ちなみに、奈紗(なさ)の名前の由来は、アメリカ航空宇宙局(NASA)にちなんだもので、「前人未到の偉業を成し遂げる」という意味で付けられたとか。
前人未到の日本人ゴルフ競技初のメダリストに向けて、期待が高まる注目選手です。
小祝さくら・松田鈴英 「黄金世代」のオリンピック出場は?
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2018年に国内ツアーでの活躍が話題となった、1998年度生まれが中心の「黄金世代」と呼ばれる若手選手たち。
その中から強化指定選手に選ばれたのが、小祝さくらと松田鈴英の2人です。
小祝さくらは、プロ2年目となる2018年のツアー優勝はないものの、4度の2位を記録するなど、若手ながら安定感のあるゴルフが特徴。
世界ランキングは日本人選手の中で5番目となる62位ですが、その安定感のあるゴルフで地道に成績を積み上げれば、オリンピック出場への道も開けそうです。
また、松田鈴英もツアー優勝の経験はないもののトップ10入リの回数は多く、こちらも安定感のあるゴルフが特徴といえます。
世界ランキングは日本人選手の中で8番目の89位とやや厳しい位置にいますが、2019年以降にツアー優勝などの実績を挙げれば、オリンピック出場の可能性も見えてきます。
小祝さくらと松田鈴英は、共にそのキュートなルックスが話題となりますが、実力も確かなものだけに、短期間での爆発的な成長にも注目しましょう。
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上田桃子 国際経験はピカイチ
ノーカット!上田桃子ホールアウトインタビュー#女子ゴルフ #上田桃子 #ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ #ノーカット pic.twitter.com/0iHSOKhIPZ
— テレビ東京ゴルフ情報 (@tvtokyo_golf) March 15, 2019
2007年に史上最年少の賞金女王に輝き、一時期は米国ツアーを主戦場にするなど、若くから活躍してきた上田桃子も今やベテランと言える年齢に。
そんな上田桃子ですが、2007年には国別対抗戦である「ワールドカップ女子ゴルフ」に参加するなど、国際経験に関しては日本人女子選手のなかでは群を抜いています。
世界ランキングは77位と厳しい状況ですが、オリンピックに出場すれば、その経験を活かした活躍に期待できそうです。
強化指定選手だけじゃない! 注目すべき日本人選手たち
2019年度の強化指定選手には選ばれていないものの、オリンピック出場の期待がかかる選手はまだまだいます。
こちらでは、そういった選手たちを紹介します。
池田勇太 前回大会の雪辱なるか?
池田勇太が5位で決勝T進出 6ホールマッチ2回戦から登場#池田勇太 #ISPSHANDAワールドスーパー6パース
https://t.co/wMchUvj7lF— GDOニュース (@GDO_news) February 16, 2019
前回のリオデジャネイロ大会に出場したものの、21位タイという結果に終わった池田勇太。
2019年度は未申請のため強化指定選手には選ばれていませんが、世界ランキングは104位と日本人選手では4番目と好位置につけています。
これまでの実績も豊富であり、東京大会への出場権に最も近い選手の1人といえるのではないでしょうか?
前回大会の雪辱なるか? という話題性にも注目が集まる選手です。
野村敏京 惜しくもメダルを逃した悔しさをバネに
#野村敏京 5位で復調アピール #山口すず夏 は22位 #golfhttps://t.co/d9b0Ndx04i
— 日刊スポーツ (@nikkansports) February 10, 2019
前回大会では4位入賞を果たし、女子のゴルフ競技でメダルに最も近づいた野村敏京ですが、2018年は腰痛のためにツアーを長期離脱するなど苦しい1年となりました。
しかしながら、療養から復活した2019年は序盤から好調を維持しており、現在の世界ランキング(125位)からの急上昇も期待できます。
東京大会への出場が実現すれば、前回大会の経験を活かしたゴルフでメダルへのリベンジに注目が集まるでしょう。
海外ではあのスター選手の出場にも注目!
ここまでは日本人選手に注目してきましたが、世界中の注目を集めるゴルフ競技だけに、海外選手の動向も見逃せません。
ここでは、注目の海外選手について語っていきたいと思います。
前回大会を辞退した選手たちの動向は?
リオデジャネイロ大会では、男子のトップクラスの選手が現地の衛生状態や治安を理由に数多く出場を辞退しました。
ですが、今回の東京大会では衛生状態や治安に対する不安は少なく、出場を辞退する選手は少ないと予想されます。
当時世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)、4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)などは現在でも世界ランキングの上位であり、東京大会では出場に期待がかかりますね。
タイガー・ウッズ スーパースターは東京にやってくるのか?
「首の痛みは、もうない」 #タイガー・ウッズ は
ジェネシス・オープンの際感じた首のはりは心配するほどのものではなかったものの @WGCMexico で悪化。スイングにも影響するようになり、
先週の @APinv を棄権。手術を受けた腰へのストレスが首にかかったことが原因だったと説明。#ザプレーヤーズ pic.twitter.com/azSSD6pnpT— Golf Channel Japan (@GolfChannelJPN) March 12, 2019
ゴルフ界きっての大スターと言えば、間違いなくタイガー・ウッズ(米国)でしょう。
生涯獲得賞金歴代1位、すべてのメジャー大会で3勝する「トリプル・グランドスラム」の達成など、華やかな経歴を誇るタイガー・ウッズ。
一時は自身のスキャンダルが原因でツアーを欠場するなど、ゴルフ界からは「過去の人」扱いを受けたこともあります。
しかし、2018年には全英オープンで6位に入るなど完全復活し、世界ランキングも12位まで上昇したことで東京大会出場の可能性も見えてきました。
ただ、米国は世界ランキング上位がひしめく強豪国であり、タイガー・ウッズのランキングは同国の選手のなかでは7番目。
同国の選手内で上位4人に入らないといけないだけに、簡単に出場権を手に入れられるわけではなさそうです。
とはいえ、全世界のゴルフファンがタイガー・ウッズのオリンピック参加に期待してることは事実ですので、東京大会までにどれだけ調子を上げてくるかに注目しましょう。
女子では韓国人選手の動向に注目
世界ランキング上位に数多くの選手を輩出し、活躍の機会を増やしているのが韓国女子選手たち。
世界ランキング1位の朴城炫や前回大会で金メダルを獲得した朴仁妃だけでなく、日本国内のツアーでもおなじみの申ジエなど、どの選手がオリンピックに出場するのか興味深いところです。
まとめ
ここまでをふまえて、注目選手についてまとめていきます。
東京大会への道のりはまだまだ予想不能!?
ここまで、東京大会への出場が期待される選手について語ってきました。
とはいえ、ゴルフ界には若手・ベテラン含め、まだまだ有力な選手は数多くいますので、今回挙げた選手以外が出場するケースも十分考えられます。
しかし、どの選手が出場してもオリンピックのゴルフ競技が盛り上がることは間違いないでしょう!
それまで無名だった選手が一躍スターになるのは、ある意味オリンピックの醍醐味ともいえますので、それも含めてオリンピックのゴルフ競技を楽しんでみてはいかがでしょうか?