【競泳/池江璃花子】2020東京オリンピックへの出場の可能性は?闘病に苦しむ彼女に五輪という存在は希望をもたらすのか?

 

2019年2月12日に自分自身が「白血病」であると衝撃発表をした池江璃花子選手。

2018年は日本新記録を立て続けに記録し、本当にパーフェクトな戦いを繰り広げ東京オリンピックは確実といわれていただけに、この発表は非常にショックなものでした。

ここでは池江璃花子選手の去年までの成績と今の病状、そして東京オリンピックの出場の可能性はあるのかなどを記していきたいと思います。

池江選手の生まれてから小学生までの軌跡

池江選手はこれまでどのように水泳と向き合い、そして残した記録は東京オリンピック出場できるようなものだったのでしょうか。

幼少期から今までの池江選手と水泳の関係を少し紐解きます。

2000年に水中出産で生まれる

池江選手は2000年7月4日にご自宅のお風呂で水中出産により生まれました。お母様が幼児教室を運営しており、水中出産のメリットなどを考えてのことなのでしょう。

何にせよ「水の申し子」池江選手は、生まれた直後から水と共に居たのです。

また水泳自体も兄弟の影響から3歳で始め、5歳の頃にはクロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと4泳法全てを50m泳げるようになったとのことです。

この頃から既に才能の片鱗を見せている池江選手。

この後どのような活躍をするのでしょうか。

スイミングスクールで「大人も含めた最高記録」樹立

3歳から始めたスイミングスクールで中学1年まで水泳と向き合った池江選手。そのスイミングスクールである「事件」が起こります。

小学6年生の時に100mバタフライの大会がありました。そこで記録した1分2秒3というタイム。これはそのスイミングスクールで「大人も含めた」最高記録だったのです。

小学6年にして大人のタイムも抜いてしまった池江選手。しかもそのタイムは未だ塗り替えられていません。

随所で才能の片鱗を見せていた池江選手でしたが、この時から周りの声は既に「この子は将来日本を背負う選手になる」と確信したことでしょう。

中学自体の池江選手

中学入学と同時に池江選手は更に高みへと登りつめます。

中学1年次 3年を差し置いて全国中学校水泳で優勝

中学1年次には全国中学校水泳競技大会の50m自由形で2位。JOC春季大会では50m・100m自由形と50mバタフライで優勝しています。

この大会は中学3年まで出場できる大会です。その大会で1年の池江選手が優勝するとは誰が思ったでしょうか。

全国の中学水泳チームが池江選手に注目したのはいうまでもありません。

中学2年次 日本選手権で中学生唯一の決勝進出

中学2年になってすぐの4月には日本選手権に出場しています。50m・100m自由形と50mバタフライに出場し、全ての種目で決勝に進みました。

この「日本選手権」は中学生の大会ではありません。「日本一を決める」全日本の大会です。

その大会に、池江選手は中学生の身でただ一人の決勝進出だったのです。他の方は皆大学生か社会人です。

中学生として如何に突出した才能を持っていたかが分かるかと思います。

中学3年次 中学生に敵なし

中学3年になると既に中学生の中には敵はいなく、全日本の選手として活躍するようになります。

東京都選手権大会では日本新記録をマークして優勝。世界ジュニア大会でも2位に入るなど着実に力を蓄えていきました。

高校時代の池江選手

中学時代で既に世界ジュニア大会出場、全日本大会で優勝するなど一気に国内トップ選手に躍り出た池江選手。

高校時代はどのような水泳を見せてくれたのでしょうか。

高校1年次 リオデジャネイロオリンピックに出場

池江選手が高校進学した2016年はちょうどリオデジャネイロオリンピックの年でした、

入学前に行われた日本選手権で日本新記録・ジュニアワールドレコードなどを叩き出し、7種目でのオリンピック出場が決定しました。

リオデジャネイロオリンピックでは女子100mバタフライで6位入賞を果たしますが、その他の競技は予選及び準決勝で敗退。

しかしまだ若干16歳という若さから、周りは次回東京オリンピックでの活躍に期待しましょうという雰囲気に包まれ、池江選手のオリンピックは終了しました。

高校2年次 日本選手権で歴史上初の5冠

2017年、池江選手が高校2年の時の日本選手権は、自由形50m・100m・200mと100mバタフライに出場し、全ての種目で優勝するという快挙を達成。

本選手権での5冠は初めての記録で、誰もが「もはや日本国内に池江選手に太刀打ちできる選手はいない」と思ったことでしょう。

世界ジュニア選手権においても50m自由形、50m・100mバタフライでも優勝。これ程の実績を持つ選手ですから「勝って当たり前」と皆が思っている中、プレッシャーに打ち勝つ姿は非常に心打たれました。

高校3年次 アジア競技大会で日本人初の6冠達成

高校3年の池江選手は、東京オリンピックを2年後に控えメダル獲得の為に着実に動いていました。

中学からお世話になっていた村上二美也コーチに別れを告げ、元オリンピック代表の三木二郎氏を新しいコーチとすることが発表になりました。
更なる高みを目指す為の選択だったのでしょう。

アジア競技大会に自由形50m・100m、バタフライ50m・100m、400mフリーリレー、400mメドレーリレーの6種目に出場。なんとその全ての種目で優勝してしまうという仰天の結果に。

