ラグビー 選手 ガッツポーズ

ラグビーのルールを初心者にも解りやすく解説!時間や反則など観戦のポイントとなる部分を押さえれば誰でもすぐに楽しめる!

 

高校や大学などの学生ラグビーはもちろん、ジャパンラグビートップリーグなどの国内リーグ戦やワールドカップなどの世界大会など、ラグビーを目にする機会は非常に多いです。

特に大学ラグビーで初めてラグビーの試合を見るという学生も多く、早慶戦・早明戦などの伝統的な試合は学生以外からも人気のカードです。ラグビーのルールを知るともっとラグビー観戦が楽しくなること間違いなしです。

試合時間・人数・得点・反則などの基本的なルールを知ってラグビー観戦を楽しみましょう。

ラグビーの人数や時間などの基本を抑えよう!

ラグビーラグビーの人数や時間など、基本的なルールを抑えておきましょう。

ラグビーとはどんなスポーツ?

ラグビーとは両チームの選手が一つのボールを奪い合い、相手陣地までボールを運ぶというスポーツです。

サッカーやバスケットボールのように相手のゴールの中にボールを入れるのではなく、「インゴール」と呼ばれるエリアまでボールを運んで地面につけるか、ゴールポストの間にボールを蹴って通すことで得点になります。

ラグビーの人数は1チーム15人

ラグビーの人数は1チーム15人です。15人のうち前8人が「フォワード」・後ろ7人が「バックス」と呼ばれ、それぞれにポジション分けがあります。また、スターティングメンバーの他に8人がベンチ入りでき、交代できる人数も8人までです。

ラグビーの交代人数と交代回数をチェック

ラグビー スクラムラグビーはベンチ入りしている8人が全員交代できます。1度交代した場合、試合に戻ることはできません。なお、最も怪我をしやすいフォワードの最前列である「フロントロー」は3名の交代枠があり、残り5人の交代枠はフロントロー以外のポジションになります。

ラグビーの試合時間

ラグビーの試合は前・後半に分かれており、それぞれ40分ずつで合計80分間になります。前半と後半の間には12分間のハーフタイムがあります。また怪我の治療などで時間が止められた分はロスタイムとして前後半の最後に加えられます。

同点の場合は延長戦

同点のまま試合が終わってしまった場合、10分間の延長戦が行われます。延長戦ではどちらかが先に得点した時点で試合終了になる「サドンデス方式」が取り入れられています。

またそれでも決着がつかない場合には「キッキングコンペティション」が行われ、両チーム5人ずつのキッカーがゴールキックを行います。

ラグビーの得点方法を知ろう!

ラグビーは点取り合戦ですので、得点方法を知っておくことがラグビー観戦を楽しむ第1歩です。さまざまな得点方法がありますのでチェックしておきましょう。

トライ

ゴールポストの立っているゴールラインから奥を「インゴール」と呼びます。ボールをインゴールの地面に置くのが「トライ」といい、5点が入ります。

コンバージョンゴール

コンバージョンゴールとはトライのあとに与えられるゴールキックのことを指し、追加得点の大きなチャンスになります。トライした場所の延長線上からキックをしたボールがゴールポストの間を通れば2点が与えられます。

真ん中に近い場所でトライをすれば、コンバージョンもポスト正面から蹴ることができますので有利です。逆にタッチラインギリギリにトライした場合はかなり角度や距離のあるところからキックすることになってしまいます。

認定トライ

ディフェンスがファウルをした際、ファウルがなければ確実にトライしていたであろう場合には「認定トライ」として7点が加算されます。これはトライの5点にコンバージョンの2点を合わせたもので、キックなしでコンバージョンの得点も認められます。

ペナルティゴール

ファウルを受けてペナルティキックを得た場合、ゴールポストを通過すれば3点が得られます。気をつけたいのが、コンバージョンゴールは2点なのに対しペナルティゴールは3点であるという点です。

ドロップゴール

試合中にボールをワンバウンドさせてから蹴る「ドロップゴール」がゴールポストを通過した場合3点が得られます。特に試合終盤や終了間際などに同点や逆転を狙ってドロップゴールを行う場面がよく見られます。

ラグビー独自の用語をチェック!

ラグビーのスクラム試合中に選手たちが密集してボールを取り合う場面があります。これは他のスポーツでもあまり見られない光景ですので、用語を知っておきましょう。

モール

手に持っているボールの取り合いをするため、立った状態で選手が密集しているのを「モール」といいます。5秒以上モールが続くと審判はボールを動かして前進するように指示します(ユーズイットという)。

このユーズイットの指示のあとすぐにアタックできない場合は相手ボールのスクラムになります。

ラック

タックルを受けたあとなど、地面に転がったボールを取り合うために選手が密集している状態を「ラック」といいます。地面に転がったボールを取るときは手を使ってはならず、足のみで取り合わなくてはいけません。

ラックも長時間に渡って動きがない場合には審判が試合を止め、ボールを保持しているチームのボールのスクラムになります。

ラグビーの反則を知っておくと楽しみが倍増する

ラグビーゲームラグビーは反則による中断とセットプレーが多いスポーツです。また他のスポーツから見ると「これは反則じゃないの?」と不思議に思うシーンもありますので、どのような反則があるのかを見ていきましょう。

タックルは反則ではない!

ラグビーでは相手の体に飛び込んでしがみつく「タックル」をする光景をよく見ます。相手にしがみついてひきずり倒しているので、反則ではないのだろうかと思う人も多いです。ラグビーはタックルはしっかりとルールで認められたプレーですので、反則ではありません。

ラグビーは前方にパスができない

ラグビーパスラグビーは前方にパスをすることができません。前方にパスをした場合には「スローフォワード」という反則になります。この反則をした場合には相手ボールのスクラムから試合が再開されます。

ボールを前に落とすのもNG

ボールを持っているときに前に落としてしまうのも反則になります。この反則は「ノックオン」といい、やはり相手ボールのスクラムで試合が再開されます。

地面に転がったままプレーしてはいけない

ラグビーでは地面に倒れたままプレーしてはいけないという原則があります。タックルを受けて倒れたときなどはボールを手から離さなくてはならず、保持し続けた場合は「ノットリリースザボール」というオフェンス側(ボール保持側)の反則になります。

逆にタックルをした側はすぐにその場から離れなければならず、離れることができないと「ノットロールアウェイ」というディフェンス側の反則になります。

選手が倒れているときに上から倒れ込んでボールが出てくるのを妨害したり相手の動きを妨害したりすることを「オーバーザトップ」といい、やはり反則になります。

悪質なファウルの場合は「シンビン」がある

悪質なファウルをした場合やファウルを繰り返した場合などはイエローカードが提示されます。サッカーのイエローカードは「警告」だけですが、ラグビーの場合には「シンビン」といい、10分間の一時的な退場処分を命じられます。

     
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