綺麗に痩せることが出来ると大注目の「ヨーグルトダイエット」ですが、正しい方法で実践していますか?
ただ置き換えるだけの方法では、リバウンドを招いてしまうので要注意です。
食事ごとの効果的な食べ方や、おすすめの市販ヨーグルト、そしてダイエットに一押しのヨーグルトの選び方までしっかり伝授します。
乳酸菌豊富なヨーグルトを使用し、健康的にそして効果的なダイエットを目指しましょう。
一押しのダイエット法「ヨーグルトダイエット」
世間には様々なダイエット方法がありますが「ヨーグルトダイエット」は、現代人に是非おすすめしたいダイエット法です。
まずはヨーグルトを摂取することで得られるメリットを見ていきましょう。
便秘を改善する
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は善玉菌と呼ばれ、腸内環境を整えてくれます。
乳酸菌を摂取することで、腸内の蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発になるので便秘の解消になるのです。
ダイエットにとって便秘は大敵ですが、食事制限などの場合には食物繊維が不足したりして便秘になりやすいもの……。
ヨーグルトダイエットでは、腸内を綺麗に整えることで辛い便秘に終止符を打つことが出来るのではないでしょうか。
免疫力の向上
人間の免疫力は腸が司っている、といっても過言ではありません。
免疫は体を守る大切なシステムですが、食生活の乱れや不規則な生活によって免疫力が低下している人も多いのではないでしょうか。
自分を病原菌などから守ってくれる免疫を上げるには、腸の働きを良くすることが欠かせません。
ヨーグルトを摂取し、腸内環境を整えることは体の免疫力を上げることにも繋がっているのです。
肌が綺麗になる
便秘になると肌荒れを起こしやすくなりますが、これは悪玉菌が増加することで、有害な物質が血液を通し皮膚へ刺激を与える為です。
ヨーグルトの摂取は悪玉菌を減らすことになるので、必然的に肌への刺激が減り肌荒れ対策にも期待が持てるといえるでしょう。
アミノ酸が豊富
ヨーグルトにはアミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は体をつくる元となるもので、アミノ酸が体内で不足すると筋肉がつきにくく、そして落ちやすくなります。
結果、基礎代謝が下がり太りやすくなってしまうのです。
食べないダイエットは一時的に痩せますが、筋肉量も減り太りやすい体質となってしまうデメリットがあります。
一方、ヨーグルトダイエットは筋肉量をしっかりと保ち基礎代謝を下げないダイエットになるのです。
カルシウムが豊富で吸収されやすい
ダイエット中に不足しがちな栄養素のひとつがカルシウムです。
カルシウムは体に必要な栄養素ですが、吸収されにくい栄養素でもあるのです。
しかしヨーグルトはカルシウムが豊富でしかも吸収されやすいという性質を持っています。
更に、ビタミンも豊富なためダイエットには最適な食べ物といえるでしょう。
ヨーグルトダイエットの正しいやり方
健康面、美容面など多彩な効果が期待出来るヨーグルトダイエットですが、本来の「痩せる」という目的の為にはどのように摂取すればいいのでしょうか。
ダイエットにおすすめなのは「夕食」
人間の体は夜の方が消化吸収が進むと発表されています。
その為、夜に暴食をしてしまう人は太りやすい傾向にあります。
腸がしっかりと動き働くのは夜間なので、ダイエットをしたいのであれば夕食にヨーグルトを取り入れるといいでしょう。
腸内環境が整い、体に不要な老廃物の排出に貢献してくれます。
夕食後のデザートとしてヨーグルトを取り入れれば、食べ過ぎを抑えてくれるのではないでしょうか。
食後の方が効果が高い?
食前にヨーグルトを食べると、満腹感を感じるのでダイエットにいいのでは、と思われがちですが、おすすめなのは食後の摂取です。
特に「生きた乳酸菌」は胃酸に強くありません。
食事をして胃酸を薄めてから摂取したほうが、腸への到達率が上がるのです。
食前に満腹感を感じたいのであれば、食前の15分~20分前に白湯を一杯飲むと満腹感を感じます。
食べたものは、満腹中枢に伝達された後に「満腹だ」という指令が体に届きます。
この指令が届くのが15分~20分程度といわれており、その為食前に白湯を飲むと食事の量を抑えることが出来るのです。
食事の量を抑えヨーグルトで腸の動きを活性化すれば、太りにくい体質へと変化していくでしょう。
摂取するヨーグルトの量
食後に摂取するのがおすすめのヨーグルトですが、摂取量の目安としては100g~150g程です。
ダイエットの基本として、食事は腹八分目というものがあります。