日本中に大きな動揺と混乱を招きましたが、池江選手の一刻も早い回復を願っているのは国民全員同じだと思います。
まずはしっかり休んで病気を治して欲しいですね。
池江璃花子が侵されている「白血病」とは
白血病とは、血液内の白血球数が異常に増えてしまう状態のことをいいます。「血液のガン」ともよく呼ばれる通り、白血球細胞がどんどん増えてしまう病気です。
症状としては貧血・出血・発熱・吐き気・頭痛、関節痛など種々様々なものがあります。
池江選手の白血病の種類は「急性リンパ性白血病」?
一口に白血病といっても色々と種類がありますが、現在池江選手が受けている治療や18歳という若さでの罹患となると、「急性リンパ性白血病」ではないかといわれています。
この病気は最初に強い放射線治療をすることが多く、池江選手も受けたそうです。
放射線治療を受けた池江選手の状態
そのダメージは非常に強く、ご本人のツイッターで
思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。
引用元:https://twitter.com/rikakoikee/status/1103219109360095232
こんなコメントがありました。予想よりかなり辛そうですね。三日間以上ご飯も食べられない程の副作用と戦っています。
しかしツイッターのコメントにはその後にこう続いています。
でも負けたくない
引用元:https://twitter.com/rikakoikee/status/1103219109360095232
やはり勝負強い池江選手。気持ちでは負けていないです。
今の池江選手の心境は如何に
国内最強の成績を残してリオデジャネイロオリンピックに臨みましたが、メダルには届かなかった。それでも日本国内では「6位入賞、良くやった!」と喜んでいたことと思います。
しかし誰よりも悔しかったのは池江選手だったのではないでしょうか。生まれて初めて「予選敗退」を経験したのです。この借りは東京オリンピックで絶対返すと考えていたのは容易に想像がつきます。
そんな折のこの出来事に一番堪えていたのは池江選手自身のはず。「でも負けたくない」と病に立ち向かっています。
そう思うと涙が出そうになります。
池江選手の東京オリンピック出場は可能か?
現在池江選手が白血病と戦っている原動力は、「東京オリンピックに出場したい」という思いが大きいと考えられます。
それでは池江選手の東京オリンピック出場は可能なのでしょうか。
白血病の完治までは半年~2年
白血病は決して不治の病ではなく、放射線治療で7~8割は完全寛解(≒完治)するそうです。
問題はその期間ですが、約半年~2年程度かかると見込まれます。
池江選手は18歳と非常に若い為、仮に最短の半年で完全寛解したとして東京オリンピックまで残り1年。
放射線治療は体力をかなり奪われ体重も減る為、まずは基礎体力をつけるリハビリから進めなければなりません。
そこから徐々に水泳の軽い練習ができたとしても、オリンピックに出場するだけの体力・メンタルが元に戻るかと問われると、非常に難しいと言わざるを得ない状況というのが専門家の見解のようです。
奇跡を信じない人には起こらない 信じて行動を起こすからこそ起きるもの
ただ「医療に絶対はない」というのが通説。
劇的に身体が回復して今年中に水泳の練習が始められるようになるかもしれません。
そしてそれを誰よりも諦めていないのが池江選手自身だと思うのです。だからこそ辛い放射線治療に耐え、「負けたくない」と歯を食いしばって頑張っています。
池江選手が東京オリンピックの出場を諦めないで病と闘い続けていれば、その道は完全に閉ざされることはないと思います。
精神論になってしまうかもしれませんが、「奇跡」はその存在を信じていない人には起こらないものです。
「奇跡」を信じてそれに向かって行動を起こすからこそ、「それ」を手繰り寄せることができるものだと思います。
そして池江選手は正に「東京オリンピック出場」という奇跡を手放さず、諦めず、いつか手繰り寄せようと必死になって戦っているのです。
皆さんで池江選手の応援をしましょう
写真撮りましょーって来てくれた。
可愛すぎか。いや、、可愛すぎか。
癒されたので練習頑張れちゃった♥️ pic.twitter.com/CGEcoQ8CMn— 松本弥生 (@yayoi_matsumoto) January 18, 2019
池江選手同様に私達も奇跡の存在を信じていなければ、池江選手の東京オリンピック出場への道はより細くなっていくでしょう。
応援してくれる人の力は、私達が思う以上に選手の力になるそうです。
とにかく今は病気に打ち勝つこと。その次に基礎体力をつけること。水泳の練習ができるようになること。タイムが出るようになること。
頂上が見えない長い階段を上るような心境でしょうが、一段一段着実に上っていけばいずれ必ず頂上に着きます。
その姿を我々は見守ることしかできませんが、声をかけること、応援することはできるはずです。
2024年ロサンゼルスオリンピック時に池江選手は24歳
奇跡を信じていてもなかなか叶わないかもしれません。だからこそ「奇跡」なのでしょうが。
しかし東京オリンピックの更に次のロサンゼルスオリンピック出場という話になると、一気に現実味を帯びてきます。
何より池江選手はまだ18歳。2024年に行われるロサンゼルスオリンピックの時にも池江選手はまだ24歳。まだまだ伸びしろがある時期です。
その頃には白血病の治療も終わり、基礎体力もついて水泳の練習も再会できていることでしょう。
池江選手の「オリンピックへの挑戦」はまだまだ続くのです。
まとめ
https://twitter.com/rikakoikee/status/982945213546102784
これまで池江選手の今までの驚くべき成績と白血病と診断されてからの状況、今後の展望を書かせていただきました。
皆で池江選手の応援をして、それが少しでもご本人が病に勝つ力になれば良いですね。