日本人で初のアジア競技大会6冠を手にし大会MVPにも選出され、「東京オリンピックへの視界良好」とされていました。

2019年2月12日 衝撃の発表

https://twitter.com/MIZUNO_SWIM/status/1061606358863110144

東京オリンピックの日本代表に選ばれて当然、そこでメダルを取るのも当然。問題は「メダルの色は何色か」。

そんな無双状態の池江選手が衝撃の発表を行ったのは2019年2月12日。

皆さんご存知かと思いますが、池江選手のツイッターで「白血病という診断が下された」という内容でした。

池江選手のツイッター全文

この発表の後すぐに入院し、検査や治療を開始しているとのこと。

日本中に大きな動揺と混乱を招きましたが、池江選手の一刻も早い回復を願っているのは国民全員同じだと思います。

まずはしっかり休んで病気を治して欲しいですね。

池江璃花子が侵されている「白血病」とは

白血病とは、血液内の白血球数が異常に増えてしまう状態のことをいいます。「血液のガン」ともよく呼ばれる通り、白血球細胞がどんどん増えてしまう病気です。

症状としては貧血・出血・発熱・吐き気・頭痛、関節痛など種々様々なものがあります。

池江選手の白血病の種類は「急性リンパ性白血病」?

一口に白血病といっても色々と種類がありますが、現在池江選手が受けている治療や18歳という若さでの罹患となると、「急性リンパ性白血病」ではないかといわれています。

この病気は最初に強い放射線治療をすることが多く、池江選手も受けたそうです。

放射線治療を受けた池江選手の状態

そのダメージは非常に強く、ご本人のツイッターで

思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。

引用元:https://twitter.com/rikakoikee/status/1103219109360095232

こんなコメントがありました。予想よりかなり辛そうですね。三日間以上ご飯も食べられない程の副作用と戦っています。

しかしツイッターのコメントにはその後にこう続いています。

でも負けたくない

引用元:https://twitter.com/rikakoikee/status/1103219109360095232

やはり勝負強い池江選手。気持ちでは負けていないです。

今の池江選手の心境は如何に

国内最強の成績を残してリオデジャネイロオリンピックに臨みましたが、メダルには届かなかった。それでも日本国内では「6位入賞、良くやった!」と喜んでいたことと思います。

しかし誰よりも悔しかったのは池江選手だったのではないでしょうか。生まれて初めて「予選敗退」を経験したのです。この借りは東京オリンピックで絶対返すと考えていたのは容易に想像がつきます。

そんな折のこの出来事に一番堪えていたのは池江選手自身のはず。「でも負けたくない」と病に立ち向かっています。

そう思うと涙が出そうになります。

池江選手の東京オリンピック出場は可能か?

現在池江選手が白血病と戦っている原動力は、「東京オリンピックに出場したい」という思いが大きいと考えられます。

それでは池江選手の東京オリンピック出場は可能なのでしょうか。

白血病の完治までは半年~2年

白血病は決して不治の病ではなく、放射線治療で7~8割は完全寛解(≒完治)するそうです。

問題はその期間ですが、約半年~2年程度かかると見込まれます。

池江選手は18歳と非常に若い為、仮に最短の半年で完全寛解したとして東京オリンピックまで残り1年。

放射線治療は体力をかなり奪われ体重も減る為、まずは基礎体力をつけるリハビリから進めなければなりません。

そこから徐々に水泳の軽い練習ができたとしても、オリンピックに出場するだけの体力・メンタルが元に戻るかと問われると、非常に難しいと言わざるを得ない状況というのが専門家の見解のようです。

奇跡を信じない人には起こらない 信じて行動を起こすからこそ起きるもの

ただ「医療に絶対はない」というのが通説。

劇的に身体が回復して今年中に水泳の練習が始められるようになるかもしれません。

そしてそれを誰よりも諦めていないのが池江選手自身だと思うのです。だからこそ辛い放射線治療に耐え、「負けたくない」と歯を食いしばって頑張っています。

池江選手が東京オリンピックの出場を諦めないで病と闘い続けていれば、その道は完全に閉ざされることはないと思います。

精神論になってしまうかもしれませんが、「奇跡」はその存在を信じていない人には起こらないものです。

「奇跡」を信じてそれに向かって行動を起こすからこそ、「それ」を手繰り寄せることができるものだと思います。

そして池江選手は正に「東京オリンピック出場」という奇跡を手放さず、諦めず、いつか手繰り寄せようと必死になって戦っているのです。

皆さんで池江選手の応援をしましょう

池江選手同様に私達も奇跡の存在を信じていなければ、池江選手の東京オリンピック出場への道はより細くなっていくでしょう。

応援してくれる人の力は、私達が思う以上に選手の力になるそうです。

とにかく今は病気に打ち勝つこと。その次に基礎体力をつけること。水泳の練習ができるようになること。タイムが出るようになること。

頂上が見えない長い階段を上るような心境でしょうが、一段一段着実に上っていけばいずれ必ず頂上に着きます。

その姿を我々は見守ることしかできませんが、声をかけること、応援することはできるはずです。

2024年ロサンゼルスオリンピック時に池江選手は24歳

奇跡を信じていてもなかなか叶わないかもしれません。だからこそ「奇跡」なのでしょうが。

しかし東京オリンピックの更に次のロサンゼルスオリンピック出場という話になると、一気に現実味を帯びてきます。

何より池江選手はまだ18歳。2024年に行われるロサンゼルスオリンピックの時にも池江選手はまだ24歳。まだまだ伸びしろがある時期です。

その頃には白血病の治療も終わり、基礎体力もついて水泳の練習も再会できていることでしょう。

池江選手の「オリンピックへの挑戦」はまだまだ続くのです。

まとめ

https://twitter.com/rikakoikee/status/982945213546102784

これまで池江選手の今までの驚くべき成績と白血病と診断されてからの状況、今後の展望を書かせていただきました。

皆で池江選手の応援をして、それが少しでもご本人が病に勝つ力になれば良いですね。

       

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