朝ダイエットは毎日の習慣にしてしまえば、簡単に取り組むことが出来るものです。
しかし効果を実感出来ないと、なかなか気持ちが持続しないのも事実……。
そこで朝ダイエットを成功させるコツを伝授していきます。
体重は毎日測定する
ダイエットの基本でもありますが、体重は毎日同じ時間に測定しましょう。
可能なら表やグラフとして記録しておくと、しっかりダイエットと向き合うことが出来ます。
また多少の数字の上下を気にすることなく、長いスタンスで目標を立てることも大切です。
白湯を飲んで胃腸を活性化させる
寝起きに白湯を飲む習慣をつけると、朝ダイエットの効果が向上します。
暖かい飲み物で体の機能を目覚めさせ、睡眠中に失われた水分を補給してあげましょう。
体を冷やし内臓の機能を低下させてしまうので、暑い日でも冷たい飲み物を一気に飲むのはNGです。
短時間のながら運動からはじめる
一度習慣にしてしまえば簡単に取り組めるとはいえ、朝ダイエットを習慣つけるのは容易ではありません。
まずは継続出来るようにすることが大切です。
三日坊主になりがちな人は、はじめに「ながら運動」を習慣づけましょう。
歯磨きをしながら踵を上下に動かす、テレビを見ながら足をストレッチするなど、出来る範囲で無理のない運動をします。
体を動かすのが習慣になってきたら、5分~10分程度の運動を毎朝組み込んでいきましょう。
食事方法に気を付ける
朝ダイエットというと、食事制限を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
しかし朝ご飯を食べないということは、昼食で必要以上に食べたものを溜めこむということです。
人の体は、栄養が取り込めず危機を感じると脂肪をため込む習性があります。
食べないダイエットにリバウンドが起きやすいのもその為で、朝ダイエットを成功させたいのなら朝食を抜かないことが大切です。
また食事を抜くことでエネルギーの代謝が減ってしまい、太りやすい体質を生みだしてしまうという悪循環に陥ってしまいます。
とはいえ、とにかく食べればいいというわけではありません。
朝食の食べ方への注意点
朝ダイエットをするうえで、ポイントとなる朝食についていくつか注意点をお伝えします。
血糖値を上げない食べ方をする
朝食に限らず、ダイエット中は血糖値の急激な上昇はNGです。
血糖値が急激に上がると、肝臓に糖が貯蔵されにくくなり余った糖は体脂肪へと変化してしまいます。
急な血糖値の上昇を防ぐ為、下記のような血糖値を急激に上げない食材を選ぶといいでしょう。
- 納豆
- 大根
- ほうれん草
- ひじき
- ヨーグルト など
朝食にありがちなパンやベーコンなどは糖質や脂質が多く、出来るだけ外した方がいい食材です。
洋食から和食へ替え、副菜の量を増やしたり食物繊維を多く摂取するとダイエットに向いた朝食になります。
また食事の際は、消化を良くする為によく噛んで飲み込むようにしましょう。
更に食事の順番は糖分の多いご飯から食べるのではなく、副菜などから食べると血糖値の上がり方がゆっくりとなります。
忙しい人はスムージーがおすすめ
朝食にバランスのいい食事を摂るのが難しい人には、スムージーをおすすめします。
材料にはバナナやアボカド、豆乳やヨーグルト、きな粉などエネルギーを生み出してくれる食材を選びましょう。
ミキサーで材料を混ぜるだけのスムージーは忙しい人にぴったりの栄養ドリンクです。
朝ダイエットで注意すべき点
朝ダイエットの方法を詳しく紹介してきましたが、最後に注意点を確認しておきます。
ウォーミングアップに時間をかける
朝ダイエットにジョギングや筋トレなどのトレーニングを取り入れる人は、通常以上のウォーミングアップが必要です。
寝起きは体が活動する体制にはなっていません、突然激しい運動をすることで急速に心臓へ負担がかかってしまいます。
最悪の場合は心筋梗塞の恐れも出てくるので、30分以上の時間をかけストレッチから軽いエクササイズを取り入れましょう。
高血圧の人は要注意
寝起きは血圧が上がりやすく、血液が流れにくい状態です。
特に高血圧の人の場合は運動量の多いものや、無酸素運動は血圧上昇につながります。
心臓への負担も大きくなるので、朝ダイエットでの運動はかかりつけの医師に相談してからにしましょう。
負荷の大きな運動は消化の良い食事の後
朝ダイエットに荷重をかけたトレーニングを組み込みたい人は、食事の後に取り組みましょう。
血流の悪い朝に大きな負荷をかけると、心臓などに大きな負担をかけてしまいます。
トレーニング前に消化のいい食事をすることで、リスクを大きく減らしてくれるはずです。
朝ダイエットで美しいボディラインを手に入れよう
朝ダイエットは体を引き締めるだけでなく、体を目覚めさせ快適な一日を送ることが出来ます。
食事制限や辛いトレーニングでダイエットを諦めた人も、健康的に美しくなれる朝ダイエットなら続けられるのではないでしょうか。
朝ダイエットで、一日を気持ちよくスタートさせていきましょう。