体操

【体操】内村航平の2020東京オリンピックでの活躍は期待できる?絶対王者は自国開催の五輪でもその強さを発揮するのか注目

 

2016年リオデジャネイロオリンピックで個人と団体で金メダルを獲得した内村航平選手

個人総合においてはなんと2連覇を達成し、絶対王者としてその名を轟かせました。

そんな内村航平選手は、2020東京オリンピックでどのような活躍を見せてくれるのでしょうか?

オリンピックでの活躍

内村航平選手は3回のオリンピック出場経験があり、どれも素晴らしい功績を残しています。

まず、彼がどのような活躍をしてきたのか、確認してみましょう。

7つのメダルを獲得

2008年8月 北京オリンピック

・団体総合2位 ・個人総合2位 ・ゆか5位

2012年7月 ロンドンオリンピック

・団体総合2位 ・個人総合優勝 ・ゆか2位

2016年8月 リオデジャネイロオリンピック

・団体総合優勝 ・個人総合優勝(連覇) ・ゆか5位

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/内村航平

2008北京オリンピックでは2つ、2012ロンドンオリンピックでは3つ、2016リオデジャネイロオリンピックでは2つ。

合計7つものメダルを獲得してきたことが分かりますね。

また、惜しくもメダルに到達しませんでしたが「ゆか」においては5位を2回も経験。

10年以上にわたって世界のトップを争い続けているのです。

個人で輝かしい功績を残していることから、団体でも内村航平選手の存在が大きな支えになっていることがうかがえますね。

エース&キャプテン

多くの功績を持つ内村航平選手は、日本が誇る体操選手のエースです。

ですが、彼は個人選手としての活躍だけでなく、日本代表のキャプテンとしても顔も持っています。

そう、彼は体操日本代表の男子をまとめ上げるリーダーとしての役割を担っているのです。

日本選手を引っ張るためにまず自分が先導を切る。

先輩として相応しい背中を見せようとするからこそ、個人でも頑張るエネルギー源になっているのではないでしょうか。

彼の取材におけるコメントからは、自分の演技が日本代表選手に与える影響を深く考えている印象を受けます。

体操一家に生まれた

 

内村航平選手は体操教室を営む家庭に生まれ、幼少期から体操器具のある環境で自然と体操を始めるようになったそう。

ところが、最初から体操選手として成果を出していたという訳ではありません。

彼には転機があったのです。

親の反対を押し切って上京

体操選手としての将来を望んだ内村航平選手。

なんと高校生のときに親の反対を押し切ってまで上京して、自らの意思で体操の道へ進むことを決断しました。

徐々に実力を伸ばし、2006年の全日本ジュニア体操競技選手権大会で2連覇を達成。

高校生にして国際大会への出場権を手に入れたのです。

この努力家な側面が、その後のオリンピックでの戦いにも活きているといえます。

得意種目は?

オリンピックの個人総合で連覇を果たした内村航平選手。

その魅力は何といってもそのバランスの良さ。

あらゆる種目において高い水準の演技をこなし、正確かつダイナミックなパフォーマンスを見せてくれるのです。

その中でも特に期待が寄せられる「得意種目」はどれなのでしょうか?

ゆか

オリンピックにおいて銀メダル獲得経験のある「ゆか」。

メダル獲得に至らずとも5位以内にランクインはしており、2020東京オリンピックでもその活躍が期待できる種目といえます。

ここでまず、「ゆか」の競技内容をチェックしてみましょう。

12×12メートルの正方形のゆかの上で、体操競技の技を用い演技する。男子は、徒手体操的運動・平均わざ・静止わざ・力わざ・跳躍わざ・跳ね起きわざ・倒立回転わざ・宙返りわざを組み合わせて演技する。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ゆか

ダイナミックかつ美しい演技が求められる「ゆか」。

技には難易度によってランク付けがされており、高得点を狙うためにはより難しいランクの技を繰り出す必要があります。

なおかつ、思い切った演技をしつつも正確な動きや着地が求められる点がポイントです。

内村航平選手においては技のクオリティがかなり高く、着地による減点をいかに減らし、上位をキープするかという点が見どころ。

非常に美しく正確性の高い世界トップクラスのパフォーマンスには圧巻です。

鉄棒

内村航平選手は世界選手権において何度も「鉄棒」でメダルを獲得した経験があります。

オリンピックでは「ゆか」での成績が目立っていますが、「鉄棒」もメダル獲得を狙える実力なのです。

では、どんな種目なのか見てみましょう。

鉄棒種目は高さ280cmのよくしなる鉄棒を使って実施される競技で、開始から終了まで停止することなく行わなければならない。ゆえに大車輪や手放し技など、もっともダイナミックな演技が行われる種目であり、人気が高い。団体戦や個人総合では、通常は予選上位のチーム・選手の最終種目が鉄棒になることから、結果が鉄棒で決まることも多く、必然的に注目度も高くなる。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/鉄棒

全身を使ったダイナミックな演技が行われる「鉄棒」。

内村航平選手には「鉄棒」に関するエピソードがあります。

2016リオデジャネイロオリンピックでなんと、「鉄棒」の演技中にぎっくり腰を発症。

その痛みに耐えながら続行し、負傷しているとは思えない高得点を叩きだしました。

最後の種目である「鉄棒」で、極限の演技をやりきったのです。

そして2位を僅差で抜き、みごとに個人総合で優勝・2連覇を達成。

精神力の強さには驚愕してしまいますね。

「オリンピック2連覇」や「日本代表キャプテン」などといった要素から来る責任感がそうさせたのでしょうか?

彼の強味はスキルの高さのみならず、「粘り強さ」にもあることが分かるエピソードです。

思わず応援したくなる魅力を持った選手ですね。

平行棒

2016リオデジャネイロオリンピックでは予選で落下してしまった「平行棒」。

     
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