ゲームメイクを司る存在で、的確かつ自在なパスからチームメイトの得点につなげるだけでなく、自らゴールを決めることもできます。
サークルの端から放たれるパワフルなシュートが持ち味で、自ら積極的に得点に絡むことができる万能な選手といえるでしょう。
2018年の最優秀選手(年間MVP)に選出されており、今回最も活躍が期待できる選手のひとりです。
前回のリオ・オリンピックで監督を務めた永井祐司監督の娘さんでもあります。
永井友理(FW)
永井友理選手、スピードに乗ったドリブル! pic.twitter.com/fqMav3iI3o
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フォワードでエースストライカーの永井友理選手は、永井葉月選手のお姉さんでもあります。
チームメイトを活かす妹の葉月選手に対して、友理選手は根っからのフォワードで、2018年には得点王にもなっています。
抜群のキープ力と粘り強さが持ち味で、更に姉妹の息の合ったコンビネーションは強力な攻撃力を生み出します。
永井選手が得意とするリバースヒットと呼ばれるシュートは、弾道が読みにくいスティックの側面でボールを打つ技術で、まさに必殺技です。
姉妹の連携と果敢にゴールを狙う姿に注目したいところです。
加藤彰子(FW)
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フォワードの要である加藤選手は、2005年〜2006年のユース日本代表にも選ばれているベテランで、まさに百戦錬磨といえます。
身長148cmと小柄な体格ながら、切り返しの速さを活かして得点を量産します。現に2018年には最多得点選手になっています。
また、過去に4回最優秀選手賞(ベストイレブン)に選出されており、今回の代表選手の中では最多になります。
豊富な経験とキレのあるプレーからは、一瞬たりとも目が離せないことでしょう。
及川栞(DF)
ホッケー女子日本代表・及川栞「やるからには世界一」東京五輪に向けた覚悟 https://t.co/OnatoBPW1G pic.twitter.com/18fFKZz1g4
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ディフェンダーを目指す及川選手は現在、世界ランク1位のオランダの1部リーグに移籍してプレーしています。
力強く粘り強いディフェンスが持ち味で、自分より大柄な外国人選手にも思い通りのプレーをさせないほどの高い技術を持っています。
ディフェンダーでありながら得点にも絡める抜群のセンスを持っており、2018年のワールドカップでは世界4位のニュージーランドから先制点を取りました。
世界一のディフェンダーを目指していると語る及川選手は、日本の最終兵器といえる存在でしょう。
景山恵(GK)
【プロフィール】#さくらジャパン
女子ホッケーワールドカップ2018名前:#景山恵
ポジション:GK
所属チーム:ソニーHC BRAVIA Ladies
セールスポイント:インターセプト#ホッケー #BSジャパン #テレビ東京【#テレビ東京スポーツ(YouTube)】https://t.co/PzB768DXee
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影山選手はチームの守護神、ゴールキーパーです。
ホッケーでは女子選手でもシュートのときのボールの速度は時速120kmを超え、当たりどころが悪ければ骨折してしまうほどです。
影山選手は長身を活かし、全身ですべてのシュートコースを塞ぐ勇気あるプレーが目立ちます。強烈なシュートを防ぐ姿はまさに最後と砦といえるでしょう。
勇気と長身を活かしたプレーでゴールを守る姿に注目したいです。
男子日本代表サムライジャパン注目選手
男子ホッケーの日本代表チームは「サムライジャパン」の愛称で親しまれています。
「サムライジャパン」にはどのような選手がいるのか、詳しく見ていきましょう。
田中世蓮(MF)
【RSWEB +Rな人】
今回は、ジュニア時代からホッケー日本代表として活躍する、田中世蓮さん(産業社会学部4回生)にお話を伺いました! pic.twitter.com/ei1RpVFzIn— 立命館大学(在学生向け) (@koho_st_RSWEB) February 13, 2015
田中選手はミッドフィルダーで、冷静さと的確な判断でゲームメイクする司令塔です。
立命館大学時代には最優秀新人賞受賞や3年連続でインカレ優勝を経験し、更に2017〜2018年の2年連続で最優秀選手(年間MVP)に選ばれています。
卓越したドリブルで冷静にボールを運び、パスや時には自分でシュートを決めるなど、全体的に高い能力を持った選手といえるでしょう。
東京オリンピックでもチームの中心に立ち勝利に貢献してくれることが期待できます。
三谷元騎(MF)
「ホッケーのまち」の英雄が金字塔 史上初金、福井県の三谷元騎選手 | スポーツ | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE https://t.co/F6zYS8EhuR
丹生高から天理大に進み、1年時から日本代表に選ばれた。— fff (@osaka_7) September 2, 2018
三谷選手はホッケー歴18年のベテランながらドリブルを活かした大胆なプレーが魅力です。
ベストイレブンに5回選出されるなど、その実力は折り紙付きです。
ドリブル能力の高さから、フィールドの中盤から一気にゴールを狙える突破力が持ち味で、福井クラブのエースストライカーでもあります。
もともとはフォワードですが、東京オリンピックではミッドフィルダーとして出場するようです。この采配にどのような意図があるのか、チームの動きから目が離せません。
北里謙治(FW)
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フォワードの北里選手は、冷静に見極め確実に決める点取り屋です。
山梨学院大学時代からも活躍しており、最優秀新人賞、大会MVP、チームを2度の優勝に導くなど、まさにエースといえるでしょう。
2018年には得点王になるなど、ドリブルから単独でゴールを狙う突破力や、ゴール前の駆け引きのうまさなど、突出した攻撃力を持っています。
大学卒業後にはALDER飯能に所属し、ベストイレブンに8回選出されるなど百戦錬磨で、代表選手の中でも最年長ということもありチームの精神的支柱となるでしょう。
吉川貴史(GK)
吉川選手はファインセーブを連発するチームの守護神、ゴールキーパーです。
182cmの長身ながら、驚異的な身体能力と冷静な判断力で、ことごとく相手選手のシュートを跳ね返します。
2016年にはベストセーブ賞にも選ばれており、15年のホッケー歴から来る判断力と高い身体能力が武器です。
年齢は25歳でアスリートとしてピークの時期です。東京オリンピックでもその身体能力を見せてくれることでしょう。
山田翔太(DF)
ディフェンスの中心を担う山田選手は、チームの屋台骨ともいえる存在です。
試合の展開を見極める広い視野で相手を寄せ付けず、ディフェンダーでありながら、ひとたび得点に絡めばそのパワーで弾丸のような強烈なシュートを放ちます。
過去3回ベストイレブンに選出されており、活躍が期待されます。
カウンターの際は前線から走り込んでゴール前まで戻るなど、チーム内でもかなりの運動量を誇っており、攻守ともに魅せてくれる選手といえるでしょう。
まとめ
ホッケーは他に類のない魅力を備えたスポーツです。また男女優勝も期待できるほど選手層が厚く、東京オリンピックでも注目すべき競技といえます。
日本ではマイナースポーツとされていますが、東京2020大会でメダルを獲得すれば、今後の更なる発展が期待できるでしょう。
ホッケーに馴染みのなかった人も、この機会に観戦してみてはいかがでしょうか。