ゲームメイクを司る存在で、的確かつ自在なパスからチームメイトの得点につなげるだけでなく、自らゴールを決めることもできます。

サークルの端から放たれるパワフルなシュートが持ち味で、自ら積極的に得点に絡むことができる万能な選手といえるでしょう。

2018年の最優秀選手(年間MVP)に選出されており、今回最も活躍が期待できる選手のひとりです。

前回のリオ・オリンピックで監督を務めた永井祐司監督の娘さんでもあります。

永井友理(FW)

フォワードでエースストライカーの永井友理選手は、永井葉月選手のお姉さんでもあります。

チームメイトを活かす妹の葉月選手に対して、友理選手は根っからのフォワードで、2018年には得点王にもなっています。

抜群のキープ力と粘り強さが持ち味で、更に姉妹の息の合ったコンビネーションは強力な攻撃力を生み出します。

永井選手が得意とするリバースヒットと呼ばれるシュートは、弾道が読みにくいスティックの側面でボールを打つ技術で、まさに必殺技です。

姉妹の連携と果敢にゴールを狙う姿に注目したいところです。

加藤彰子(FW)

https://twitter.com/tvtokyo_hockey/status/1019903285363236869

フォワードの要である加藤選手は、2005年〜2006年のユース日本代表にも選ばれているベテランで、まさに百戦錬磨といえます。

身長148cmと小柄な体格ながら、切り返しの速さを活かして得点を量産します。現に2018年には最多得点選手になっています。

また、過去に4回最優秀選手賞(ベストイレブン)に選出されており、今回の代表選手の中では最多になります。

豊富な経験とキレのあるプレーからは、一瞬たりとも目が離せないことでしょう。

及川栞(DF)

ディフェンダーを目指す及川選手は現在、世界ランク1位のオランダの1部リーグに移籍してプレーしています。

力強く粘り強いディフェンスが持ち味で、自分より大柄な外国人選手にも思い通りのプレーをさせないほどの高い技術を持っています。

ディフェンダーでありながら得点にも絡める抜群のセンスを持っており、2018年のワールドカップでは世界4位のニュージーランドから先制点を取りました。

世界一のディフェンダーを目指していると語る及川選手は、日本の最終兵器といえる存在でしょう。

景山恵(GK)

影山選手はチームの守護神、ゴールキーパーです。

ホッケーでは女子選手でもシュートのときのボールの速度は時速120kmを超え、当たりどころが悪ければ骨折してしまうほどです。

影山選手は長身を活かし、全身ですべてのシュートコースを塞ぐ勇気あるプレーが目立ちます。強烈なシュートを防ぐ姿はまさに最後と砦といえるでしょう。

勇気と長身を活かしたプレーでゴールを守る姿に注目したいです。

男子日本代表サムライジャパン注目選手

男子ホッケーの日本代表チームは「サムライジャパン」の愛称で親しまれています。
「サムライジャパン」にはどのような選手がいるのか、詳しく見ていきましょう。

田中世蓮(MF)

田中選手はミッドフィルダーで、冷静さと的確な判断でゲームメイクする司令塔です。

立命館大学時代には最優秀新人賞受賞や3年連続でインカレ優勝を経験し、更に2017〜2018年の2年連続で最優秀選手(年間MVP)に選ばれています。

卓越したドリブルで冷静にボールを運び、パスや時には自分でシュートを決めるなど、全体的に高い能力を持った選手といえるでしょう。

東京オリンピックでもチームの中心に立ち勝利に貢献してくれることが期待できます。

三谷元騎(MF)

三谷選手はホッケー歴18年のベテランながらドリブルを活かした大胆なプレーが魅力です。

ベストイレブンに5回選出されるなど、その実力は折り紙付きです。

ドリブル能力の高さから、フィールドの中盤から一気にゴールを狙える突破力が持ち味で、福井クラブのエースストライカーでもあります。

もともとはフォワードですが、東京オリンピックではミッドフィルダーとして出場するようです。この采配にどのような意図があるのか、チームの動きから目が離せません。

北里謙治(FW)

https://twitter.com/maimifujita/status/1091546381162995714

フォワードの北里選手は、冷静に見極め確実に決める点取り屋です。

山梨学院大学時代からも活躍しており、最優秀新人賞、大会MVP、チームを2度の優勝に導くなど、まさにエースといえるでしょう。

2018年には得点王になるなど、ドリブルから単独でゴールを狙う突破力や、ゴール前の駆け引きのうまさなど、突出した攻撃力を持っています。

大学卒業後にはALDER飯能に所属し、ベストイレブンに8回選出されるなど百戦錬磨で、代表選手の中でも最年長ということもありチームの精神的支柱となるでしょう。

吉川貴史(GK)

吉川選手はファインセーブを連発するチームの守護神、ゴールキーパーです。

182cmの長身ながら、驚異的な身体能力と冷静な判断力で、ことごとく相手選手のシュートを跳ね返します。

2016年にはベストセーブ賞にも選ばれており、15年のホッケー歴から来る判断力と高い身体能力が武器です。

年齢は25歳でアスリートとしてピークの時期です。東京オリンピックでもその身体能力を見せてくれることでしょう。

山田翔太(DF)

ディフェンスの中心を担う山田選手は、チームの屋台骨ともいえる存在です。

試合の展開を見極める広い視野で相手を寄せ付けず、ディフェンダーでありながら、ひとたび得点に絡めばそのパワーで弾丸のような強烈なシュートを放ちます。

過去3回ベストイレブンに選出されており、活躍が期待されます。

カウンターの際は前線から走り込んでゴール前まで戻るなど、チーム内でもかなりの運動量を誇っており、攻守ともに魅せてくれる選手といえるでしょう。

まとめ

ホッケーは他に類のない魅力を備えたスポーツです。また男女優勝も期待できるほど選手層が厚く、東京オリンピックでも注目すべき競技といえます。

日本ではマイナースポーツとされていますが、東京2020大会でメダルを獲得すれば、今後の更なる発展が期待できるでしょう。

ホッケーに馴染みのなかった人も、この機会に観戦してみてはいかがでしょうか。

       

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