年齢を重ねると疲れが抜けにくいと感じる方は多いでしょう。
これは、年齢とともに体内のカルニチン量が減少していくためと言われています。
エネルギー生産力の低下は体内のさまざまな働きを鈍らせますので、高齢であるほど肉を摂取したほうがよいとも言われます。

摂取による効果には個人差

脂肪酸をエネルギーに変換するとは、別の言い方をすれば脂肪を燃焼するということです。
実際に、カルニチンの摂取が脂肪代謝を促進したとする研究事例は数多く報告されています。
一方で、十分な効果を得られないとする研究事例もあります。

カルニチンが脂質代謝に関わることは間違いないのですが、食品やサプリメントでの摂取が本当に効果があるのかについては、個人差が大きい可能性もあります。
このあたりは実際に摂取してみて確かめるしかないでしょう。

疲労軽減や運動能力の向上も?

エネルギー生成に関わるという関係から、運動時の疲労軽減に効果があるとする研究もあります。
1日2gのカルニチンを摂取した上で30分程度の運動をしたところ、非摂取者と比較して乳酸値が44%ほど低下することが確認されました。
ほかにも、持久力の向上に効果があるとする研究もあります。

こちらも個人差が指摘されている部分ではあるのですが、筋トレに励む方にとっては見過ごすことのできない効果ですね。
若い男性アスリート プロテイン シェークで瓶を持って、白い背景に分離された彼の手を指して

脂質代謝以外にも効果的なカルニチン

脂質代謝に関わるカルニチンですが、健康な生活を送る上で見過ごせない効果も確認されています。

心臓疾患に効果

カルニチンは、心筋(心臓を動かすための筋肉)にも多く含まれます。
このことから、狭心症や、心筋梗塞発作後の死亡リスクの低減など、心臓疾患に対する有効性が指摘されています。

ADHDへの効果が指摘

カルニチンの摂取がADHD(注意欠陥多動性障害)の症状を軽減する可能性があると指摘する研究があります。
さらなる研究が必要とされる分野ですが、最近では「大人のADHD」という言葉もよく耳にしますから、注意深く見守りたいところです。

カルニチンの摂取方法

単独のサプリメントとして

カルニチンは単独のサプリメントとして販売されています。
そのほか、脂肪燃焼効果を謳うサプリメントに含まれることもあります。

基本的には心配ないと思いますが、念のため「L-カルニチン」であることを確認しましょう。

副作用がある場合も

適量を摂取する場合において大きな問題になることはありません。
副作用としては、吐き気や嘔吐などの症状が確認されています。
摂取による体調不良が疑われる場合はただちに中断し、医師の診察を受けるようにしましょう。
ディアナチュラL-カルニチン 90粒
エネルギー生成において重要な役割を果たすカルニチン。
摂取により脂肪を燃焼する効果も期待されますから、筋トレの効率をさらに上げたいと考えている方は、一度試してみてもよいのではないでしょうか。

  

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