その間1人少ない人数で戦うことになります。
レッドカードは一発退場!
非常に悪質なファウルをした場合やイエローカードを2枚出された場合にはレッドカードが提示されます。これはサッカーと同様に退場処分となります。退場した選手は交代することができないため、残りの時間は1人少ない人数で試合をしなければなりません。
ラグビーのセットプレーは脱初心者への第一歩!
ラグビーではスクラムやラインアウトなど、セットプレーが多く行われます。どのような場合にどんなセットプレーが行われるのかを知っておくと、観戦しているときの楽しみが増えるのでおすすめです。
スクラム
スクラムは両チームのフォワードが組み合って押し合うセットプレーです。
ボール保持側のスクラムハーフがスクラム中央からボールを投入し、足でボールを後方に送ったあと、出てきたボールを再びスクラムハーフがボールをキャッチしてパス・ラン・キックなどで展開していきます。
スクラム時には後方5m離れなければならないというルールがあります。
ラインアウト
ボールがタッチラインから外に出た場合はラインアウトといい、タッチラインからのスローインで試合が再開されます。その際両チームが1列ずつ2列に並んで立ち、スローワーはタッチラインから5m以上、2列の真ん中にボールを投げ込みます。
真っ直ぐに投げ込めなかった場合は「ノットストレート」という反則になります。
ペナルティキック
重い反則の場合はスクラムではなくペナルティキックで試合が再開されます。ゴールに近い場所でのペナルティキックは直接得点を狙うチャンスになります。
自陣からのペナルティキックの場合はタッチキック(タッチラインの外にボールを蹴り出す)をして陣地を回復するという方法も取られます。
タッチラインにボールを蹴り出した場合のポイント
サッカーやバスケットボールなどでタッチラインからボールが出た場合は「出た地点からスローイン」ということになりますが、ラグビーでは注意が必要です。
通常フィールドからタッチラインにボールを蹴り出すときにはワンバウンドさせなければいけません。ワンバウンドしなかった場合はボールがタッチラインを割った地点ではなく「キックした地点の真横のタッチライン」からラインアウトで再開します。
またフィールド内の22mラインの内側からキックした場合とペナルティキックの場合には、ワンバウンドしなくてもタッチラインを割った地点からのラインアウトで再開になります。
まとめ
ラグビーのルールは慣れるまでは大変かもしれませんが、まとめてみると意外とシンプルな原則に基づいていることが多いです。
「倒れたままプレーしない」「ボールは前に落とさない・投げない」「密集したまま膠着状態になったら中断・リスタート」という3点を知っておくだけでもラグビーを十分に楽しむことができます。
細かいルールやファウルなどは徐々に覚えていけばよいので、ぜひ上記のルールを見ながらラグビー観戦を楽しんでみてください。